【読書感想文】 『鬼速PDCA』 著:冨田和成
2017年11月30日 読書 コメント (2)
今度手にとったのは営業のハウツー本、手にとった理由がなんと言っても著者の経歴がすごいこと。
一橋大在学中に起業して、卒業後には日本屈指の営業最強カンパニーの野村證券に入社、そこで数々の営業記録を樹立して、その後独立して起業、現在は時価総額100兆円企業になるべく邁進中・・・ってな具合である。
おいらも腐ってもかつては証券会社の営業マンだったこともあり、業界トップの野村證券で営業マンの中でトップになるというのがどれほどすごいことかはわかっているつもり。
この本のタイトルは、『鬼速PDCA』ということもあり、この本の中身が営業の行動基本であるPDCAのことを言っているんだろうなぁ~ってことはわかった上で読んだんだけど、、、この著者の考えの深さに恐れ入った!!!
決して専門的な用語を並べて書かれた本でもないのに、、、難しい数式なり公式が出てくるわけでもないのに、、、、全部わかりやすい日本語で書かれている内容にも関わらず、この本の全てを理解するには生半可な意識では出来ないし、理解できたところで到底実際の行動には移せない、、、、この本は営業のハウツー本なのだろうか?もはや哲学の本なのではないだろうか??・・・そうだっ!この著者は「営業」ということに関して真摯に、、、真面目に、、、情熱を持って接し続けたことで、もはや営業哲学の開祖になられたんだなっ!?
・・・この本、そんな代物でしたww
繰り返しになるが、到底理解できたとは言い難いものの、一応全部読んだ上で、この本を要約するとなると・・・・
営業の基本のPlan(計画)⇒Do(行動)⇒Check(検証)⇒Adjust(調整)を軽んずることなく、鬼の様なスピードで回し続けろっ!!!!
・・・以上であるww
※通常、世間一般的にPDCAと言うと、Aの部分はAct(改善)と言われるが、この本ではPDCAで振り返るサイクルの中で、良い部分があればさらにそれを伸長させることが重要だと考えているため、改善よりも調整という言葉が妥当だということでActではなくAdjustに言い換えているのだそうだ。
まっ、それじゃ~あまりにもそのまんまなんで、以下気になった部分を抜粋していく~
PDCAは、そのPDCA自体も成長していくものであって終わりなどない。さらに言えば、PDCAに慣れてくると同時に回すPDCAサイクルも増える。
「仕事を進めるにあたって計画は誰でも立てるし、実行もできる。ただ、定期的な振り返りをしないからやりっぱなしになって、結果的に同じ失敗を繰り返したりするんだよね」・・・なんて言っている人たちの話をよくよく聞いてみると、実は計画の段階で曖昧な計画しか立てておらず、その結果、振り返りがしたくても大雑把な検証しかできていないというケースがほとんどなのだ。・・・PDCAの5割は計画で決まるといってもいい。
PDCAに不慣れな人や組織の場合、大きな課題や目標をまず分解してみて、そのなかでも重要で効果が大きい指標に絞って、小さなPDCAをいくつか回したほうが、断然扱いやすくなり、結果的に早くなる。
人が不安を感じ、歩みを止めてしまう原因は3つしかない。
「自分はどこへ向かおうとしているのか?」(ゴールが見えない)
「果たしていまの努力は意味があるのだろうか?」(道が見えない)
「この方法のまま続けていていいのだろうか?」(手段が見えない)
PDCAを回すと自信が湧き、自信が湧くからPDCAを続けられるのである。
PDCAを回す人や組織に必要なのは、慎重さと大胆さの中間あたりなのだ。
まず最初にゴールを決める、、、期日の理想としては1~3ヶ月後くらい、、、ゴールが決まったら次は現状とのギャップを確認する、、、、ゴールと現状のギャップが見えたら、そのギャップを埋めるための課題を考える、、、、課題が出たら優先度をつける、このとき優先度を決めるための基準は3つ「インパクト(効果)」・「時間」・「気軽さ」である。
流れ星理論をご存知だろうか・・・流れ星が消え去る前に夢を唱えると夢が叶うと言われているのは、ほんの1秒の間に夢を言葉に出せる段階で、それくらい夢が意識づけされている証拠だという話である。
とてつもないゴールを設定したほうがうまくいく、というのもとてつもないゴール設定をするとその手前くらいまでは余裕で行けてしまうからだ。
タイムマネジメントの手法として、時間が足りないと感じる場合は①捨てる、②入れかえる、③圧縮する、この順番で時間を作っていく方法がある。
検証の段階で絶対にやってはいけないことがある、、、それは「今回はがんばりが足りませんでした」「気合が足りませんでした」「今回はついていませんでした」・・・といった、要因を精神に求めることだ。そうすると、なんとなくひと段落した感じがして思考が止まってしまうから厄介だ。
一般の会社の定例ミーティングは週に1回、1時間程度のケースが多いと思うが、当社ではそれを週に2回、各30分で分けて行う。そうすることで、延べ時間は同じでも、サイクルが2倍速いのである。
こんなところだ・・・正直これらの文章以外にも気になる部分はあったのだが、解説なしで箇条書きするとあまりにも意味がわからな過ぎてしまう文章もあったので省かせてもらったw
いやーこの本を読ませてもらったことで、営業でうまくいかないことがあっても「冨田和成氏のようにはおいらは出来ないし、しょうがあるまい」と思ってあきらめがつけられるようになったと思いますwww
人間としての格の違いを感じさせられる一冊でしたね~
そんな感じっすーー(´∀`*)ノシ バイバイ
一橋大在学中に起業して、卒業後には日本屈指の営業最強カンパニーの野村證券に入社、そこで数々の営業記録を樹立して、その後独立して起業、現在は時価総額100兆円企業になるべく邁進中・・・ってな具合である。
おいらも腐ってもかつては証券会社の営業マンだったこともあり、業界トップの野村證券で営業マンの中でトップになるというのがどれほどすごいことかはわかっているつもり。
この本のタイトルは、『鬼速PDCA』ということもあり、この本の中身が営業の行動基本であるPDCAのことを言っているんだろうなぁ~ってことはわかった上で読んだんだけど、、、この著者の考えの深さに恐れ入った!!!
決して専門的な用語を並べて書かれた本でもないのに、、、難しい数式なり公式が出てくるわけでもないのに、、、、全部わかりやすい日本語で書かれている内容にも関わらず、この本の全てを理解するには生半可な意識では出来ないし、理解できたところで到底実際の行動には移せない、、、、この本は営業のハウツー本なのだろうか?もはや哲学の本なのではないだろうか??・・・そうだっ!この著者は「営業」ということに関して真摯に、、、真面目に、、、情熱を持って接し続けたことで、もはや営業哲学の開祖になられたんだなっ!?
・・・この本、そんな代物でしたww
繰り返しになるが、到底理解できたとは言い難いものの、一応全部読んだ上で、この本を要約するとなると・・・・
営業の基本のPlan(計画)⇒Do(行動)⇒Check(検証)⇒Adjust(調整)を軽んずることなく、鬼の様なスピードで回し続けろっ!!!!
・・・以上であるww
※通常、世間一般的にPDCAと言うと、Aの部分はAct(改善)と言われるが、この本ではPDCAで振り返るサイクルの中で、良い部分があればさらにそれを伸長させることが重要だと考えているため、改善よりも調整という言葉が妥当だということでActではなくAdjustに言い換えているのだそうだ。
まっ、それじゃ~あまりにもそのまんまなんで、以下気になった部分を抜粋していく~
PDCAは、そのPDCA自体も成長していくものであって終わりなどない。さらに言えば、PDCAに慣れてくると同時に回すPDCAサイクルも増える。
「仕事を進めるにあたって計画は誰でも立てるし、実行もできる。ただ、定期的な振り返りをしないからやりっぱなしになって、結果的に同じ失敗を繰り返したりするんだよね」・・・なんて言っている人たちの話をよくよく聞いてみると、実は計画の段階で曖昧な計画しか立てておらず、その結果、振り返りがしたくても大雑把な検証しかできていないというケースがほとんどなのだ。・・・PDCAの5割は計画で決まるといってもいい。
PDCAに不慣れな人や組織の場合、大きな課題や目標をまず分解してみて、そのなかでも重要で効果が大きい指標に絞って、小さなPDCAをいくつか回したほうが、断然扱いやすくなり、結果的に早くなる。
人が不安を感じ、歩みを止めてしまう原因は3つしかない。
「自分はどこへ向かおうとしているのか?」(ゴールが見えない)
「果たしていまの努力は意味があるのだろうか?」(道が見えない)
「この方法のまま続けていていいのだろうか?」(手段が見えない)
PDCAを回すと自信が湧き、自信が湧くからPDCAを続けられるのである。
PDCAを回す人や組織に必要なのは、慎重さと大胆さの中間あたりなのだ。
まず最初にゴールを決める、、、期日の理想としては1~3ヶ月後くらい、、、ゴールが決まったら次は現状とのギャップを確認する、、、、ゴールと現状のギャップが見えたら、そのギャップを埋めるための課題を考える、、、、課題が出たら優先度をつける、このとき優先度を決めるための基準は3つ「インパクト(効果)」・「時間」・「気軽さ」である。
流れ星理論をご存知だろうか・・・流れ星が消え去る前に夢を唱えると夢が叶うと言われているのは、ほんの1秒の間に夢を言葉に出せる段階で、それくらい夢が意識づけされている証拠だという話である。
とてつもないゴールを設定したほうがうまくいく、というのもとてつもないゴール設定をするとその手前くらいまでは余裕で行けてしまうからだ。
タイムマネジメントの手法として、時間が足りないと感じる場合は①捨てる、②入れかえる、③圧縮する、この順番で時間を作っていく方法がある。
検証の段階で絶対にやってはいけないことがある、、、それは「今回はがんばりが足りませんでした」「気合が足りませんでした」「今回はついていませんでした」・・・といった、要因を精神に求めることだ。そうすると、なんとなくひと段落した感じがして思考が止まってしまうから厄介だ。
一般の会社の定例ミーティングは週に1回、1時間程度のケースが多いと思うが、当社ではそれを週に2回、各30分で分けて行う。そうすることで、延べ時間は同じでも、サイクルが2倍速いのである。
こんなところだ・・・正直これらの文章以外にも気になる部分はあったのだが、解説なしで箇条書きするとあまりにも意味がわからな過ぎてしまう文章もあったので省かせてもらったw
いやーこの本を読ませてもらったことで、営業でうまくいかないことがあっても「冨田和成氏のようにはおいらは出来ないし、しょうがあるまい」と思ってあきらめがつけられるようになったと思いますwww
人間としての格の違いを感じさせられる一冊でしたね~
そんな感じっすーー(´∀`*)ノシ バイバイ
コメント
あんがと!その一言でこういう記事を書いてもいいんだと勇気が持てるよ!!
・゜・(ノД`)・゜・