【読書感想文】 『キレる! 脳科学から見たメカニズム・対処法・活用術』 著:中野信子
どうも~オナニスト兼読書家のミートボウズでーーーすw


最近読んだ本の感想を・・・



この本、日経新聞の広告欄にも何度も見たし、この著者さんの著作を最近色んなところで見るように感じるなぁ~と思い購入。


これぞ広告効果って感じ~



でもって感想を率直に言うけど、、、



個人的には、、、(ここが重要ですよ!)




買って損した感が否めません
(;´д`)





正直なんでこの本が売れてんの?ってなった




この著者さんがそこそーこの美人さんだからか?




著書の内容においては非常に興味深い内容もあるんですよ、この著者さんは脳科学者ということで、『キレる』という人間の生理現象に関して脳内でどういった事象が起こっているのか?ということに関しては、わかりやすく詳細に書かれているという印象でした。




でもって問題なのは、人間の脳内の生理現象がわかった上ので、現実のストレス社会への対抗策を著者が論じている部分・・・




本書で書かれている内容を大雑把に言えば、



「ストレスを多く感じる職場環境であれば、周囲にキレるか、もしくは辞職しろ」


以上です、、、(^_^;)




そりゃーね、会社で感じるストレスをどうするか?なんて問題は、根が深い問題で新書一冊で解決できたら世話ねーわっていうくらいの大きな問題だとは思いますよ!!


けどね、キレるor辞めるの二択の解決策ではアカンのではないですかね??





予想するに、この著者が圧倒的に社会的経験に乏しいのだと思いますよ。






それと、本著で非常にひっかかるのが、相手の発言の返答例として非常に良いとして例に挙げられているのが少女漫画の『深夜のダメ恋図鑑』というもの・・・



どういう例があげられているかを具体的にあげますと、こんな感じ



(例)25歳で彼氏がいないことをやり玉にあげられ、「なにその負け組臭。オレがつき合ってやろーか?」と馬鹿にしてくる同僚に対して

↓↓↓

「アハハ。そだねーー✩ で、オマエとつき合ったところでいったい何に勝てるの?」



とか・・・



(例)年上の男性が、「なんの苦労も知らねーゆとりが!」とゆとり世代の若手に言いがかりをつけたとき。

↓↓↓

「ハイ出たー。困ったときのゆとり頼み。先輩~、ゆとり相手にムキにならないでくださいよオ」





とかである・・・(;´д`)




この返答例が現実社会において有効な返答だと本気で思っているか!?



おいらが言えることとしては、


ひとまずいったん脳科学者を辞めて、どこでも民間企業、いや最悪公務員でもいいから人と接する仕事をやってみーや!!


です、、、(^_^;)







つーわけで、著者の悪口はこれくらいにして、この本でためになった部分の箇条書きをして終わりたいと思います。




●脳内の前頭前野という部分の働きのおかげで、理性が働きストレスがかかる場面でも冷静でいられる

しかし、睡眠不足だったり老化の進行で前頭前野は働きが鈍ったり、萎縮したりしていく



●相手にキレる領域を意識的に設定することで舐められない



●パワハラ上司には組織の力を使って対抗する




●10代半ばの男性はテストステロンがたくさん分泌されててキレやすい。そうった子には干渉するのも良くないので、間違った方向に行かないように見守ることが重要。



●心理学的には、互いの関係において「類似性」と「獲得可能性」が高くなる時に、妬み感情が強まると言われている。
類似性とはどれだけ似ているのか?であり、獲得可能性とはどれだけ自分がそれらを得られるかと考えているか?のこと




●70歳過ぎると前頭葉の機能が低下して同調圧力を感じられなくなる。




●回避型人間・・・幼児期に親との関係が断絶しがちだったことで、成熟が早く、独立心が高く、自ら愛着を回避する傾向になることがある。


●不安型人間・・・女性に多い。子供のころに、いい子にしていれば親からかわいがられた、成績などなんらかの成果を出すことによって褒められたなどの枠組みによって、その枠組みを外れたら愛してもらえないと感じたり、条件付きの愛情下で育った人がなりやすい。一人でいることや行動することに不安を感じやすく、他人に依存しやすい。



●反論するときは「私は」を主語にすることで、相手への悪影響を和らげる。



●学校では書かれた文字ばかりを勉強するので、私たちは話す言葉の勉強に乏しい





そんな感じですねー



この著者の本はきっと買わないでしょう・・・・




ではでは(´∀`*)ノシ バイバイ

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索