【MTGの話でもある?】読書感想文 『陽だまりの彼女』越谷オサム著
毎年夏は各出版社の夏の文庫フェアですな~

本は読みたいけど、おもしろい本が見つからない!自分の求める一冊と巡り逢えない!!という方に、ミートボウズ的名著発掘の方法を今日は伝授したいと思います。しかもなんと今日は特別にMTGプレイヤーでもわかるように、お伝えさせていただきますよ~(笑)


①まず本屋に行きます

解説…これをしないと話が始まりませんね、一時のスタンダード環境において、1万円×4枚で4万円を出費して神ジェイスを買わなければ、MTGが出来ない時期がありましたが、この時のカードショップにブッパする4万円と同じ意味合いですwww
もう一度言います、必ず支払いを伴わないと話が始まりません!!!


②各出版社の夏の文庫のフェアのラインナップを確認する


解説…要するにメタ考察です。基本はミステリー・歴史もの・王道もの・恋愛・スポーツもの…等々、ある程度のアーキタイプは決まっています。各社メタの偏りがないように、調整に調整を重ねて厳選をしてきています。正直どのアーキタイプを選択しようとも、大きなはずれはないはずです。しかし、自分に一番のデッキ…、じゃなくて一冊を選択するためにはその中でも吟味をする必要があります。



③自身の好き嫌いを再確認する


解説…過去自分の使っていて…、じゃなくて読んでいて面白かったアーキタイプを考察します。ミステリー?ファンタジー?ホラー?過去の自分のお気に入りと同系の一冊を選ぶことで、快適な読書時間を創っていくことができるのです。



④それが出来れば苦労しないよ~という方は王道ものをチョイス


解説…ぐだぐだ言う奴は青白デルバー使っておけっ!!…じゃなくて(笑)、夏の文庫フェアには必ず、夏目漱石や太宰治、そういった歴代の方や、東野圭吾や有川浩といった、本を読んだことないけど名前は知っているよという作者が名を連ねます。ストライクと大会の上位デッキの完コピデッキを使うのと同様に、非常に高い安定感を誇る、アーキタイプチョイスのやり方です。まず、大失敗をすることはないでしょう…


⑤王道には飽きた、新しい楽しみを見つけたいという方向けの選択方法


解説…青白デルバーもゾンビ殻もステロもナヤ殻も、ほぼメタ上にあるアーキタイプを使い切ってしまって、今さら新しく読んでみたい本もないよという方には、この方法がおススメです。それは夏の文庫フェアで一度も読んだことのない(かつ一度も名前を聞いたことのない)作者の文庫を買うことです。もちろん、そんなの1人だけじゃないし、たくさんいるよという方は、本屋さんの店頭で文庫売上ランキング等を上位から見て、初めて以上の条件に該当する作者の一冊を買うというのが、新しい楽しみを見つける一番の近道になると思います。






……以上が前ふり(笑)


先週せっかく夏休みなんだし、読んだことない作者の本を読もうということで、買ったのが、今回の作品


『陽だまりの彼女』越谷オサム著 (新潮文庫)


感想…文庫の帯には“女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1”というキャッチフレーズで広告されていた。これが女子の理想の恋愛ということなのでしょうか?全体的にアツアツなカップルのノロケ満載になっている恋愛小説。
恋愛小説の王道パターンである、①最初の付き合うまでの盛り上げ→②付き合うことが決まったあとのノロケシーン→③そんな二人に立ちふさがる試練!!→④なんだかんだで丸く収まってハッピーエンド。この構図は基本変わらないものの、途中で恋愛小説でなくて、ミステリー小説なの?それともホラー小説?という読者を一気に引き離すところがあって面白い。※ここは賛否両論だと個人的は思いますけど…
最後の巻末にある解説でもあるように、この小説は人によってハッピーエンドだったのか、バッドエンドだったのかの受け取り方が変わってくる可能性があるという言葉がこの作品を、一番端的に表現した言葉だと思う。
個人的にはハッピーエンドだと思うが、自分が実際にこの作品の主人公の男性と同じ出来事(恋愛)をするということになるのであれば、御免こうむりたい…

まぁ長くなりましたが、いろいろ考えさせられて良い作品だったと思いますということです。


今日は夏休み明けの仕事始めにもかかわらず、無駄にタイピングしまくってしまいました…orz


ではでは(@^^)/~~~


P.S.

いや~何度読んでも、今回の日記はいつも以上に気持ち悪い文章が書けたと思います。おいらは満足ですっ(^_-)-☆!!



コメント

のぶ
2012年8月20日23:11

自分もこれ本屋でひかれて買いました( ´∀`)

ミートボウズ
2012年8月20日23:26

あら、奇遇ですな~
私は先ほど読み終えたところです。


ありがとうございまーす、こんな駄文にコメント頂きまして

恋愛小説を読むのぶさん…大概の女子が惚れちゃいますね!!






ウンパス
2012年8月21日6:39

私も読みました
こういう〆は珍しいですね

ミートボウズ
2012年8月21日6:51

あら、ウンパスさんもですか、この本売れてるようですが、奇遇ですなぁ~(。-∀-)
そうですな、正直この本のジャンル分けが難しいですね。
恋愛小説ならぬ、恋愛ファンタジー小説ですかね。

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