【非MTG】読書感想文 『悪の教典』貴志祐介
今日はMTGせずにのんびりしとます~(挨拶)


今回読んだのは『悪の教典』貴志祐介(文藝春秋出版)

すごい厚い本なんですが、没頭して読みふけってしまいました。

この著者の作品は最初の『十三番目の人格(ペルソナ)-ISOLA-』からほぼ全部読んでいるんですが、今回の作品は『黒い家』のドキドキ感を非常に長いページにも関わらずに、薄めずに凝縮したままで最後まで突っ走ってくれているのがすごいですね!

個人的には最近のミステリー傾向の作品よりも、この著者の書くホラーなストーリーのほうが好みなので、よかったです。
※とはいっても、『硝子のハンマー』もおもしろかったし、最近までやってたドラマで鍵のかかった部屋も毎週楽しみに見てました。

今年の11月に映画になるとのことですね、個人的には見に行きませんけど、この世界観が実写というのは、はやりの言葉で言うと…私、気になりますっ♡

ちなみになぜ断定して観に行かないかと言うと、このハラハラドキドキ感は文字で読むからこそだからと思うし、ストーリーの先がわかっていないからこそだと思うので、ストーリーがわかっているにも関わらず、映画を見に行っても、必ず最初原作を読んだ時よりも、つまらなくなるのがわかっていることなのでね。



それから個人的に非常に気になったのは、作品内でちょくちょく出てくる、ダジャレですwww。

非常にシリアスな場面にも関わらず、出てくるうまいダジャレは、さらなるシリアスさを出そうとして書いている調味料としての役割なのか?
はたまた、著者が思いついてしまったから、書きたくなってしまったのか(笑)?

非常に秀逸です。
(例:東大≒TO DIE、死の回転(デスロール)≒死亡者名簿(デスロール))

そして、最後の極め付けの“悪の教典≒開くの、今日、十時(テン)?”

この小説の表題になっている悪の教典を使ってのダジャレを最後に持ってくる辺り、最終的に著者が書きたかったところはここなのか!?


まぁ、要するに面白かった~ということです。

以上~




夏休みとか、実家帰省、サマーソニック参加、等々がこの夏はあるので、MTGへの熱がどうしても下がりやすい時期ではあるんですが…

いつでも全知入りスニークショーと、緑白ケッシグの1人回しは欠かさずにやっとりますよーーーーーー!!


ではでは(@^^)/~~~




コメント

nophoto
腑の味噌汁
2012年11月9日0:01

自分も時々でてくるギャグには緊張が和らぐというかなんというか…             確かに面白かったです(笑)

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