【読書感想文】 『予言の島』 著:澤村伊智
気がついたら、次のエキスパンションのスポイラーが出始めて来てて、新環境になるまでスタンダードもやる気でないわなぁ~~ってことで今日も今日とて読書です。。。


今回読んだのは、私お気に入りの作家さんである澤村伊智さんの作品。今年の3月に刊行された本で、発売してすぐに購入はしていたものの、積んだ状態にしてしまっていた本。

重い腰を上げて開いてみたら、、、先が気になってしまって、日中仕事で読めない状態にも関わらず、平日3日間で読み終えてしまいました。


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ホラー作家である澤村さんが、初めてミステリーを書いたということなんで、気にはなっていたんですよ。



本の帯には、“初読はミステリ、2度目はホラー”と書いてあり、一体どういう意味なんだろう?と考えて、個人的には“きっと殺人事件が起こって、その犯行のトリックだったりはミステリ調に解き明かされつつ、最終的なオチとしては殺人事件のおおもとの原因はオバケ・妖怪の類いのものなんではないか?”なんて、想像していたんですけどね。良い意味で裏切られました~ヽ(´▽`)/




個人的な読後感としては、、、

読み始めた当初は、「こんなんどうやってもホラー小説やん」って感じで読み始めて、途中登場人物たちの会話のやりとりが「さすがホラー小説家の書く初めてのミステリ小説やから、なんだか読みにくいなぁ~」と感じつつも、ホラー風味絶頂のまま立て続けに殺人事件が発生し、「いったいこれどういう結末になるんだろう?」と疑問にもちつつ、急にミステリ調になったかと思ったら、殺人事件の犯行手口を解き明かし始めて、「そういうことかぁーなるほどなぁー」って思って読みふけりつつも、「まだ本が残りページ数も結構あって、惰性で続くのか?」と思っていたら、そんなことではなくて、最後の最後でとんでもないオチになり、「それはあんまりにも突拍子がなさすぎねーかい?」とは思いつつも、読み終え、読み終えた後も2回目の読み直しとはならないまでも、気になる箇所は何箇所も振り返って読んでしまった!!!!


そんな小説です。
※どんなやww




ホラー⇒ミステリ⇒ホラーの展開で進んでいくので、ホラーミステリホラー小説ってジャンルでいいんじゃないでしょうかw??





ちと、強引感は否めない作品でしたが、さすがの澤村先生の作品でした。




とは言っても、この記事を見て澤村伊智さんが気になった方は、悪いことは言わないのでデビュー作である『ぼぎわんが来る』から読んでください。



めっちゃおもしろいです。個人的には日本のホラー小説は、貴志祐介の『黒い家』と澤村伊智の『ぼぎわんが来る』が二大看板です!!




今日はそんな感じ~~(´∀`*)ノシ バイバイ

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