【読書感想文】 『1兆ドルコーチ ~シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え』 共著:エリック・シュミット、ジョナサン・ローゼンバーグ、アラン・イーグル 訳:櫻井祐子
2020年1月2日 読書 コメント (2)
新年あけましておめでとうございますm(- -)m
今年も今年で、読書をしつつアリーナを回していくことになると思います。本年もよろしくお願いいたします。
つーわけで、年末年始のこの休みのさなか、1冊読み終えましたので感想を書いていこうかと、
今回読んだのは『1兆ドルコーチ ~シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え』でございます。
本屋のビジネス本コーナーに平積みされていて、シリコンバレーのそうそうたるメンバーがこの一人の師匠によって支えられていた!! みたいな帯表紙にまんまと捕まってしまいました。
そうそうたるメンバーというのも、アップルの故スティーブ・ジョブズ、Googleのエリック・シュミット、ラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリン、Amazonのジェフ・ベゾフ、、、等々
要するに、現在の情報社会においての覇者達のほとんどが、このビル・キャンベルという一人の男によって支えられていた!! という驚愕の事実が帯に書いてあるじゃあありませんか~!!
これは読まねば~ってことで買ってきました。
全部で6章の本なんですが、第1章がビル・キャンベル(以降ビルと表記)という人物がどういった人物なのかの紹介なんですが、これが個人的には退屈でした・・・(^_^;)
ビルの偉業がつらつらと書かれているものの、それがなぜなのか?どういった手法でなのか?に関しては非常に曖昧に書かれているんですもの。
※それもそのはず、その内容が第2章以降なんですからw
でもって、第2章以降は徐々に楽しくなっていくんですけど、、、
結論から言いますと・・・
この本の評価は非常に難しいw
(;´д`)
それがなぜかといいますと、帯の推奨文を読む限り、アメリカのIT業界を影で支えてきたドンが存在した!! といううたい文句で、私はあたかもAppleやGoogle、Amazonの革新的なサービス内容を影で操ってきていた人物がいた、と勘違いしてしまっていったんです。
ビルはそういった大手IT企業のCEO達を技術的サポートで支えたいたわけでも、金銭的サポートで支えていたわけでもなく、精神的な面でのサポートだったり、企業体勢的な面でのサポートをしていた人物なんです。
まぁ、そういった点においてのサポートももちろん重要ではあるので、ビルがそれをどうやってやり遂げていたのかをこの本で知ることは非常に興味深い点ではあるんですよ・・・
じゃあビルがどういった手法をすることで、世界的な大企業を支えていたのかというと、、、
愛をもって人と接し、「チーム・ファースト」の精神を企業文化に根付かせ、チーム内のメンバー同士の信頼と誠意を持たせた。
・・・だからだそうです。
いやホントに!!この著作でビルがやっている内容って、「愛情」とか「思いやり」とか「信頼」、「誠意」、「親身」・・・といった言葉で表現されていることばかりなんです。
アメリカという土地柄で日本人の自分からすると理解が難しいということは重々承知なのですが、すごく驚かされたことがあって、じゃあこのビルという人物がどれほどの聖人君子だったかというと、仕事仲間に対しての声かけとしてよく使っていた言葉が、「しくじるんじゃねえぞ」とか「私がえらく見えるほどアホなやつ」とか「お前のケツから頭を引っ張り出す音だ(※どうやらこれが叱咤激励の言葉らしいのですが、日本人の私からは理解に苦しみますw)」とかって言葉なんだそうです・・・
言動は非常に破天荒なビルですが、本作を読むことで人を見る目や、企業風土がどうあれば正しいのかの判断力、コミュニケーションスキルが抜群に優れていて、チームのメンバーのやる気を引き出す力は本物なんだと理解することができます。
そもそもビルは2016年に他界をしている故人で、存命中にビルに支えられていたメンバーの数名がビルについての本を出したいとして出版されたのがこの本作なので、本の内容がビルを師事したたくさんの人たちにインタビューをして、その内容をまとめたものになっています。
一応それぞれの項目で別れてはいるのですが、そういったまとめ方なので、要点が絞りづらくなっているし、かつ内容が精神的なものが多く、抽象的な表現が多いので、いつものような興味深かった部分を箇条書きにするというのはやめておきます。
ほんと読破したのちに感想文書いといてなんだけど、本作は読んでもらうしかないわ、要約できませんこの内容は。
で、ビルのやってきたことを同じようにやることは私には到底無理だと理解することも、本作を読んでよ~く理解できましたw
だから本作の評価は困難だとさせていただきました。
ビルの行動原理を解き明かそうとした、いや正確には、ビルに支えられてきた者達がビルの行動原理を伝え遺そうとした本作は、組織の長や、組織の長を支えるような要職の人向きなのか?はたまた他人とやり取りする全ての人間におすすめできるものなのかもしれません・・・(;゚д゚)ゴクリ…
今回はそんな感じでーーーす
ではでは(´∀`*)ノシ バイバイ
今年も今年で、読書をしつつアリーナを回していくことになると思います。本年もよろしくお願いいたします。
つーわけで、年末年始のこの休みのさなか、1冊読み終えましたので感想を書いていこうかと、
今回読んだのは『1兆ドルコーチ ~シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え』でございます。
本屋のビジネス本コーナーに平積みされていて、シリコンバレーのそうそうたるメンバーがこの一人の師匠によって支えられていた!! みたいな帯表紙にまんまと捕まってしまいました。
そうそうたるメンバーというのも、アップルの故スティーブ・ジョブズ、Googleのエリック・シュミット、ラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリン、Amazonのジェフ・ベゾフ、、、等々
要するに、現在の情報社会においての覇者達のほとんどが、このビル・キャンベルという一人の男によって支えられていた!! という驚愕の事実が帯に書いてあるじゃあありませんか~!!
これは読まねば~ってことで買ってきました。
全部で6章の本なんですが、第1章がビル・キャンベル(以降ビルと表記)という人物がどういった人物なのかの紹介なんですが、これが個人的には退屈でした・・・(^_^;)
ビルの偉業がつらつらと書かれているものの、それがなぜなのか?どういった手法でなのか?に関しては非常に曖昧に書かれているんですもの。
※それもそのはず、その内容が第2章以降なんですからw
でもって、第2章以降は徐々に楽しくなっていくんですけど、、、
結論から言いますと・・・
この本の評価は非常に難しいw
(;´д`)
それがなぜかといいますと、帯の推奨文を読む限り、アメリカのIT業界を影で支えてきたドンが存在した!! といううたい文句で、私はあたかもAppleやGoogle、Amazonの革新的なサービス内容を影で操ってきていた人物がいた、と勘違いしてしまっていったんです。
ビルはそういった大手IT企業のCEO達を技術的サポートで支えたいたわけでも、金銭的サポートで支えていたわけでもなく、精神的な面でのサポートだったり、企業体勢的な面でのサポートをしていた人物なんです。
まぁ、そういった点においてのサポートももちろん重要ではあるので、ビルがそれをどうやってやり遂げていたのかをこの本で知ることは非常に興味深い点ではあるんですよ・・・
じゃあビルがどういった手法をすることで、世界的な大企業を支えていたのかというと、、、
愛をもって人と接し、「チーム・ファースト」の精神を企業文化に根付かせ、チーム内のメンバー同士の信頼と誠意を持たせた。
・・・だからだそうです。
いやホントに!!この著作でビルがやっている内容って、「愛情」とか「思いやり」とか「信頼」、「誠意」、「親身」・・・といった言葉で表現されていることばかりなんです。
アメリカという土地柄で日本人の自分からすると理解が難しいということは重々承知なのですが、すごく驚かされたことがあって、じゃあこのビルという人物がどれほどの聖人君子だったかというと、仕事仲間に対しての声かけとしてよく使っていた言葉が、「しくじるんじゃねえぞ」とか「私がえらく見えるほどアホなやつ」とか「お前のケツから頭を引っ張り出す音だ(※どうやらこれが叱咤激励の言葉らしいのですが、日本人の私からは理解に苦しみますw)」とかって言葉なんだそうです・・・
言動は非常に破天荒なビルですが、本作を読むことで人を見る目や、企業風土がどうあれば正しいのかの判断力、コミュニケーションスキルが抜群に優れていて、チームのメンバーのやる気を引き出す力は本物なんだと理解することができます。
そもそもビルは2016年に他界をしている故人で、存命中にビルに支えられていたメンバーの数名がビルについての本を出したいとして出版されたのがこの本作なので、本の内容がビルを師事したたくさんの人たちにインタビューをして、その内容をまとめたものになっています。
一応それぞれの項目で別れてはいるのですが、そういったまとめ方なので、要点が絞りづらくなっているし、かつ内容が精神的なものが多く、抽象的な表現が多いので、いつものような興味深かった部分を箇条書きにするというのはやめておきます。
ほんと読破したのちに感想文書いといてなんだけど、本作は読んでもらうしかないわ、要約できませんこの内容は。
で、ビルのやってきたことを同じようにやることは私には到底無理だと理解することも、本作を読んでよ~く理解できましたw
だから本作の評価は困難だとさせていただきました。
ビルの行動原理を解き明かそうとした、いや正確には、ビルに支えられてきた者達がビルの行動原理を伝え遺そうとした本作は、組織の長や、組織の長を支えるような要職の人向きなのか?はたまた他人とやり取りする全ての人間におすすめできるものなのかもしれません・・・(;゚д゚)ゴクリ…
今回はそんな感じでーーーす
ではでは(´∀`*)ノシ バイバイ
コメント
今年も感想文期待してます
ケツから頭を引っ張り出す音がどんな音なのか気になります。
シリコンバレーに行けば聞けるのかなー。
コメント気が付くの遅くてなんだかすいません(´Д`;)
読書感想文に関してはほんとうにニーズの無い中で、おいら自身のためだけのものなんで、嘘でもそう言っていただけると今後書いていくときの気分が晴れますw
ありがとうございます(=^0^=)
ケツから頭を引っ張り出す音とかって、アメリカ人の感覚って宇宙ですね~www
すぐには思い浮かびませんが、日本語にもそういう特殊表現もあるでしょうしね~