【読書感想文】 『妻のトリセツ』 著:黒川伊保子
2019年2月9日 読書 コメント (8)
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https://www.amazon.co.jp/%E5%A6%BB%E3%81%AE%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%BB%E3%83%84-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE-%CE%B1%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E9%BB%92%E5%B7%9D-%E4%BC%8A%E4%BF%9D%E5%AD%90/dp/4065133394
日経新聞の広告を見て、あまりにもうちの妻の行動がドンピシャだったもので、その日の仕事の帰りに本屋によって購入~即日に読破~という流れです(^_^;)
これまでも男女の脳の違い、感性の違いを書いた本はあったけど、ここまで現実の夫婦生活を主眼に書かれた本は初めて!!!
この本の冒頭にも書かれていたが、結婚してこれから妻が妊娠⇒出産になってくるであろう男性には必読の書と言える!!
そうでなくても、おいらのように子どもがすでにいる家庭でも非常にタメになることが書かれていましたよ~
おいらこういうノンフィクション系の本を買って読むときには、マーカーをひきながら読むのが日課なんだけど、ここまでマーカーを引きまくった本は初めてじゃないかな??ってくらいw
つーわけで、以下マーカーをひいたところを中心に書き出してみるーーーーー
・・・・と、まぁーこんな感じの本です(;^ω^)
男性のおいらが読んで、「へぇー女性ってそういう風に感じるもんなんだなぁー」って勉強になりつつ、女性がこれを読むとどういう感想を持つもんなんだろうね?
この本を読んで改めて感じたけど、女性の思考って非常に「理不尽」なんだよね~ww
※この本でもその点は認めている
『心と裏腹な妻の言葉翻訳集』の女性の言葉と翻訳文を読んでいる時に、かつての妻の言動がフラッシュバックしてきて、今になって「あーそうそう、そういうことってあったわぁ・・・(^_^;)」って恥ずかしくなりましたw
まぁ、この本を読むことができたことで、これからの人生はこれまで以上に男女の違いを楽しみながら、夫婦生活をしていきたいなぁーと思ったわけです。
現場からは以上でーーーーす!!!
ではでは~(´∀`*)ノシ バイバイ
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日経新聞の広告を見て、あまりにもうちの妻の行動がドンピシャだったもので、その日の仕事の帰りに本屋によって購入~即日に読破~という流れです(^_^;)
これまでも男女の脳の違い、感性の違いを書いた本はあったけど、ここまで現実の夫婦生活を主眼に書かれた本は初めて!!!
この本の冒頭にも書かれていたが、結婚してこれから妻が妊娠⇒出産になってくるであろう男性には必読の書と言える!!
そうでなくても、おいらのように子どもがすでにいる家庭でも非常にタメになることが書かれていましたよ~
おいらこういうノンフィクション系の本を買って読むときには、マーカーをひきながら読むのが日課なんだけど、ここまでマーカーを引きまくった本は初めてじゃないかな??ってくらいw
つーわけで、以下マーカーをひいたところを中心に書き出してみるーーーーー
そもそも妻の怒りの理由は、「今、目の前で起きたこと」だけではない。過去の関連記憶の総決算として起こるものなのである。
女性は、感情に伴う記憶を長期にわたって保存し、しかも「みずみずしく取り出す」ことが得意な脳の持ち主だ。
心が動くと、その「感情の色合い」と同系色の引き出しに収納された過去の体験記憶が数珠つなぎになって一気に引き出される。
・・・「感情によって連鎖される記憶」
女性脳は、自らの身を守らないと子供が無事に育てられないため、危険回避のためのネガティブトリガーのほうが発動しやすい傾向にある。身の回りにいる、自分より力が強いものには、特にそうなる。一方で、全身で頼ってくる小さき者にはポジティブトリガーが発動されやすい。
・・・「夫にはひどく厳しく、子どもやペットにはべた甘い」
怖い、辛い、ひどいといった危険に伴う体験記憶は、子どもを守るために「とっさに発動すべき」第一級重要情報であるがゆえに、それを引き出すネガティブトリガーは、周産期(妊娠、出産)と授乳期に格段にパワーアップする。
周産期・授乳期の妻は、激しいホルモン量の変化に翻弄され、栄養不足で、寝不足で、自分で自分をコントロールすることもままならない「満身創痍」の状態であることを、まず理解すべきだろう。
・・・この時期は、オトコ風を吹かせず、妻の女友達のように接することを心がけよう。
女性脳は、体験データ(記憶)に感情の見出しがついているので、ある感情が起こったとき、その感情の見出しをフックにして、類似の体験データの数々が、芋づる式に一瞬で引き出される。面白いのは、他人の体験であっても、共感して感情の見出しがつけば、自分の体験と同じように扱える点だ。他人の体験談を「とっさの知恵」に変えるのが、共感という行為なのである。
盛大に共感し合って、相手からの「知のプレゼント」を「とっさの使える知恵」に変えて、脳にしまい込む。それが、井戸端会議の正体であって、かなり知的な行為なのである。女が、男との会話を不毛に感じるのは、男たちが「自分の身に起こった、ささやかなこと」をプレゼントしてくれないからだ。
女の会話とは、「日常のささやかな体験」を相手にプレゼントし、受けた方は共感で返し、「しばしの癒し」をプレゼントする、いわば共感のプレゼント大会なのだ。
恋に落ちる男女は、生物多様性の論理に則って、感性が真逆の相手を選んでいるからにほかならない。
逆に、好きな食べ物も、好きな映画も、笑いのツボも一緒という夫婦は、相手にイライラすることが少なく、まるで親友のような穏やかな関係を築くことができる。その代わりに発情しにくいので、セックスレスになりやすい。
父親がやるべきことは、妻と娘がもめていたら、どちらの言い分が正しいかをジャッジすることではない。「どちらが正しいかは関係ない。お母さんを侮辱した時点で、お前の負けだ」と娘に告げることだ。
女性脳は感じる領域である右脳と顕在意識の領域である左脳の連携がよく、直感が働く脳である・・・一方男性脳は「比較検討」でものを選ぶ。
※服屋で妻が夫にどっちの服が似合うかと2着の服を持ってくる、それに対してAと言ったにも関わらず、Bを妻が購入する行為
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夫に意見を聞いてみたのは、「十中八九、夫は無難な正論を言うだろう。それでも私は、Bを買いたいのだろうか」というのが、半分無意識ながらの女性脳の気持ち。つまり夫に「B」と言われても、心が揺るがないかどうか最終確認をしたかっただけなのだ。
妻をひどく傷つける言葉がある。その代表格が「言ってくれれば、やったのに」だ。
・・・言わなくても察して欲しい
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言うべきなのは「気がつかなくてごめん。僕がやるべきだったね」だ。
女性脳は、「心の通信線」と「事実の通信線」の2本を使って、会話をする。たとえば、友達の「事実」を否定しなければならないとき、女性はまず「心」を肯定する。
・・・「あなたの気持ち、よくわかる。私だって、きっと、同じ立場なら、同じことをしたと思う。でも、それは間違ってるよ。」
『心と裏腹な妻の言葉翻訳集』
「あっちに行って!」⇒あなたのせいでめちゃめちゃ傷ついたの。ちゃんと謝って、慰めて!
「勝手にすれば!」⇒勝手になんかしたら許さないよ。私の言うことをちゃんと聞いて。「好きにすれば」は同義語
「自分でやるからいい」⇒察してやってよ。察する気がないのは愛がないってことだね。
「どうしてそうなの?」⇒理由なんて聞いていない。あなたの言動で、私は傷ついているの。
「なんでもない」⇒私、怒ってるんですけど?私、泣いているんですけど?放っておく気なの?
「一人にして」⇒この状況で本当に一人にしたら、絶対に許さない。
「みんな私が悪いんだよね」⇒えっ?それって私が悪いの?私のせいなの?あなたのせいでしょ。
「やらなくていいよ」⇒そんな嫌そうにやるならもう結構。私はあなたの何倍も家事してますけどね。
「理屈じゃないの」⇒正論はもうたくさん。「愛しているから、君の言うとおりでいい」って言いなさい。
「別れる」⇒ここは引けないの。あなたから謝って!
結婚生活なんて、悪い思い出だけ繋げば失敗したように感じ、いい思い出だけ繋げば成功したように感じるもの。
思いっきり思い出紡ぎモードに入っている記念日は、ポイント1000倍デーと心得よう。
記念日をより幸せな記憶にするための、二つの方法がある。それが予告と反復だ。
女性脳は、点と点の間を面で埋める。つまり、月に1回のデートの約束があれば、デートの前の2週間を予告として楽しみ、デートの後の2週間を余韻として楽しむ。
“サプライズは逆効果になることも”
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誕生日に予告も無しに連れて行かれたのが高級フレンチ。食事が終わり、、、サプライズでバースデーケーキが運ばれてくる。それと同時に楽団がバースデーソングを演奏し始める、、、そしてあらかじめ預けておいた花束を渡されて・・・と、こんなロマンチックな演出をされても、あまり嬉しくない。どころか、その場に合わない(と男性は気づいていないが)服装や、完璧でないヘアやメイクの菅谷のまま注目を浴びることが恥ずかしいし、惨めに感じていたりする。何よりもその日を思い描きながらドレスを選んだり、美容院に行ったりする、そういう楽しみを全部奪われてしまったことが悲しいのだ。
哺乳類のメスは、自分が健康で快適な状態でないと子孫が残せないからだ。自分を大切にすることは、そのまま種の保存につながる。
対象となるものを基点にして、自分の立ち位置を把握する男性脳は、「一番」と言われるのが好き。たくさんの人の中で、比較されて「あなたが一番」と言われたら気分がいい。しかし、女性脳が好きなのは、唯一無二。「君が一番きれいだ」ではない。
「心の支えとなる人」の調査結果を見ると、日本人男性は、1位が配偶者あるいはパートナーで78.8%となり、2位の子ども48.3%を大きく上回る。ちなみに日本人女性の場合は、1位が子ども65.0%、2位が配偶者あるいはパートナーで54.0%である。
いい夫とは、「おおむね優しくて頼りがいがあるが、時に下手をして、妻を逆上させる男」にほかならない。
昔は、怒りを爆発させることを「雷を落とす」と言ったものだが、ストレスの放電は、雷によく似ている。なぜなら「一番、高いところ」に落ちるからだ。
・・・・と、まぁーこんな感じの本です(;^ω^)
男性のおいらが読んで、「へぇー女性ってそういう風に感じるもんなんだなぁー」って勉強になりつつ、女性がこれを読むとどういう感想を持つもんなんだろうね?
この本を読んで改めて感じたけど、女性の思考って非常に「理不尽」なんだよね~ww
※この本でもその点は認めている
『心と裏腹な妻の言葉翻訳集』の女性の言葉と翻訳文を読んでいる時に、かつての妻の言動がフラッシュバックしてきて、今になって「あーそうそう、そういうことってあったわぁ・・・(^_^;)」って恥ずかしくなりましたw
まぁ、この本を読むことができたことで、これからの人生はこれまで以上に男女の違いを楽しみながら、夫婦生活をしていきたいなぁーと思ったわけです。
現場からは以上でーーーーす!!!
ではでは~(´∀`*)ノシ バイバイ
コメント
そんな私は極力ヒステリックでない嫁を見つけて穏やかに過ごしておりますが。。
私もこいつを読んでよりよく過ごしていきたいですね。
すばらしい記事をありがとうございます。
どもども、コメントありがとうございます。
本にも書いてありましたが、女性は周産期(妊娠&出産)を経て変身します!!
ヒステリックでないお嫁さんも、人が変わることがあるのでご注意ください(体験談w)
まっ、なんにしてもこの本を読んだことで、よりよく過ごせるはずだと思います。おすすめです。
>>re-giantさん
なんとも嬉しいコメント、、、(゜´Д`゜)
“読書感想文”という名のもとに、読んだ本の感想というよりも要約が多い気がしていて、看板に偽りあるなぁ~って思ったりするこの頃だったので、そういってもらえると救われますww
後悔すべきはネタバレを恐れずに書いてしまっていることですね、、、『ぼぎわんが、来る』のネタバレも書いちゃっているところなんで(それを踏まえてもおもしろい作品であることは間違いないとは思っていますが)、ネタバレ内容を忘れた頃に読むのが一番楽しめるコツかもしれませんwww(;^ω^)
これらの説は社会的格差を正当化するために、大昔、(19世紀など)に捏造されたものも多いです。
共感~感情的~などのステレオタイプは生物学的にも根拠がありません。(どちらかといえば、より感情的&激昂させるのは男性ホルモン)
日本語記事もありますので、よろしければ是非
(これだけが根拠ではなく、多くの研究や書籍があります)
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/17/020800002/021400005/
「男脳」「女脳」のウソはなぜ、どのように拡散するのか
https://wired.jp/2015/11/05/male-female-brain-difference/
これまで「男性脳」「女性脳」の根拠とされてきた脳の性差は実際には存在しないことが判明した。
https://www.theguardian.com/science/2019/feb/24/meet-the-neuroscientist-shattering-the-myth-of-the-gendered-brain-gina-rippon?CMP=share_btn_tw
https://www.nature.com/articles/d41586-019-00677-x
科学の検証によって消えた説を持ち出す害について。
https://www.swissinfo.ch/jpn/%E7%94%B7%E6%80%A7%E3%81%AF%E6%95%B0%E5%AD%A6%E3%81%AB-%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%AF%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%81%E8%A1%8C%E5%8B%95%E3%81%AB%E5%84%AA%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B-/31568310
「男性は空間把握があり、女性は言語能力が高い」など、多くの人が”好む”迷信に関する記事です。
調査する地域によっては、男女の空間把握の結果に差が出ません。
女子への抑制が少なく、男子と同じくらい自由な地域だとそういう結果になるそうです。女子が屋内の仕事に割り振られる地域では差が見られたとのこと。
言語能力も男女で差は無いそうです。
コメントは削除していただいて構いません。
一人でも多くの方に正しい情報が伝われば良いなと感じ、コメント失礼いたしました。
これはこれは、拝見させていただくに、あなた様は脳神経学の研究者様でありますでしょうか?
個人的には黒川さんの論理を否定することもなければ、あなた様の論理を否定するつもりもございません。
確かにこの『妻のトリセツ』に関しては、根拠レスな記述が延々と続いている部分があります。けれど妻子持ちの私が「合っている」なぁーと思う部分が多いことは確かですし、この本を参考にすることで妻とのコミュニケーションがそれまで以上に円滑になりそうであることは間違いない事実だと思っております。
・・・ですが、研究者様にとっては大事なのは、よりタメになりそうなことよりも、より正しい、より真実に近いのはどちらか?の方が追求すべきことなのだと思われます。
今後この記事を検索なりで巡って見にこられた方が、あなた様のコメントなり貼っていただいたサイトを見ることは有意義なことだと思いますので、コメントは残させていただきます。コメントありがとうございました。
妻のトリセツ翌日には購入して読んでおりました。
嫁のみならず、よそ様の嫁にも実際に当てはまるパターンも多く、
おかげさまで妻の導線を先読みして、
家事の負荷を減らし、
嫁様のストレスを軽減できたと思います。
作者はいろいろとバッシングされてはおりましたが、
主様と同意見ですねぇ。
大事なことは学問が正しいかより、
対価を払って購入したブツが役に立つかどうか。
本のタイトルで損しておりますが、
妻の科学や、トリセツではなく、
妻の心情を少しでも理解したい、
妻との関係をより良くしたいという方におすすめですね。
良い本をご紹介頂きありがとうございました。
本当のことを言うと中国でも他の研究では一貫して男性が上回っています
視覚空間能力は哺乳類、全ての年齢、あらゆる集団において
あらゆる状況において存在する根本的な性差です
これほど一貫した性差は数えるほどしかありません
性差が小さい結果の方が注目されやすくなります(言語能力の場合大半の研究で性差に有意差が無く有意差があっても効果が小さく逆方向の結果が多いためこれは当てはまらない)
言語能力の性差は完全に評価方法に依存しますし
よく引用される言語流暢性に関しても男性が多くの語を表出した結果も多くある
社会性に関しても男性の方が優れているとされている
知的能力において女性を支持する性差は全てが標準偏差の半分にも満たず
僅かな差で1標準偏差を超えるものは一つもない
対して男性を支持する性差は1標準偏差を超えるものが複数あります
知的機能において女性を支持する性差は小さく強固なものではないためもはや
ないと言えます 男性を支持する性差は差が大きすぎるので無視はできない