基本的には今まで書いてきていた【読書感想文】とは同じです(挨拶)
けどね、ふと思ったんですよ。
この個人的な都合で書いている、長ったらしい読書感想文を読んでくれる希少な読者のあなたに、何かしらのメリットを差し上げるべきなのではないか??と・・・
じゃあ~こうしましょう!!
このおいらの読書感想文を読んでくれたあなたには、なんと、、、
この著書を読んだと周囲に公言してもよいと、勝手においらが認定差し上げますwww!!!
※恥かいた、既読者に突っ込まれてバレた、、、等々の苦情は、コメント欄ではいくらでも受けられますが、おいらがかけられる言葉は一つのみ・・・
「ドンマイ!!オナニーでもして、スッキリ忘れちゃおうぜ☆」ですwww
つーわけで、記念すべき第一回の【勝手に公認!! 知ったかぶり読書感想文】の著書はジャレド・ダイアモンド氏の代表作『銃・病原菌・鉄 ~1万3000年にわたる人類史の謎~』(上巻&下巻)です。
上巻のAmazonのページ
↓↓↓
https://www.amazon.co.jp/%E9%8A%83%E3%83%BB%E7%97%85%E5%8E%9F%E8%8F%8C%E3%83%BB%E9%89%84-%E4%B8%8A%E5%B7%BB-%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%AC%E3%83%89-%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%89-ebook/dp/B00DNMG8Q2
まず著者は米国のカリフォルニア大学ロサンゼルス校の教授で、研究分野は生理学・生物物理学・鳥類学・地理学・進化生物学・人類学、と多岐にわたる方。
この著書は、実地調査でニューギニアに著者が行っていた時に、そこで出会ったニューギニア人のヤリにこう質問されたことがきっかけだとしている。
その質問は、
「あなたがた白人は、たくさんのものを発達させてニューギニアに持ち込んだが、私たちニューギニア人には自分たちのものといえるものがほとんどない。それはなぜだろうか?」
この質問をされて、著者のダイアモンド氏はとっさには返答ができなかったという・・・
たしかに、この生まれる場所によっての不公平はなぜ生じたのだろうか?
著者は人類(ホモ・サピエンス)が、地球上の全大陸に進出をほぼ完了した、1万3000年前においては、人類全員が同じスタート地点にいたとして、そこからの人類史がどう展開したことで、ニューギニア人のヤリの思うような不公平が生じることになったのかをこの著書で言及している・・・
ここで本書の結論を言ってしまおう、、、、
白人(ヨーロッパ)優位の歴史を作った最大の要因は、ユーラシア大陸が横長だったからだ!!
人類(ホモ・サピエンス)の地球上の展開の流れを見ると、中段のグラフのようになっているそうなんですが、もともとの人類の誕生はアフリカなんですよ。
アフリカ大陸からユーラシア大陸、そこからオーストラリア大陸とアメリカ大陸に渡っていくような流れですね。
フツーに考えれば、人類が一番最初に誕生したアフリカこそが、一番人類が繁栄しそうなもんなんですが、そうではなくてユーラシア大陸での人類の繁栄が一番早かった・・・
それがユーラシア大陸が横長だったの一言で結論づけてしまうのはなぜか??
大陸が横長だと、縦長に比べて、日の長さ(日照時間)の変化や、季節の移り変わりのタイミングに大差がないということなんです。
なぜ、日照時間や季節の変わるタイミングが同じだと、人類の繁栄が早くなるのか?
それは、、、
人類が農業をやる上で、メッチャメリットがあったからです。
例えば日本地図をイメージしてほしいんですが、ある作物Aという種が関東圏で生育するのに問題なければ、同じ緯度近辺の関西圏でも生育できるはずなんです。けどそれが北海道とか沖縄だったりすると、結構うまくいかなかったりする・・・・
人類が狩猟採集民から、農業を開始したのは今から1万1000年前だとされていますが、横長のユーラシア大陸では農業の伝播の速度が、縦長のアフリカ大陸・アメリカ大陸と格段に違ったため、人類の繁栄のスピードに差が出たわけです。
1万1000年前に農業を開始した人類ですが、、、
農業やるって、めっちゃ人類の繁栄に直結していきます!!
農業やると、なんで人類が繁栄するのか??
流れを超絶簡易に書き出しますね・・・
☆農業やると戦争勝てちゃうよ!!の図
①農業開始!!
↓↓↓↓↓
②人口増加!!
↓↓↓↓↓
③軍事力増加!!
↓↓↓↓↓
結論:戦争勝っちゃうよ!!
もう一つのルート
①農業開始!!
↓↓↓↓↓
②富の増大・蓄積
↓↓↓↓↓
③首長や国家の誕生
↓↓↓↓↓
④税の誕生
↓↓↓↓↓
⑤農家以外の、軍人・職人・僧侶等の職業の誕生
↓↓↓↓↓
結論:戦争勝っちゃうよ!!
☆農業やると科学・文化がどんどん進化しちゃうよ!!の図
①農業開始!!
↓↓↓↓↓
②定住するようになる
↓↓↓↓↓
③それまでは狩猟採集民だったため、必要最低限の物しか持たなかったが、定住によって大きな荷物(設備)を持てるように変化
↓↓↓↓↓
④技術の集積がされるようになり
↓↓↓↓↓
結論:科学的な進歩・発見がなされるようになる!!!
もう一つのルート
①農業開始!!
↓↓↓↓↓
②富の増大・蓄積
↓↓↓↓↓
③首長や国家の設立により、税の概念の誕生
↓↓↓↓↓
④税金を徴収するために記録をするようになる
↓↓↓↓↓
結論:それにより“文字”が誕生する!!!
※文字の誕生により、より一層技術の集積に繋がることにもなる
農業のメリットは、こんな感じです。
ユーラシア大陸が横長であるという事実の他に、ユーラシア大陸の人類発展のもう一つのメリットがあります、、、、それは、、、、
他の大陸と比べて、数多くの動物を家畜化できたことで、病原菌の耐性を持つことができた!!!
ということです。
これはここもとのコロナウイルスも然りなんですが、、、
病原菌というものは、人間と家畜が一緒に生活をしている中で、動物が持っている病原菌が人間に移ることで病原菌が進化して、人間同士での感染が蔓延していく・・・という性格があります。
人類史を振り返ると、動物が家畜化されていったのが1万年前以降からであり、それによって、ユーラシア大陸を中心に数々の伝染病・感染症に苛まれます。
これだけ聞くと、「それじゃ~病原菌がはびこってしまう分、ユーラシア大陸の人類にとっては繁栄が阻害されちゃうじゃん!!」って思いそうなんですが、これが後々効いてきます・・・
それは1492年のコロンブスのカリブ海諸島の発見を契機とした大航海時代に、ユーラシア大陸の人類(ヨーロッパ人)が、アメリカ大陸にいたインディアンたちを、まるでスーパースターを取って無敵状態と化したマリオがクリボーを蹴散らすような一方的な展開に繋がるのです。
何世紀にもわたって病原菌に苦しめられてきたヨーロッパ人が、病原菌に対しての耐性が備わっている中で、続々と新発見したアメリカ大陸へと侵攻した。そのアメリカ大陸に住む先住民たちは、病原菌の免疫が一切ない状態・・・
何が起きるかすぐわかりますよね?
(;゚д゚)ゴクリ
つーわけで、この著書の結論を再度まとめると・・・・
なぜ人類の繁栄は場所によって違いが生じたかと言うと、ユーラシア大陸は横長だったことから、農業の広がりが他の大陸より早かったことで、戦争が勝てるようになったり、科学や文化がどんどん進化した。
それとユーラシア大陸は家畜化された動物の種類が多かったことから、病原菌の進化が促されて、昔から伝染病や感染症に度々悩まされたが、逆にそれによって病原菌への耐性が付いて、アメリカ大陸侵攻時(大航海時代)には、難なく征服できちゃったよ~☆
ってことです。
そして以上の結論から、著者はこうも言っています。
ヨーロッパ人がアフリカ大陸・アメリカ大陸を植民地化できたのは、白人の人種主義者が考えるように、ヨーロッパ人とアフリカ人・アメリカ先住民に、人種的な差があったからではない。それは地理的偶然と生態的偶然のたまものに過ぎない。
つーわけで、上下巻に及ぶ超大作の要約は以上です。
是非とも知ったかぶりしてみてくださいwww
今日はそんな感じ~~♪♪
ではでは( ´・ω・`)ノ~バイバイ
けどね、ふと思ったんですよ。
この個人的な都合で書いている、長ったらしい読書感想文を読んでくれる希少な読者のあなたに、何かしらのメリットを差し上げるべきなのではないか??と・・・
じゃあ~こうしましょう!!
このおいらの読書感想文を読んでくれたあなたには、なんと、、、
この著書を読んだと周囲に公言してもよいと、勝手においらが認定差し上げますwww!!!
※恥かいた、既読者に突っ込まれてバレた、、、等々の苦情は、コメント欄ではいくらでも受けられますが、おいらがかけられる言葉は一つのみ・・・
「ドンマイ!!オナニーでもして、スッキリ忘れちゃおうぜ☆」ですwww
つーわけで、記念すべき第一回の【勝手に公認!! 知ったかぶり読書感想文】の著書はジャレド・ダイアモンド氏の代表作『銃・病原菌・鉄 ~1万3000年にわたる人類史の謎~』(上巻&下巻)です。
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まず著者は米国のカリフォルニア大学ロサンゼルス校の教授で、研究分野は生理学・生物物理学・鳥類学・地理学・進化生物学・人類学、と多岐にわたる方。
この著書は、実地調査でニューギニアに著者が行っていた時に、そこで出会ったニューギニア人のヤリにこう質問されたことがきっかけだとしている。
その質問は、
「あなたがた白人は、たくさんのものを発達させてニューギニアに持ち込んだが、私たちニューギニア人には自分たちのものといえるものがほとんどない。それはなぜだろうか?」
この質問をされて、著者のダイアモンド氏はとっさには返答ができなかったという・・・
たしかに、この生まれる場所によっての不公平はなぜ生じたのだろうか?
著者は人類(ホモ・サピエンス)が、地球上の全大陸に進出をほぼ完了した、1万3000年前においては、人類全員が同じスタート地点にいたとして、そこからの人類史がどう展開したことで、ニューギニア人のヤリの思うような不公平が生じることになったのかをこの著書で言及している・・・
ここで本書の結論を言ってしまおう、、、、
白人(ヨーロッパ)優位の歴史を作った最大の要因は、ユーラシア大陸が横長だったからだ!!
人類(ホモ・サピエンス)の地球上の展開の流れを見ると、中段のグラフのようになっているそうなんですが、もともとの人類の誕生はアフリカなんですよ。
アフリカ大陸からユーラシア大陸、そこからオーストラリア大陸とアメリカ大陸に渡っていくような流れですね。
フツーに考えれば、人類が一番最初に誕生したアフリカこそが、一番人類が繁栄しそうなもんなんですが、そうではなくてユーラシア大陸での人類の繁栄が一番早かった・・・
それがユーラシア大陸が横長だったの一言で結論づけてしまうのはなぜか??
大陸が横長だと、縦長に比べて、日の長さ(日照時間)の変化や、季節の移り変わりのタイミングに大差がないということなんです。
なぜ、日照時間や季節の変わるタイミングが同じだと、人類の繁栄が早くなるのか?
それは、、、
人類が農業をやる上で、メッチャメリットがあったからです。
例えば日本地図をイメージしてほしいんですが、ある作物Aという種が関東圏で生育するのに問題なければ、同じ緯度近辺の関西圏でも生育できるはずなんです。けどそれが北海道とか沖縄だったりすると、結構うまくいかなかったりする・・・・
人類が狩猟採集民から、農業を開始したのは今から1万1000年前だとされていますが、横長のユーラシア大陸では農業の伝播の速度が、縦長のアフリカ大陸・アメリカ大陸と格段に違ったため、人類の繁栄のスピードに差が出たわけです。
1万1000年前に農業を開始した人類ですが、、、
農業やるって、めっちゃ人類の繁栄に直結していきます!!
農業やると、なんで人類が繁栄するのか??
流れを超絶簡易に書き出しますね・・・
☆農業やると戦争勝てちゃうよ!!の図
①農業開始!!
↓↓↓↓↓
②人口増加!!
↓↓↓↓↓
③軍事力増加!!
↓↓↓↓↓
結論:戦争勝っちゃうよ!!
もう一つのルート
①農業開始!!
↓↓↓↓↓
②富の増大・蓄積
↓↓↓↓↓
③首長や国家の誕生
↓↓↓↓↓
④税の誕生
↓↓↓↓↓
⑤農家以外の、軍人・職人・僧侶等の職業の誕生
↓↓↓↓↓
結論:戦争勝っちゃうよ!!
☆農業やると科学・文化がどんどん進化しちゃうよ!!の図
①農業開始!!
↓↓↓↓↓
②定住するようになる
↓↓↓↓↓
③それまでは狩猟採集民だったため、必要最低限の物しか持たなかったが、定住によって大きな荷物(設備)を持てるように変化
↓↓↓↓↓
④技術の集積がされるようになり
↓↓↓↓↓
結論:科学的な進歩・発見がなされるようになる!!!
もう一つのルート
①農業開始!!
↓↓↓↓↓
②富の増大・蓄積
↓↓↓↓↓
③首長や国家の設立により、税の概念の誕生
↓↓↓↓↓
④税金を徴収するために記録をするようになる
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結論:それにより“文字”が誕生する!!!
※文字の誕生により、より一層技術の集積に繋がることにもなる
農業のメリットは、こんな感じです。
ユーラシア大陸が横長であるという事実の他に、ユーラシア大陸の人類発展のもう一つのメリットがあります、、、、それは、、、、
他の大陸と比べて、数多くの動物を家畜化できたことで、病原菌の耐性を持つことができた!!!
ということです。
これはここもとのコロナウイルスも然りなんですが、、、
病原菌というものは、人間と家畜が一緒に生活をしている中で、動物が持っている病原菌が人間に移ることで病原菌が進化して、人間同士での感染が蔓延していく・・・という性格があります。
人類史を振り返ると、動物が家畜化されていったのが1万年前以降からであり、それによって、ユーラシア大陸を中心に数々の伝染病・感染症に苛まれます。
これだけ聞くと、「それじゃ~病原菌がはびこってしまう分、ユーラシア大陸の人類にとっては繁栄が阻害されちゃうじゃん!!」って思いそうなんですが、これが後々効いてきます・・・
それは1492年のコロンブスのカリブ海諸島の発見を契機とした大航海時代に、ユーラシア大陸の人類(ヨーロッパ人)が、アメリカ大陸にいたインディアンたちを、まるでスーパースターを取って無敵状態と化したマリオがクリボーを蹴散らすような一方的な展開に繋がるのです。
何世紀にもわたって病原菌に苦しめられてきたヨーロッパ人が、病原菌に対しての耐性が備わっている中で、続々と新発見したアメリカ大陸へと侵攻した。そのアメリカ大陸に住む先住民たちは、病原菌の免疫が一切ない状態・・・
何が起きるかすぐわかりますよね?
(;゚д゚)ゴクリ
つーわけで、この著書の結論を再度まとめると・・・・
なぜ人類の繁栄は場所によって違いが生じたかと言うと、ユーラシア大陸は横長だったことから、農業の広がりが他の大陸より早かったことで、戦争が勝てるようになったり、科学や文化がどんどん進化した。
それとユーラシア大陸は家畜化された動物の種類が多かったことから、病原菌の進化が促されて、昔から伝染病や感染症に度々悩まされたが、逆にそれによって病原菌への耐性が付いて、アメリカ大陸侵攻時(大航海時代)には、難なく征服できちゃったよ~☆
ってことです。
そして以上の結論から、著者はこうも言っています。
ヨーロッパ人がアフリカ大陸・アメリカ大陸を植民地化できたのは、白人の人種主義者が考えるように、ヨーロッパ人とアフリカ人・アメリカ先住民に、人種的な差があったからではない。それは地理的偶然と生態的偶然のたまものに過ぎない。
つーわけで、上下巻に及ぶ超大作の要約は以上です。
是非とも知ったかぶりしてみてくださいwww
今日はそんな感じ~~♪♪
ではでは( ´・ω・`)ノ~バイバイ
コメント
勉強になりました!
さっそく飲み会でドヤ顔で語りたいと思います(笑)
グッドラック!!
達観した感じで「人類の栄枯盛衰ってさぁ~結局のところさぁ~」って感じで話し始めることが、友達を無くす秘訣ですwww
>>ハリーさん
ありがとうございますm(_ _)m
今後も良かったら寄ってってくんなましぃ~( ´ ▽ ` )ノ