【非MTG】読書感想文 『完全・犯罪』小林泰三著&『99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ』河野英太郎著
【非MTG】読書感想文 『完全・犯罪』小林泰三著&『99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ』河野英太郎著
帰省途中の電車内だったりで結構読書時間が確保できたので紹介


今回は


『完全・犯罪』小林泰三著 (創元推理文庫)

短編集、収録されているのは、以下。

“完全・犯罪”…表題作にもなっている短編。タイムマシーンもの。この作者はSF小説も結構書いていて、好きな方には好きな感じだろう。自分としては嫌いではないけど、好きではないかな?あらすじはタイムマシーンを研究してた研究者がいる、その研究者が研究成果を発表する直前に、別の研究者に同じ内容の論文を発表されてしまって、その研究者を過去にさかのぼって殺害を企てて…みたいな感じ。

“ロイス殺し”…個人的には少し物足りないかな?ミステリ-ともホラーともとれる感じの作品

“双生児”…この短編集の中ではおいらは一番これが好きだなぁ~一卵性の双子、昔はよく親からも名前を間違って呼ばれていたという記憶があって、自己のアイデンティティーとは?というところから話は始まり…実は…みたいな感じのブラックな終わり方

“隠れ鬼”…ブラックユーモア?な小説。まぁ良い

“ドッキリチューブ”…ブラックユーモアですね、まぁまぁ良い

基本全部ブラックな短編、どれも良作ではあるものの、今回はホームランは無かったので少し残念。この方の作品で有名なのは、日本ホラー小説大賞を受賞した『玩具修理者』があるが、その作品以外で自分が好きなのは、『肉食屋敷』に収録されている『妻への3通の告白』。それ以外にもこの方の書いた短編で個人的にホームラン級の短編はたくさんあったと思ったんだけど、思い出せません(笑)
ブラックな話が好きな方はおススメな作家さんなので、いろいろ読んでみるといいと思います。





そんで次は、


『99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ』河野英太郎著 (ディスカヴァートゥエンティワン)

よくあるビジネス書(笑)、読後振り返って今後の仕事の参考にしたいと思ったものを箇条書きすると…


☆自信があるようにふるまえ
※枕詞で「すいません、準備不足ではありますが…」とか「うまく言えないのですが…」的な発言はよい結果をうまない。

☆聞かれたことだけに答えればよい

☆言葉を相手に揃える
※レストランで「パンにしますか?ライスにしますか?」→「ごはんにします」→「ライスですね」は☓、正しくは「ごはんですね」

☆「とりあえず」とは言わず「まず」と言ってみる

☆会議には二種類ある、“ブレスト”型と“エバリュエーション”型

☆メール本文で一番読まれるところは「P.S.(追伸)」部分

☆『あいつ使えない』という表現は、『あの人は役に立たない』という意味ではなく『私にはあの人を使う能力がない』という意味だ。『あいつ』と指差した手の指にうち3本は自分に向っている。

☆簡単なことから習慣化する→「継続は力」ですが、「力が必要な継続」は継続しないのです。

☆オフィスでは真ん中を歩く

☆他力を戦略的に活用する→権威を使う、例として「私のような若造が言っているのではなく、データが示しているのです」とか「〇〇さんの方針にある通り」みたいな


まぁ一週間も仕事から離れるとね…少しは仕事っぽいことしないとちょっとは不安になりますからね(笑)つい買って読んじゃいました。書いてあることは普通のことですが、これがなかなか意識できないんですよね。



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