【読書感想文】 『一流の頭脳』 著:アンダース・ハンセン(精神科医)
2019年11月30日 読書
新書が3連続続いたので、お次は固めの単行本を購入。
『一流の頭脳』というタイトルで、書いているのはスゥエーデンの精神科医さんとのこと。
それにしても最近は、海外著者のこの手の本の表紙って、パッと見ただけで分かるようになってきているよね。表紙に白人の子供が写ってる系の絵柄。
もうこうなってくると、日本人著者が書いた本の表紙に白人の子供の写真が載っていると、出版社にクレームが入るんじゃないかってレベルではないかなぁ~っと。
本題に入りますが、この本は最新の科学的根拠に基づき、脳のパフォーマンスを最大にするにはどうするか?
この一点にのみに焦点を当てて書いてある本です。
章も全部で10章まであって、本のページ数も300ページありますので、結構な文量なんですが、、、、
この本が書いている脳のパフォーマンスを最大限にあげる方法は、ヒジョーーに簡潔です。
結論としては、、、、
運動をしろ!!
・・・以上ですww
本書の内容は、前頭葉・海馬・GABA・コルチゾール・扁桃体・ドーパミン・エンドルフィン・ニューロン・・・等々、脳内物質の様々な働きを丁寧に説明し、どうすれば学力が上がるのか、記憶力が上がるのか、想像力が上がるのか、集中力が上がるのか・・・等々、脳にプラスの作用を起こすにはどういったことをすれば良いのか??ということを論じているのですが、嘘偽りなく言いまして本書を最初から最後まで通じて、著者が言っていることは“運動をすれば脳のパフォーマンスは上がる”という結論の一点に集約されます。
ひとまず約300ページの本作をそれだけで要約終了というのも味気ないので、いつも通り興味深いと感じた部分を箇条書きで書き出していくことにします。
以上~そんな感じ~
運動は重要だということは、ヒジョーに高度な科学的見地から理解は出来たんだけど、、、
理想としてはいるのは、週に3~5日の頻度で、ランニングを30分以上というもので、正直現在の生活サイクルの中に取り入れるのは至難の業ということが個人的結論ですww(;・∀・)
まぁーとりあえず、勉強になったので良しとしておきます~♪♪
今日はそんな感じ~
ではでは~~ (´∀`*)ノシ バイバイ
『一流の頭脳』というタイトルで、書いているのはスゥエーデンの精神科医さんとのこと。
それにしても最近は、海外著者のこの手の本の表紙って、パッと見ただけで分かるようになってきているよね。表紙に白人の子供が写ってる系の絵柄。
もうこうなってくると、日本人著者が書いた本の表紙に白人の子供の写真が載っていると、出版社にクレームが入るんじゃないかってレベルではないかなぁ~っと。
本題に入りますが、この本は最新の科学的根拠に基づき、脳のパフォーマンスを最大にするにはどうするか?
この一点にのみに焦点を当てて書いてある本です。
章も全部で10章まであって、本のページ数も300ページありますので、結構な文量なんですが、、、、
この本が書いている脳のパフォーマンスを最大限にあげる方法は、ヒジョーーに簡潔です。
結論としては、、、、
運動をしろ!!
・・・以上ですww
本書の内容は、前頭葉・海馬・GABA・コルチゾール・扁桃体・ドーパミン・エンドルフィン・ニューロン・・・等々、脳内物質の様々な働きを丁寧に説明し、どうすれば学力が上がるのか、記憶力が上がるのか、想像力が上がるのか、集中力が上がるのか・・・等々、脳にプラスの作用を起こすにはどういったことをすれば良いのか??ということを論じているのですが、嘘偽りなく言いまして本書を最初から最後まで通じて、著者が言っていることは“運動をすれば脳のパフォーマンスは上がる”という結論の一点に集約されます。
ひとまず約300ページの本作をそれだけで要約終了というのも味気ないので、いつも通り興味深いと感じた部分を箇条書きで書き出していくことにします。
●運動によって脳は物理的に変えられる。
●脳の働きのよし悪しは脳細胞のつながりの数で決まると考えていたが、それは誤りであった。正しくは脳の各領域の連携がしっかりとしている状態が、すぐれた脳と言えることがわかってきた。
●緊張する環境下にいるとストレスを感じる。ストレスを感じるとコルチゾールという脳内物質が発生する。コルチゾールが扁桃体を刺激し、さらにコルチゾールを分泌する。そのブレーキとして作用するのが海馬だが、過度のコルチゾールで海馬の細胞は死んでしまうため、慢性的にストレス状態であると海馬が萎縮する。海馬は記憶を司る機関のため、ストレスをためると物覚えが悪くなる。
●海馬と同じようにストレスに対抗する脳内機関として、前頭葉という部分も存在する。前頭葉もやはりストレスによって萎縮する。そして実際に、極度の心配性の人は前頭葉の各部位が小さい。
●運動を長期にわたって続けると、やがて前頭葉に新しい血管がつくられ、血液や酸素の供給量が増え、それによって老廃物がしっかり取り除かれる。そして前頭葉と扁桃体の連携も強化され、運動を定期的に続ければ期間は長くかかるものの、前頭葉は物理的に成長までする。
●筋肉をつけることで、機能障害を誘発するストレス物質を取り除く処理工場として働いてくれる。
●思春期の子供がストレスや不安に悩まされるのはなぜか?
⇒前頭葉や前頭前皮質など、ストレスを抑える脳の部位は、10代ではまだ発達途中の段階で、25歳ぐらいになるまで完成しない。それに対して扁桃体のようなストレスを生み出す部位は、17歳でほぼ完成する。
●扁桃体を切除されたサルたちは、恐怖を感じたり警戒したりする様子がまったく見られなかった。
⇒扁桃体が機能しなくても、一切の感情が失われてしまうわけではないことはわかっている。奪われたのは恐怖(すなわちストレス)を感じる機能だけだった。
●ストレスをためると太りやすくなる。そのわけはコルチゾールの「身体の脂肪の燃焼を妨げる作用」にある。コルチゾールの血中濃度が増えると、腹部に脂肪が蓄積する。そのうえ、食欲が増し、高カロリーのものが食べたくなる。
●ウォーキングとランニングであれば、ランニングをした方が脳へのプラス効果は大きい。肉体にある程度負荷がかかるほうが効果は高いのだ。
●ランニングをすることで、「心拍数や血圧が上がっても、それは不安やパニックの前触れではなく、よい気分をもたらしてくれるものだ」と脳に教え込むことが重要なのである。
●なぜ運動をすると心地よい気分になるのか。
⇒それは、私たちの祖先が狩猟や住処を探す時に走っていたためだと考えられている。どちらも生き延びるための行動であり、そのために脳が報酬を与えてくれていたのである。
●運動は、副作用が一切ない薬だ。
●定期的な運動は抗うつ剤に匹敵する効き目があるというわけだ。
●うつの患者に対して、運動と抗うつ剤で対処した2つのグループでは症状が緩和される率は一緒だったが、再発率に関しては大きな差異が発生した。
運動で治療したグループは再発率が8%だったのに対して、抗うつ剤で治療したグループでは再発率は38%だった。
●脳は25歳を過ぎると、年に0.5~1%程度縮んでいく。しかし、持久力系のトレーニングを行っていた被験者たちの海馬がまったく縮んでいなかったし、それどころか成長して2%ほど大きくなっていた。
●「暗記の能力」は、筋力トレーニングではなくランニングによって高められることがわかっている。それに対して「連想記憶」は筋力トレーニングで高まる。「連想記憶」とは、たとえば顔と名前を一致させる時の記憶。また鍵をどこに置いたのかを思い出すというような記憶は、ランニングと筋力トレーニングの両方に影響を受けるという。
●コンピュータゲームやアプリが提供する様々な認知トレーニングは、確かにゲームそのものは上達しても、とくに知能が高くなったり、集中力や創造性が改善されたり、あるいは記憶力が向上したりといったことはないことがわかった。
●効果が最も上がるのは、トレーニングをしてから1日から数日後であること。だから運動を習慣づけることが重要。
●知能指数の高さと相関性があったのは持久力のみで、筋力とは無関係だった。
●脳に効果をおよぼすには、何より心拍数を上げることが重要である。脈拍を1分間に150回前後まで上げることを目安にしよう。
●ある研究チームが様々な動物の脳の容積を調べてみたところ、おもしろい相互関係が見つかった。高い持久力を有する動物、つまり遠くまで走ることができる動物の脳は大きいことがわかった。人間と同じく持久力のあるラットやイヌも、体重に比べて脳が大きい。これは、おそらく運動によって生成されるBDNFが脳を成長させ、脳細胞の新生を加速させた結果だと思われる。
以上~そんな感じ~
運動は重要だということは、ヒジョーに高度な科学的見地から理解は出来たんだけど、、、
理想としてはいるのは、週に3~5日の頻度で、ランニングを30分以上というもので、正直現在の生活サイクルの中に取り入れるのは至難の業ということが個人的結論ですww(;・∀・)
まぁーとりあえず、勉強になったので良しとしておきます~♪♪
今日はそんな感じ~
ではでは~~ (´∀`*)ノシ バイバイ
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