これぞ哲学、、、ガフッっ!! (´ε`;)
今回読んだのは、専門は政治哲学のハーバード大学教授であるマイケル・サンデル氏の著書、『これからの「正義」の話をしよう ~いまを生き延びるための哲学~』です。
Amazonのページ
↓↓↓
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4150503761
最近は飲茶氏の著書を読んで、めっきり哲学漬けのおいらですが、とくに哲学界の中において個人的に関心があることは「善とはなにか?」「正義とはなにか?」というテーマ。
この著書は2011年に出版されたもので、哲学をテーマにした著書の中において、ここ最近では一番売れた本ではないでしょうか?
Amazonのレビューも434件も書かれているし(2020年5月26日現在)、こりゃ~読まねばならんでしょ!?ってことで購入して読破しましたよ~
冒頭結論から先に言いますね~~
なんやこの理解しづらい文章はぁ~!?
これだから哲学の著書はよぉぉ~!?
結局、最終的には正義の定義は絶対的な価値がどこかにあると思うよ!!ってだけで、どこにあるのか?なにがこれからの正義なのか?結論付けてくれないんかぁ~い!!
(;´д`)
・・・・・・ですwww
この著書、タイトルの通り政治哲学専門のマイケル・サンデル教授が、“これからの正義”とはなにか?について書かれたものです。
でもって、その論拠としてかつての哲学者のイマヌエル・カント、ジョン・ロールズ、アリストテルスらが述べた“正義論”を振り返りながら、現在進行形で世界各地で起こっている事例をもとに、“これからの正義”を探っていく・・・そんな内容になっています。
そんで、アリストテレスとジョン・ロールズの“正義論”は、百歩譲って理解できるとして、、、(※それでも結構難解だけどね)
イナヌエル・カントぉぉ~!!
おめぇ~の言っていることは、おいら全然わかんねぇーーぞww!!
これでもおいら、飲茶氏の書いた哲学の著書を、結構な冊数読んできたはずなんですよ?
これほどに読了するまでに苦痛を感じた読書は久しぶりです、、、(;´Д`)ハァハァ
と言っても、この本自体がつまらなかったというわけではなくて、、、
これまでの実際にあった事例をもとに、“正義”とはなにか?ということを考えていく部分はおもしろかったですね。
例えば、、、
2005年6月にアフガニスタンへオサマ・ビン・ラディンと親交のあるタリバン指導者を捜索するために、隠密行動を取っていた米海軍特殊部隊の4名の話があって、その捜索中海兵4名が秘密裏にキャンプをしていた拠点に、現地のヤギ飼いが通り出くわしてしまったという話が出てきます。
ここで、海兵メンバーの1人であるあなたは、このヤギ飼いをどうしますか?
ちなみにこの時にロープが手元になかったことで、ヤギ飼いを拘束するという選択肢はとれなかったそうです。
選択肢としては2つ、、、捜索中のタリバン指導者に密告される可能性がありつつもヤギ飼いを解放してあげるか、密告される可能性を排除するためにヤギ飼いを銃殺する。この2択です。
ヤギ飼いは自分たちが探しているタリバン指導者と通じている者(スパイ)なのか、という確定した情報はありません。
さぁ、どうでしょうか?
ちなみに、実際にはヤギ飼いを解放した1時間半後に、タリバン勢力にキャンプを囲まれて海兵4名中3名は殺害されてしまったそうです・・・
この結末を知る前であれば、タリバンの関係している人間かどうかもわからない人間を自分の保身のために殺害するなんてあり得ないと考えていた人も、この結末を知ってしまうと、自分と自分の仲間ひいては自国・自国民のためを考えれば不確定要素は排除した方が賢明だ!殺害やむなし!なんてことも考えてしまうから人間不思議です・・・
この本こういった実際にあった、実に悩ましい事例の紹介が多数あって、それが個人的には興味深かったですね~
マイケル・サンデル教授も、様々な事例を挙げつつ、何が正解かを読者に伝えるというよりも、それらの事例を通じて読者自身が持つ“正義”とは何が基準となっているのかを考えて欲しい、そんな趣旨のことを書いています。
また個人的に興味を持った部分としてあげておきたいのが、LGBTの問題として、同性婚についてどう考えるか?というテーマの際に、教授はこういった提案をします、、、
同性婚の問題を考える上で、国が取るべき方法は3つ存在する。
①男女の結婚のみを認める
②同性も異性も結婚を認める
③国としては何も認めない。全ては民間の団体へ委託する 結婚の民営化
この③の選択肢はなるほどなぁ~と思いましたね、教授曰く、結婚という制度を考える上において、同性婚をどうするか?という問題だけでなく、3名での結婚を認めて欲しいとか、1人だけど結婚したということで認めて欲しい、、、等々の多様な問題を内在しているから、それらの問題を解決させるためには③の方法も1つの方法だろうという内容が書かれています。
いやぁー深いなぁ~
教授は正義について異なる考え方として3つの観点があると言っています。
それは福祉・自由・美徳であり、人によって優先項目は変わってくると論じつつ、教授の論じる“これからの正義”は“美徳”の部分が関わってきそうだと思ってる・・・けど、あんまりまだはっきりしていない・・・って感じで終わります・・・
えっ!?こんだけ論じておいて、投げっぱなしジャーマンなのっ!?って感じですwww
こちとら、久しぶりに苦労して読書したというのに、、、、
なんだかモヤモヤした気分です・・・(;・∀・)
今回の著書同様、尻切れトンボでここで終わります、、、w
今日はそんな感じでーーーす
ではでは~~♪♪ ( ´・ω・`)ノ~バイバイ
今回読んだのは、専門は政治哲学のハーバード大学教授であるマイケル・サンデル氏の著書、『これからの「正義」の話をしよう ~いまを生き延びるための哲学~』です。
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最近は飲茶氏の著書を読んで、めっきり哲学漬けのおいらですが、とくに哲学界の中において個人的に関心があることは「善とはなにか?」「正義とはなにか?」というテーマ。
この著書は2011年に出版されたもので、哲学をテーマにした著書の中において、ここ最近では一番売れた本ではないでしょうか?
Amazonのレビューも434件も書かれているし(2020年5月26日現在)、こりゃ~読まねばならんでしょ!?ってことで購入して読破しましたよ~
冒頭結論から先に言いますね~~
なんやこの理解しづらい文章はぁ~!?
これだから哲学の著書はよぉぉ~!?
結局、最終的には正義の定義は絶対的な価値がどこかにあると思うよ!!ってだけで、どこにあるのか?なにがこれからの正義なのか?結論付けてくれないんかぁ~い!!
(;´д`)
・・・・・・ですwww
この著書、タイトルの通り政治哲学専門のマイケル・サンデル教授が、“これからの正義”とはなにか?について書かれたものです。
でもって、その論拠としてかつての哲学者のイマヌエル・カント、ジョン・ロールズ、アリストテルスらが述べた“正義論”を振り返りながら、現在進行形で世界各地で起こっている事例をもとに、“これからの正義”を探っていく・・・そんな内容になっています。
そんで、アリストテレスとジョン・ロールズの“正義論”は、百歩譲って理解できるとして、、、(※それでも結構難解だけどね)
イナヌエル・カントぉぉ~!!
おめぇ~の言っていることは、おいら全然わかんねぇーーぞww!!
これでもおいら、飲茶氏の書いた哲学の著書を、結構な冊数読んできたはずなんですよ?
これほどに読了するまでに苦痛を感じた読書は久しぶりです、、、(;´Д`)ハァハァ
と言っても、この本自体がつまらなかったというわけではなくて、、、
これまでの実際にあった事例をもとに、“正義”とはなにか?ということを考えていく部分はおもしろかったですね。
例えば、、、
2005年6月にアフガニスタンへオサマ・ビン・ラディンと親交のあるタリバン指導者を捜索するために、隠密行動を取っていた米海軍特殊部隊の4名の話があって、その捜索中海兵4名が秘密裏にキャンプをしていた拠点に、現地のヤギ飼いが通り出くわしてしまったという話が出てきます。
ここで、海兵メンバーの1人であるあなたは、このヤギ飼いをどうしますか?
ちなみにこの時にロープが手元になかったことで、ヤギ飼いを拘束するという選択肢はとれなかったそうです。
選択肢としては2つ、、、捜索中のタリバン指導者に密告される可能性がありつつもヤギ飼いを解放してあげるか、密告される可能性を排除するためにヤギ飼いを銃殺する。この2択です。
ヤギ飼いは自分たちが探しているタリバン指導者と通じている者(スパイ)なのか、という確定した情報はありません。
さぁ、どうでしょうか?
ちなみに、実際にはヤギ飼いを解放した1時間半後に、タリバン勢力にキャンプを囲まれて海兵4名中3名は殺害されてしまったそうです・・・
この結末を知る前であれば、タリバンの関係している人間かどうかもわからない人間を自分の保身のために殺害するなんてあり得ないと考えていた人も、この結末を知ってしまうと、自分と自分の仲間ひいては自国・自国民のためを考えれば不確定要素は排除した方が賢明だ!殺害やむなし!なんてことも考えてしまうから人間不思議です・・・
この本こういった実際にあった、実に悩ましい事例の紹介が多数あって、それが個人的には興味深かったですね~
マイケル・サンデル教授も、様々な事例を挙げつつ、何が正解かを読者に伝えるというよりも、それらの事例を通じて読者自身が持つ“正義”とは何が基準となっているのかを考えて欲しい、そんな趣旨のことを書いています。
また個人的に興味を持った部分としてあげておきたいのが、LGBTの問題として、同性婚についてどう考えるか?というテーマの際に、教授はこういった提案をします、、、
同性婚の問題を考える上で、国が取るべき方法は3つ存在する。
①男女の結婚のみを認める
②同性も異性も結婚を認める
③国としては何も認めない。全ては民間の団体へ委託する 結婚の民営化
この③の選択肢はなるほどなぁ~と思いましたね、教授曰く、結婚という制度を考える上において、同性婚をどうするか?という問題だけでなく、3名での結婚を認めて欲しいとか、1人だけど結婚したということで認めて欲しい、、、等々の多様な問題を内在しているから、それらの問題を解決させるためには③の方法も1つの方法だろうという内容が書かれています。
いやぁー深いなぁ~
教授は正義について異なる考え方として3つの観点があると言っています。
それは福祉・自由・美徳であり、人によって優先項目は変わってくると論じつつ、教授の論じる“これからの正義”は“美徳”の部分が関わってきそうだと思ってる・・・けど、あんまりまだはっきりしていない・・・って感じで終わります・・・
えっ!?こんだけ論じておいて、投げっぱなしジャーマンなのっ!?って感じですwww
こちとら、久しぶりに苦労して読書したというのに、、、、
なんだかモヤモヤした気分です・・・(;・∀・)
今回の著書同様、尻切れトンボでここで終わります、、、w
今日はそんな感じでーーーす
ではでは~~♪♪ ( ´・ω・`)ノ~バイバイ
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