【読書感想文】 『ネットは社会を分断しない』 田中辰雄・浜屋敏
引き続き新書ブームなので、新書を読み読み・・・

今回読んだのは『ネットは社会を分断しない』です。


ネットってなにか事あるごとに、炎上案件にこれでもかというような罵詈雑言が並べられたり、全く相容れようとしない右翼と左翼が延々と過激な発言でもって論争している・・・そんな印象ありませんか?


そんな状況を見ていると、ネット社会になって社会の分断は進んでいるだろうと思ってしまうわけなんですが、この本では大規模なアンケート調査を行って、タイトルの通り「ネットは社会を分断しない」事実を訴えています。



なかなかに興味深い1冊です。





以下、この本の内容を個人的に要約して記載していきます。






●ネットが社会に普及し始める当初は、ネットは様々人々の意見をすぐに発言したり、お互いにやり取りがすぐにできるようになるということで、相互理解を昔以上にできるようになるツールだと信じられていた。
しかし、現実はネット上では誹謗中傷が飛び交い、「ネトウヨ」「パヨク」なんていうネットスラングも誕生している。




●ネットでは色んな人々の意見が聞けるようになるという、ネット黎明期の理想とは正反対に、同意見の人同士が集まり、自分の意見の反対の意見を聞かないようになる現象(サイバーカスケード)が発生してしまっているのではないか?





●分極化は日本と同様、米国でも進んでいる。米国ではトランプ大統領の誕生が象徴的だし、日本でも自民党批判の報道がさんざんされている中において、支持率が一定なのは、分極化がすすんでいる証拠。





●ネット上で、自分の同意見ばかりを見るようになることは、サイバーカスケードともエコーチェーンバー現象とも、協調フィルタリング、フィルターバブルなんていう呼び方もある。
呼び方はなんであれ、同意見ばかりを見ることで、自分の意見が強化され、それにより次第に意見が過激になっていく傾向が考えられる。






ここまでは、世間一般に考えられている「ネットは社会を分断しているはず」という意見を裏付けるような事実を書いているのですが、ここからタイトルの通り、ネットは社会を分断しないことを証明する段階へと文章が変わっていきます。






●分断がすすんでいるのはネットを使う若年層ではなく、ネットを使わない中高年。

※アンケート調査によって、年齢が高ければ高い人ほど右翼・左翼の考え方が極端な人の割合が多いことがわかった。これではネットが普及したから社会が分断したとは言えない。






●調査がさらにわかったことは、ネットを利用している人はむしろ意見が中庸な穏健化になる傾向がある。

※もともと右翼・左翼等の固定された意見を持った人間がネットを利用すると、意見がより硬直化し、意見がより過激になる傾向があるが、そうでない大多数の穏健派の人間がネットを利用すると、より意見が穏健化する傾向があった。






●これまでSNSでは選択的接触が強く、自分と同意見ばかりを見るようになるのだろうと考えられていたが、ツイッターとフェイスブックを利用している人でも、6割が自分と同意見の人間の意見、4割が自分と反対意見の人間の意見を見ている。

※90%以上が自分と同意見の人の発言しか見ないような人間は、5%程度のみ。





●改めて確認・・・

保守派のメデイア:読売新聞、産経新聞
リベラル派のメディア:朝日新聞、毎日新聞、報道ステーション、サンデーモーニング

※保守派のTV番組は主だったものは無い





●炎上事件に書き込みする人は1%程度

※人数ベースで0.23%の人が、書き込み数ベースでは50%を占めているというデータがある。
そこで両極端な意見が出れば出るほど、大多数の穏健派の人間は書き込んだり、発言を控えるようになる。










つーわけで、自分の中の常識だと思っていたことの逆を行くデータをどんどんと出されていくので、知的好奇心が刺激されておもしろかったですね~


この著書でのデータをもとに、ここ数年間の世界の分断化はネットが普及したからではなくて、高齢化がすすんだからだ、という方が正しいようです。
※なぜか本の中ではその点に関して言及はしていない


ということは、これから数十年後に高齢化が一服した際には、生まれた時からネットが身近だった層が国民のほぼ大半となり、穏健化した国民ばかりになるということになるのだろうか?



こればっかりは、その時になってみないとわからないので、将来の答え合わせが楽しみだ・・・(;゚д゚)ゴクリ




今日はそんな感じでーーす

ではでは(´∀`*)ノシ バイバイ


【読書感想文】 『無気力の心理学 ~やりがいの条件~』 波多野誼余夫・稲垣佳世子
最近自分の中で空前の新書ブームが到来しております!!


だってよく考えてみてくださいよ~ 新書って、たかだか800円くらいで良質な内容をあの薄いページ数でまとめているんですよっ!!


言うならば、新書って外食業界での吉野家的存在で、、、




安い!!薄い!!面白い!!
の3拍子揃っている本なんですよっ!!?





つーわけで、今作の『無気力の心理学』ですw


なんかこの本は、元々この本が出たのが1981年だったものの結構な重版を重ねて、満を持して今年の1月に改訂版として出たんだとのこと。


初版が自分の生まれた歳よりも前ということで、書かれている内容がそれだけ古いということで心配は残るものの、そんな中でも今年になって改訂して出るくらいなんだから令和のこの世にも使える重要な内容があるんだろうと思い購入しました。


内容はタイトル通り、どうすれば“無気力状態”を脱することが出来るのか?やりがいを感じるにはどうすればいいのか?という内容です。


海外での無気力に関しての実験内容を多数紹介しているのですが、この本1冊通じて実験結果がグラフになって紹介されている部分が一箇所たりとも存在しないというのも特徴的でした。決してそれによって理解しにくくなっているわけではないので、著者の説明能力が高いということですね。


内容を私の言葉で簡単に要約していきます。



まず最初にセリグマンの実験を紹介しています。セリグマンは犬に電気ショックを浴びせる実験を紹介しつつ、自分の行動によりショックを回避できない経験をすることで、①環境に能動的に反応する能力が低下、②学習能力の低下、③情緒不安定、となることを紹介しています。

具体的には、自宅が騒音地区の子どもには、あきらめが早い傾向があることや、施設で育てられた乳児は自分からすすんで環境に働きかけしないことなどが挙げられていました。


施設で育てられた乳児の“問題ある落ち着き”が形成する流れをこう分析しています。
①「抗議」・・・おしめを替えてほしいとか、ミルクが飲みたいなどの泣いての訴え
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②「絶望」・・・泣くことを辞める
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③「否認」・・・自分には環境に働きかける能力がないと認識する


こういったことから、乳児などの発達初期に「自分は環境に影響をもたらすことができる」と感じる経験をもつことは有用で、それにより①将来の挫折した際の耐性、②知力の発達、③多様な表現力、に繋がるとしている。




親や上司は全部が全部ではないので例外はあるが、子どもや部下の失敗時には、「失敗の原因は能力が劣るからではなく、努力が足りなかったから」と伝えて励ましてやったほうがよい。





メタ認知と言って、自分の得意不得意、能力、適正、興味を知っておくことも大事。子供の時にはこの認識力が親よりも劣っているはずなので、親が教えてあげることも重要。






ごほうびがあることで頑張りが増すことはあるが、ごほうびが無くなった瞬間やる気が削がれてしまうという功罪がある。

競争させることで頑張りがますことはあるが、社内での抗争、職場内で険悪な関係が発生してしまう等の功罪がある。

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他者との暖かいやりとり、仲間同士の教え合いを活用すると良い





プロ野球選手など熟達者は初心者と何が違うのか?
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たんに強い筋肉を持っているとか、すばやく動けるとかではなく、自分のできる範囲内の活動のうちから適切な判断ができるということで、初心者と大きく違う。








教育現場において活用方法

①協同学習(⇔個別学習)
②過去の自己最高記録との競争
③集団同士の競争(少数派切り捨ての危険性もあるので注意が必要)






「労働者」というレッテル認識はモチベ低下に・・・
究極的には、アメやムチでなく、労働に内在する喜びを探求する。

※自動車製造のある工場では、極端な分業をするベルトコンベア方式をやめて、行員の「自動車を作る喜び」を味わわせようとしている






受験競争は、長期において能力競争を避ける機会として機能している
※あんまり社内で社員同士がバチバチしてても悪影響だから







こんなところですね~


5歳の子どもを持つ親としては、子どもの失敗時の励ましの方法や、周囲と比較するのではなく、過去の自分との競争をさせるというやり方は非常に良いと感じました。




さすが良著だけあって、初版から40年近くたった今でも得るものが多かったですね~




ではでは(´∀`*)ノシ バイバイ
なんか久しぶりにタイピング欲が出てきておりますので、徒然なるままにおいらのPCが機能する限りは、これでもかという強さでキーボードを叩いて過ごそうと思っている所存でございますぅぅ!!!



つーのもですねー、今週の火曜日に久しぶりに有給休暇を取ったんですよ。


取ろうと思ったのは、今年度の有給がまだまだ残っているというのはもちろんのことですが、うちの妻が先日5歳になったばかりの双子の娘達の育児に相当お疲れのようで、気分転換の手伝いをしてやろうと思ったというのが一番なんですわぁ~



最近の娘達は、口がだいぶ達者になってきて、「だって」とか「だけど」とかが口癖・・・(^_^;)


「ご飯食べなさい」とか「着替えなさい」とかの日常の指示に対して、いちいち反論してくる始末、、、
※結構的を得た反論してくるので、これが結構大変(;´∀`)


妻も日々の育児のやるべきこと(洗濯・料理・幼稚園の準備・パート・幼稚園の送り迎え・・・等々)が多くある中で、娘達を説得するという任務が最近では追加されて、いつもゲッソリした状態。

なんか疲れてくると、一ヶ月に一回くるはずの生理ってのも、生理不順になってなかなか来なかったりするらしいんです。この辺の感覚は男性のおいらにはわからんのですが、うちの妻はいつも月の上旬に生理が来ることが多いらしいのですが、今月1月は一向に来ないと嘆いておりました。



こんな状態は父親であるおいらが、どげんかせんとあかんっ!!ってことで、有給休暇を取って妻と一緒に気分転換の旅に行こうというわけなんです。


旅と言っても、その日の夕方には娘達が幼稚園から帰ってくるので、日中の娘達が居ない時間の間だけなんですけども。


でもって、おいらが考えたのが“温泉+岩盤浴”の旅~♪♪



この旅の何がいいかって、妻が温泉&岩盤浴でリラックスしている間に、おいらも温泉&サウナ(岩盤浴より俄然こっち)で超絶リラックスできてしまうというスグレモノ!!!




サウナ好きの人にしかわかってもらえないんだけど、、、最近超絶寒くなってきたことによって、サウナ→水風呂からの外気浴が超絶ガン決まるんですわぁっ!!!



気温5度以下の寒空の下で、真っ裸で北風を浴びながら、地球と一体化する作業が捗る捗るぅ~~♪♪♪
※サウナ好きの人にだけわかってもらえばいいですw



ちょうど予報では、月曜日の夜から雪が降るかも知れないくらいのこと言っていたので、こりゃー火曜日にサウナに行ったら一年間で最高にガン決まりできる年に一度のXデーなんじゃないかって思って楽しみにしていたんですよ~♪♪




でもって、月曜日の仕事終えてウキウキしながら夜寝たんですよ・・・・




次の日の朝・・・・




妻「遅れてた生理が来たから、今日お風呂行くの無理だわ~」

だそうで・・・(;´д`)


※これ女性によって色々らしいんですが、うちの妻は生理の出血中は風呂に入るのは自粛したいんだそうです。










しょうがねーけど、このタイミングでか~い!!
(;´∀`)





まぁーそりゃーしょうがねーことですよ、生理なんてのは自然現象ですからね。だけどここで来なくってもいいじゃないかと思うわけですよ!!

だけど、来てしまったものはしょうがないわけなんで、有給休暇をせっかく取った今日という日を、妻とどう過ごすかを考えたわけなんです。


外は極寒、かつ雪は降らなかったまでも雨が降っていて、屋外のレジャーみたいなことは到底無理な状態・・・


そこで知恵を振り絞って、カラオケ・映画・買い物・・・色々と案を妻に投げてみたんですが、どれもピンと来ていない様子、、、



そもそも妻も生理が来たばっかりで、腹が痛いんだそうで、何をするのもあんまり気乗りしないような状態。けども、せっかくおいらが休みなんで外出しないのもおかしいって感じになっている・・・



そこで妻が出した答えが何だったかというと・・・





妻「とりあえず隣の県まで車走らせて」


だったんです・・・





いや~その時のおいらの心境ったら無かったですよ!!!



まずは超絶楽しみにしていたサウナに行けなくなったというところで、気持ちが完全にポッキリと逝った後に、、、

生理中で機嫌の悪い妻を助手席に乗せた状態で、あんまり地理に詳しくない隣の県までドライブさせられるなんてっ!!

どこにどんなお店があるかも知らない中で、もちろん今日の今日で行くことが決まったわけですから、全然リサーチ出来てないわけですよ!!




まぁ、、、けども我が家において、妻の意見に歯向かうことは万死に値するので、車を出すわけです・・・(;´∀`)


運転も、雨の中慣れない道を進んでいくわけなんですが、助手席の妻から延々と育児の苦労話を聞かされて、延々と相槌をうちつつの安全運転ですよ。

どんだけ神経すり減らせばええねやっ!!!って感じですし、、、




運転しながら、「気になったお店があったら入ろう~(何度も言いますが予定が決まってないので)」って言ってたら、、、




妻「あっ、そこのスターバックスに行きたい」


だそうで、




“そんなんいつでも行けるやん!! しかも、こんだけ愚痴言ってるのに、まだ喋り足らんということかっ!!?”という心に浮かび上がったセリフは一切声に出さず、車から降りて、、、



やっぱりスタバでコーヒー飲んでいる最中も、育児の愚痴を延々と続けられ、相槌を打ちつつ、これから行くべき最寄りのショッピングモールをスマホで検索し、ショッピングモールに到着してからお昼ご飯何を食べるかを延々とモール内の飲食店を物色する妻の後についてまわり、全部の飲食店を見て回り、結局のところ「生理中だから食欲ないのよね~」とか言って、フードコート内のはなまるうどんに落ち着いて、「こんだけ見て回って結局それかいっ!!」っていう突っ込みを心の中にしまい込み、一緒にご飯を食べながら愚痴を聞く・・・






なんだおいらは、有給休暇を取得したにも関わらず、一日中クレーム客の対応をすることになっているぞっ!!!
ヽ(´Д`;)ノ
















とりあえずおいらをサウナに行かせろーーー!!






【完】
【読書感想文】 『絶滅の人類史』 更科功
この本のAmazonのページ

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こないだこの著者の最新刊『残酷な進化論』を読んでおもしろかったので、以前に書かれた作品を購入して読んでみました。


いやぁーーー実に知的好奇心を刺激されました!!!


自分たちって学校の歴史の授業で、縄文時代から勉強するじゃないですかぁ~

だから一番古い時代が縄文時代、くらいの認識で考えてしまっていることに、この本を読んで気づかされました・・・

縄文時代って大体1万年前くらいの話で、その次に習う弥生時代が紀元前400年前から西暦0年をまたぐくらいの感じ・・・


自分たちって日頃、西暦2020とかって使っていることもあって、人類の歴史=西暦くらいに思ったりしちゃってませんか??

自分だけですか??

この本読んで、人類の歴史ってそんな最近のことだけじゃないんだよってことを認識させられたんですけど、、、


ちなみに人類の歴史って、今から700万年前から始まったそうです。

私たちホモ・サピエンスだけで言っても、30万年前からだそうですので、人類史的に言えば私たちは新参者も新参者なので、絶滅していった諸先輩方に敬意を持たねばいけないんじゃないかって思いましたwww




でもって、この本はその700万年前から始まった人類史を振り返りつつ、、、


自分が考えるに、大きく3つの謎


①直立二足歩行をなぜ人類はしたのか?

②チンパンジーなどに比べて、人類の犬歯が縮小していったのはなぜか?

③ホモ・サピエンスの繁栄ができていることはなぜか?




これらの謎を順序建てて、非常にわかりやすく解説してくれている良著だと感じました。



興味がある方は、この著書をぜひ読んでもらった方がいいのですが、個人的にこの本の論点を書き出していきたいと思います。



●なぜ人類は直立二足歩行をしたのか?

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●四足歩行に比べて二足歩行は、走るスピードは遅くなるので肉食動物に食べられる危険性をはらんでいた

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●しかし人類の祖先は直立二足歩行をせざるを得なかった、それは木登りが下手だったため森林での生活を追いやれて、草原に居住場所を移すしかなかったから

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●森林に比べて食べ物のすくない草原においては、食べ物を獲得するためには遠方まで遠征することも多かった

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●直立二足歩行は、自分の妻や子供に食べ物を持ち帰るために発達したのではないか?(著者推奨の食料運搬仮説)

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●そもそも多くの猿には、自分の家族のために食料を持って帰るという行動は無いにも関わらず、人類ではなぜそれができたのか?

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●人類の繁殖形態に根ざしているのではないか?

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●多くの猿においては多夫多妻的な群れをなしているものが多い、そういった猿の集団においてはメスの発情期には複数のオスが一匹のメスをめぐって争いを繰り広げる。

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●オス同士の争いで重要になってくるのが、犬歯

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●オス同士の争いの少ないボノボなどでは、犬歯は小さい

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●人間のメスには発情期がない分、猿のように1匹のメスをめぐってオス同士の血眼の争いは起きにくい

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●だから人間のオスはボノボ以上に犬歯が小さい

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●人類は集団生活の中においてオスとメスとで、1:1のペアをつくるようになった初めての種

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●人類は生まれながらにして、一夫一婦制の種だと言える

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●一夫一婦制であることで、どれが自分の子供かが、多夫多妻制の猿たちよりもすぐにわかる

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●自分の遺伝子を遺すために、食べ物を自分の家族へともって帰ってくる必要性が人類にはあった(食料運搬仮説の立証)

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●そもそもヒトがこんなにも繁栄したのはなぜなのか?

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●著者が考えるに、①ヒトが多産だから。②脳が大きくなったから。

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●まずは①ヒトが多産だからから、チンパンジーは生まれたばかりの赤ん坊の授乳期間が4-5年あり、その間は子供を作らない。しかしヒトは授乳期間は2-3年で、なおかつすぐに第二子の妊娠出産が可能である。

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●ヒトは共同生活をしていることで、赤ん坊の母親以外からも世話を見てもらえるから

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●進化の歴史において、“強いから生き残る”という法則はない。あるとすれば“減るスピードよりも子供が増えるスピードが早いから生き残る”という法則のみ。

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●ヒトの妊娠→出産のスピードが早かったから絶滅していないという単純なこたえ

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●②脳が大きくなったのが繁栄の要因とは?

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●人類は260万年前に初めて石器を使うようになった。それ以降人類の脳の容量が拡大していく・・・

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●そもそも石器を使用し始めることで、人類の狩猟の成功度が飛躍的に上昇したと思われる

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●狩猟によって肉をこれまで以上に多く食べられるようになったとすると、高カロリーな肉を食べることでエネルギーがたくさん摂取できるようになったし、肉は草等の食べ物に比べると消化がしやすいので、腸を短くすることができて、その分のエネルギーが脳の拡大に充てられたと考えられる

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●脳の拡大により、人類繁栄~!!!






長くなりましたが、話の流れとしてはこんな感じです。


上記以外にも、6600万年前の天体衝突がなければ、今となっては恐竜が知的生命体になっていたのではないか??

とかだったり、ホモ・サピエンスの脳よりも絶滅したネアンデルタール人の方が脳の容量が大きいことはなぜなのか?(著者の推論はあったが、明確な理由はわかっていない)

ホモ・サピエンスの脳の容量が1万年前から比較して縮小しているのはなぜか?平均1450cc(1万年前)→平均1350cc(現在)


等々の謎には、知的好奇心をくすぐられます。



そして何より、本書で人類史を知ったことで、究極の問い・・・




我々ホモ・サピエンスの次に現れる人類はどんなヒトなのか?


という疑問を個人的には持ってしまいました・・・



まぁー自分が生きている間に分かることはないですからね、考えても仕方ないですけども。



タイムマシーンでも出来たら、今から数十万年後、数百万年後に行って、見てみたい気持ちはありますけどね~



いやぁー非常におもしろかった!!

今回はそんな感じ~~♪♪
【読書感想文】 『ニューヨーク大学人気講義 HAPPINESS(ハピネス): GAFA時代の人生戦略』 著:スコット・ギャロウェイ
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なんかこの本の著者、前作に『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界 』って本を書いて結構売れて有名になった方のようだったんです。。。


そっちは自分は未読だったんですけど、これからGAFAのようなITの大手企業が世界を覆っていくことであろうことは理解してますし、抗えない現実だと思ってましたので、今回の著書のタイトル通り、GAFA時代の人生戦略ということで、世界が数社のIT企業に支配されるような現在で、どう生きていくべきかの指針をこの本から読み解ければいいかなぁ~なんて思って書店でパラパラとめくって購入したんですけど・・・



結論から言って、


この本に書いてある、人生幸せに生きるための方法は、全て著者の人生経験に基づく根拠の弱いものであり、GAFA時代とか一切関係ないもの。ちなみにどんな法則かを端的に言っておくと、結婚しろ、家族を愛せ、子供を愛せ、両親を愛せ、運動をしろ。
以上~!!!



しかも、この著者は離婚歴があるし、両親も離婚歴があるし、、、

そりゃーだから言っていることが間違っているなんて言ったら、自分が相当の偏見者だとレッテルを貼られてしまうかもしれませんが、声を大にして言いたい!!




そんなことは言われなくてもわかっているし、お前極度のマザコンだろっ!?
¥1760も出して読むような内容では無かったわ!!

そのお金で行きつけのホームサウナ2回行ったほうが、1兆倍得したわーーーい
ヽ(`Д´)ノ





あくまで個人の感想ですwww(逃げ)
【読書感想文】 『残酷な進化論』 著:更科功
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ジャンルとしては生物学?なのかな、進化論とか、こういう系の分野の本ってあんまり読まないけど、これはおもしろかった~♪♪


どうしても人間って、「私たち人間は、他の動物達の中で、より良く進化してきた一番優れた種族だ!!」なんてうがった考えに陥ってしまうこともあるが、この本では、決してそんなことは無いということ、人間なんて偶然進化してきた種族の1つであるということ、そしてこの本を読んでてちょっと感動したのは、進化論の中において、生きるための理由なんてものは無い、あるとすれば生きるために生きているんだという主張で、この本は生物学・進化論のジャンルに興味がある人にはもちろん、生きることに悩んでいる人にもオススメできる本になっていると思います。


進化の過程を説明していく上で、生物の臓器の働きを説明していく必要があるわけなんですが、これが結構専門的な内容で、これ系の話にズブの素人だと理解に苦しむ部分なんです。

けど、この著者その辺がよ~くわかってくれているようで、できる限りわかりや~すく説明をしてくれていることに好感を持てました。
※それでも理解が難しいのは変わりませんけども



そんな本作を読んで興味深かった箇所を、いつもどおり箇条書きで書き出してみます。





●活発に動き回る動物は、たいてい左右対称な形をしている。ただしそれは体の外側だけであって、内側は関係ない。



●鳥類はいつも肺に空気が一方通行で入るようになっている。それにより飛んだり、他の生物が生きられないような高地でも生きられる。



●窒素の排出の仕方(おしっこの仕方)は、生物によって様々だが、人間のように尿素を大量の水分に溶かし込んで排出するやり方は、鳥類や爬虫類のように尿酸にして少量の水と一緒に出すやり方より劣っている。




●人間の眼は3色の色の認識ができるが、ワシやタカは4色の識別ができて、人間の眼よりずっと優れている。



●もしかしたら、私たちの腰痛の大きな原因は、老化のせいかもしれない。野生の動物は、腰痛が始まる前に死んでしまうだけかもしれない。



●人間は様々な種の中でも、そうとうの難産な種である。その理由は①直立二足歩行をするため、脊柱がS字にカーブしていることで、胎道を通るときに大変になった。それからもう一つの理由が②頭が発達したことで、退治の頭の大きさが大きくなり、胎道を通るときに苦労するから。



●チンパンジーが人間と別れたのは700万年前、チンパンジーには犬歯があり、人間には無い。この牙がなくなった理由は、人間は一夫一妻制へと移行するように仕向けられたからである。チンパンジーと違い、直立二足歩行をするようになったのは、一夫一妻制となることで、両手で自分の子供へ食料を持って帰れるようになったからかもしれない。




●人間の女性は閉経しても長く生きる、それはもしかしたら孫だったり、コミュニティ内の子育てをするため?



●死ななくては、自然淘汰が働かない。そして、自然淘汰が働かなければ、生物は生まれない。つまり、死ななければ、生物は生まれなかったのだ。死ななければ、生物は、40億年間も生き続けることはできなかったのだ。



●進化論のなかにおいての「生存競争」というのは、もしかしたら言葉がよくないかもしれない。「自分の命を大切にすること」と言い換えるべきかもしれない。








終始説明が簡単にしてもらえる分、理論展開が筆者にとって好都合の展開な様な・・・とも感じてしまったが、この本に書かれている理論が完全に間違っていると立証することも現時点の科学においてはできないんでしょうから、著者の理論を支持しようと思います。

その方が何より面白いからね~


この本を読むと、冒頭に書いたとおり、「生きる意味を考える必要なぞ無い!!」と感じて元気になれるのと、他の動物たちにも「おめ~らも結構すごいんやなぁ」って優しくなれる気がしますw



今日はそんな感じでーーす

ではでは(´∀`*)ノシ バイバイ
【読書感想文】 『スゴい!行動経済学』 著:橋本之克
本屋巡りをしていたら、行動経済学に関しての最新刊がありましたので購入~

初めて池袋のジュンク堂書店に行ったんですけど、すごいですね~

1日中いれます。正確には住みたいレベルですw


つーわけで今回の本なんですが、今月出た新刊ということと、ジュンク堂においても決して力を入れて推している感じはなかった本だったので、なんとAmazonのページに2020年1月19日時点においてレビューが1つもありません。

※Amazonのページ
↓↓↓
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この著作、最新の行動経済学に関しての著書を簡潔に1冊にまとめて紹介しているような本です。

行動経済学第一人者であるダニエル・カーネマンの『ファスト&スロー』や、ダン・アリエリーの『予想どおりに不合理』『不合理だからうまくいく』『ずる』等々の著書を楽しく読んできたので、それらの復習をしつつ、まだ読んでない行動経済の著書に関しての内容を知りたいなと思ったのが、読もうと思った経緯です。


行動経済学のまとめ的な本なので、「現状維持バイアス」「ザイアンス効果」「損失回避の法則」「保有効果」「IKEA効果」・・・等々

行動経済学においての各種理論の紹介がたくさんされているのはもちろん、それを使用した上で、“ソーシャルゲームにハマってしまう理由”や、“ユーチューバーになりたがる子供に違和感をもつ理由”を理論建てて説明していくのは、読んでいて行動経済学を初めてしる人でも理解しながら読めるような内容になっていると感じました。


そして終盤には、最近話題になった“2000万円問題”を行動経済学的に解説し、正しく状況を理解すべきことや、来るべくAI時代におけるプラットフォーマーに対しての利益だけでなくモラルを強調すべきである主張を持ってくるあたり、行動経済学の各種理論によって、正しい社会のあり方・視点を持って欲しいという著者の訴えなのだと感じました。



今日はそんな感じ~

ではでは(´∀`*)ノシ バイバイ
【テーロス還魂記】 “前回のテーロスでの羊毛鬣のライオンが、さらに強くなって帰ってきているじゃ~あーりませんかっ!? 《青銅皮ライオン》降臨!!” の巻
【テーロス還魂記】 “前回のテーロスでの羊毛鬣のライオンが、さらに強くなって帰ってきているじゃ~あーりませんかっ!? 《青銅皮ライオン》降臨!!” の巻
【テーロス還魂記】 “前回のテーロスでの羊毛鬣のライオンが、さらに強くなって帰ってきているじゃ~あーりませんかっ!? 《青銅皮ライオン》降臨!!” の巻
テーロス還魂記のカードを眺めていたんですよ~

前回のエキスパンションのエルドレインの王権で、《王冠泥棒オーコ》なんていうぶっ壊れカードを刷ってしまった失敗からか、全体的にカードパワーが落ち着いた感じの印象を受けたんですけど、個人的に心躍るカードがあったので久しぶりにMTGのことで日記を書こうかと・・・ww(^_^;)


タイトルにもある通り、今回の新エキスパンションで収録される緑白の2マナのクリーチャーで《青銅皮ライオン》ってカードが非常に好みだなぁ~っと


過去のエキスパンション、テーロスの時代にも同じマナ構成で同じパワー・タフネス、同じ種族タイプ・猫で、《羊毛鬣のライオン》ってカードがあって、ずっと使っていた記憶がある・・・

どんなデッキだったか詳しくは忘れちゃったけど、とりあえず《羊毛鬣のライオン》をタイミングよく怪物化して、6マナの当時のぶっ壊れカード《太陽の勇者、エルズペス》に繋げて、そりゃーもうー雑に勝つことができていた記憶があるw


それにしても、この新ライオンちゃん《青銅皮ライオン》のマナレシオのイカレっぷりったらありませんよ~!!

2マナで3/3ってだけでもう完全に合格点いってんすよっ!?

にも関わらず、緑白の2マナ払えばこのライオンちゃんがターン終了時まで破壊不能を得ると書いてある!

いやぁ~便利じゃないですかぁ~!! しかもそこで終わっても文句は言われないと思いますけど、そこから先にテキストにさらなる良いことが書いてあるじゃ~あーりませんかッ!!?

もし仮にこの《青銅皮ライオン》が死亡したときには、自分のクリーチャーにくっつくオーラとなって戻ってきて、緑白の2マナでターン終了時まで破壊不能になる能力をつけてくれるってんですよぉ~!!

大盤振る舞いここに極まれりぃーーー!!って感じw

しかもオーラとなって戦場に戻ってくるわけですから、テーロス環境で重要な信心にもマッチしてますよね~♪♪

でもって、緑白のカラーリングでビートダウン組もうと思って他のエキスパンション見てたらラヴニカのギルドに《秋の騎士》ってやつがいて、テーロスでエンチャントが多くなる環境ならば活躍する芽が出てくるかなぁ~って期待があり!

惜しむらくは前回のテーロスで、羊毛鬣のライオンと一緒に使っていてエルズペスはなんだかんだで死んじゃったんだよね~って思ってたら、、、



なんのこたーない、ペス子今回生き返っとんのな!?
(;´Д`)




死ってこんな軽い概念なのっ!!?
(;´∀`)





まぁ、いいですけど・・・ペス子自体は好きですから、生き返ってくれて嬉しいですけども、なんでもありですね・・・


正直スタンはオーコが禁止になってからは、グルールアグロを使っているんですけど、もうなんていうか惰性でプレイしているというか・・・


ぶっちゃけ話、これ読んでいるMTGプレイヤーの方々には賛同してもらえると思うんですけど、、、


2ターン目PWオーコ着地する様な、薬物使用者もびっくりのガン決まり環境だったところから、「薬物(PWオーコ)使用中止~!!」なんて言われても、あの快感を体験してしまった依存者としてはもうね・・・
スタン環境が味気ないものに映ってしまうわけですよwww



早く新環境になってくれて、アドレナリン出すようなブン回りをせにゃ~、チンポの先も濡れませんってww!!!


今日はそんな感じ~~♪♪

ではでは(´∀`*)ノシ バイバイ
【読書感想文】 『エッセンシャル思考 ~最小の時間で成果を最大にする~』 著:グレッグ・マキューン 訳:高橋璃子
【読書感想文】 『エッセンシャル思考 ~最小の時間で成果を最大にする~』 著:グレッグ・マキューン 訳:高橋璃子
今回読了したのは、初版が2014年の本なので、結構前の本。


これまでも経済書の紹介されているところで、ちょくちょくこの本を目にしていたような気がしたので、買ってみた。






結論からお伝えすると、著者が推奨する“エッセンシャル思考”とは、「より少なく、しかしより良く」を追求する生き方とのこと。







この説明だけでは、なんのこっちゃ?って状態になってしまうので、もう少し詳細に記載をすると、、、

●「何でもかんでもやらなくては」という考えを捨てて、「やるべきことを絞ってやる」


●「差し迫ったものからやる」ではなくて、「本当に重要なことをよく考えて、集中して1つのことに取り組む」


●「反射的に“やります”と言う」ではなくて、「本当に大事なこと以外は断る」




こんな感じの仕事の取り組み方です。なんとなくわかっていただけましたでしょうか?



本文においてはこの“エッセンシャル思考”を理解・紹介するために、数多くの“非エッセンシャル思考”の典型例を多数紹介してあります。



例えば、著者が批判する“非エッセンシャル思考”の働き方の典型例ってこんな感じ・・・



日々の仕事の本質を理解することなく、「自分がやるべきこと」&「自分がやりたいこと」も具体的にわかっていないから、頼まれた仕事に一度も「ノー」を言うこともなく、ひたすら仕事をする。だから帰りも遅くなり家族との時間も削ってしまうことになる。





徐々に著者の言う“エッセンシャル思考”が理解できているだろうか?


エッセンシャル思考では、重要なことは数少ない、少しでも重要でない雑多なことには一切手を煩わせるな!!って主張なんです。




持っている服を、取っておくものと、捨てるものとで分ける作業の時を例に取って説明しているのがわかりやすい。

どんなものかというと、「いつか着るかもしれない」と考えて捨てずに取っておくよりも、「この服が本当に大好きか?」という風に自問したり、「(もし仮にこの服を現時点で保有していなかったとして)またお金を出して購入する気持ちになるだろうか?」と考えることで、より本質的な選別作業ができると書いてある。



この本の主張自体には概ね賛同なんだけど、著者の主張に2点ほど反論があるので、書いておくと、



“少しでも本質を欠く内容の仕事だったらば、「ノー」といって仕事を受けない。”とあるが、日本の縦型のサラリーマン社会において、そんなことをしていると、会社内でつまはじきにされるに決まっている。

↓↓↓

米国人だと上司に対して、明確に「ノー」が言えるんですかね~?
日本ではそんなことできるわけが無い・・・という思いと、そもそも日本はどんな馬鹿な上司の下であっても、逆らわない、支え続けるという二重苦を強いられる国なんですよね~w





それから雇用に関して言うと、エッセンシャル思考を使用した人材採用をすると、その会社に会った人物を探すわけなので、条件にぴったり合う人材でなければ採用されず、それ以外は不採用となり、選考が困難になる。

↓↓↓

人口減少社会、それに少子化も相まって、現在は就職に関して言えば、空前の売り手市場なんでしょうね~
だから会社の採用活動において、大手でなければないほど、採用する人材の質をこだわっていられなくなってしまう。
エッセンシャル思考的人材採用方法(条件にあう数少ない人にしか採用を出さない)では、会社によって条件に合わない人を採用せざるをえないようなところも、多かれ少なかれ出てくることでしょう。



何はともあれ、“エッセンシャル思考”の有用性は理解できました。

おいらも仕事の本質がなんだったか改めて振り返ってみようかと思いました〜



今回はそんな感じでーーす

ではでは(´∀`*)ノシ バイバイ



【読書感想文】 『21 Lessons  ~21世紀の人類のための21の思考~』 著:ユヴァル・ノア・ハラリ 訳:柴田裕之
【読書感想文】 『21 Lessons  ~21世紀の人類のための21の思考~』 著:ユヴァル・ノア・ハラリ 訳:柴田裕之
【読書感想文】 『21 Lessons  ~21世紀の人類のための21の思考~』 著:ユヴァル・ノア・ハラリ 訳:柴田裕之
いやぁ~手ごわかった!! けど読みきったっ!!!!

何をって、ユヴァル・ノア・ハラリさんの新刊『21 Lessons』をだぁ~~っ!!

Amazonのページ
↓↓↓
https://www.amazon.co.jp/21-Lessons-21%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%81%AE%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE21%E3%81%AE%E6%80%9D%E8%80%83-%E3%83%A6%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%A9%E3%83%AA/dp/4309227880/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=21%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%B3%E3%82%BA&qid=1578232201&sr=8-1



世界的ベストセラー『サピエンス全史』の著者であるハラリさんの新作。


サピエンス全史もそうとう分厚い本で、内容も重厚なもんだから、時間と労力はそうとうかかったけれど、読んだらめっちゃ面白かったからね~

※おいらのかつて書いた『サピエンス全史』の読書感想文
↓↓↓↓↓
https://meatbouzu.diarynote.jp/201907292322477925/



ちなみに『サピエンス全史』は人類の過去(歴史)のことについて、歴史学者であるハラリさんがこれまでに無いセンセーショナルなアプローチで読み解いてくださっていて、次作の『ホモ・デウス』では人類の未来(予想)について書いてあり、今作の『21 Lessons』においては、人類の現在においての課題を読み解いて行く~といった内容になっております。


自分は実は『ホモ・デウス』は読んでないんですが、今作の『21 Lessons』は発売して結構すぐに購入してありました。※2019年11月下旬発売


本作は1作目の『サピエンス全史』や2作目の『ホモ・デウス』のような上下巻ではないものの、1冊の厚みとしてはページ数が約450ページほどで、お値段も税抜き価格で2400円・・・そりゃ~全部読みきるのは1ヶ月以上後になりますよw




いつもだったら読んでる最中にマーカーした部分を箇条書きで書き出したりするんですが、それでもあんまりにも分量が多くなってしまうと思うので、自分の言葉で要約しつつ、とりわけ興味深かった部分は書き出していきたいと思います。





ハラリさんは現在の人類においての経済を動かしていく物語が、
1938年には資本主義・社会主義・共産主義の3つ存在し、1968年になると資本主義と社会主義の2つになり、1998年には資本主義の1つになり、、、
2018には資本主義という選択肢もなくなりつつ

と書いている。

歴史を振り返れば、どの国家体制こそが正しいのか?ということで戦争を延々と繰り返していたわけだが、その結果資本主義こそが正義だと決まったかに見えたものの、リーマンショックもあり資本主義が万能の国家体制とは言えなくなり、それによって世界の人々が幻滅をしてしまった、というのだ。


そしてこれからの社会では、AIやビッグデータの活用により、これまでの資本主義下においての搾取する側と搾取される側という関係から、搾取する側と雇用すらもされない側という、より不平等な社会へと変化しかねないと警鐘を鳴らす。



国家間での協調関係においては人類の歴史を振り返れば、そうとうに改善されてきており、オリンピックというものが人類の歴史上どれだけ今のように開催するのが困難であったかに思いを馳せるべきだし、今ならば国は違えども異国同士で連絡を取り合うことも常識的であり、私たちのほとんど全員が同じ文明に所属している。


しかし今やグローバルな生態環境やグローバルな経済・科学な時代なのにもかかわらず、私たちは国政だけのレベルで立ち往生している。これにより政治制度は私たちの主要な問題に対して対応できていないため、ここからの唯一の解決策は、政治をグローバル化することだ。




現在の人類の至上命題は、①核戦争、②生態系の崩壊、③技術的破壊、の3点であるが、これからの問題はグローバルなレベルでないと解決できない。その一方でナショナリズムと宗教が依然として、人間の文明を異なる、そして敵対することの多い陣営に分割している。




ここ近年の研究によって、白人と黒人だと知能面で白人が優っているだとか、の人種差別的な問題がデータで否定されるようになったことで、肌の色での人種差別は少なくなっていく傾向は見て取れるが、なかなか無くならないのが文化差別の問題である。


文化差別とはどういったものなのか?本文に非常にわかりやすい例え話が書いてあったのでご紹介したい。

 コールディアとウォームランドという2つの架空の国にの想像をしてください。両国には文化の違いがあり、それは人間関係と人間関係における衝突の場合の差異である。
 コールディア人は日常生活において誰かと衝突したら、それを押さえ込むのが最善だと幼いころから教えられる。それに対してウォームランド人は、他人と衝突した時には、対立を表に出すように幼い頃から教えられる。
 これらの2つの方法にはそれぞれ長所と短所があり、一方がいつももう一方よりも優るとは言い難い。とはいえ、ウォームランド人がコールディアに移民して、コールディアの会社に就職したら、どうなるだろうか?
 ウォームランド人は同僚との争いが起こるたびに、テーブルを叩いて思い切り怒鳴り、迅速に問題解決することを期待する。数年後、上級職に1つの空きができる・・・例のウォームランド人は、その職を就くのに必要な資格をすべて備えているのに、上司はコールディア人の従業員を昇進させる。理由を問われると、「ええ、あのウォームランド人は才能豊かですが、人間関係に深刻な問題を抱えています。気が短くて、周囲に不要な緊張を生み出し、うちの社風を乱します」と・・・
 この上司の理由はコールディア人にとっては、至極まっとうな意見であり、逆にウォールディア人にとってはそれまでの常識を覆す、受け入れ難い理屈なわけなんです。



以上のように、属しているコミュニティによって、善悪の基準が全然変わってくることを全人類が認識しておく必要があると書かれています。



宗教を信じるなっ!!とは書いていないものの、世俗主義的な思考が推奨され、思いやりと謙虚を持ち合わせて世界を見通さなければいけない、と書かれている。









・・・(;´Д`)ハァハァ こんなものだろうか?


いや正しくは、この程度のまとめ方が今のオイラの力量の限界ですww



前回自分が読書感想文を書いた『サピエンス全史』と比べると、論点が多数に分かれていることだったりがあり、まとめることが非常に難しい・・・(´Д`;)



自分がこの本から得られた知識の1/100も伝えられた自信がありません(^_^;)



ハラリさんの文章って、相当レベルの知識を持っていることが事前に要求されたり(わたしも理解できずに読み飛ばしている部分がたくさんあります)、たま~に格好いい言い回しになってくると、やたらと表現が抽象的になってきたり、結論から書かれていないことも多いので、いま著者は何を言わんとしているか読んでいてわからなくなってきたりと、難を探せばたくさん存在しますが・・・・


ハラリさんほど博学な人はいないだろうってことを感じることのできる、物事の見方、分析力、見通す力を読書を通じて触れることができるんです!!!!


ハラリさんの本を読むという行為の魅力は、そんな部分にあるのかもしれません・・・



これまでの3作品で、人類の「過去」「未来」「現在」を書いてきたので、ハラリさんの次回の作品はテーマがもう尽きてきているような気もする・・・


読む体力的な問題でw、“次回作が出ればそれも読みます”とは言えませんが、ハラリさんの著作は今後も書いていってほしいですね。



今日はそんな感じでーす

ではでは(´∀`*)ノシ バイバイ







【読書感想文】 『1兆ドルコーチ ~シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え』 共著:エリック・シュミット、ジョナサン・ローゼンバーグ、アラン・イーグル 訳:櫻井祐子
【読書感想文】 『1兆ドルコーチ ~シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え』 共著:エリック・シュミット、ジョナサン・ローゼンバーグ、アラン・イーグル 訳:櫻井祐子
新年あけましておめでとうございますm(- -)m

今年も今年で、読書をしつつアリーナを回していくことになると思います。本年もよろしくお願いいたします。



つーわけで、年末年始のこの休みのさなか、1冊読み終えましたので感想を書いていこうかと、


今回読んだのは『1兆ドルコーチ ~シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え』でございます。


本屋のビジネス本コーナーに平積みされていて、シリコンバレーのそうそうたるメンバーがこの一人の師匠によって支えられていた!! みたいな帯表紙にまんまと捕まってしまいました。


そうそうたるメンバーというのも、アップルの故スティーブ・ジョブズ、Googleのエリック・シュミット、ラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリン、Amazonのジェフ・ベゾフ、、、等々


要するに、現在の情報社会においての覇者達のほとんどが、このビル・キャンベルという一人の男によって支えられていた!! という驚愕の事実が帯に書いてあるじゃあありませんか~!!  

これは読まねば~ってことで買ってきました。


全部で6章の本なんですが、第1章がビル・キャンベル(以降ビルと表記)という人物がどういった人物なのかの紹介なんですが、これが個人的には退屈でした・・・(^_^;)

ビルの偉業がつらつらと書かれているものの、それがなぜなのか?どういった手法でなのか?に関しては非常に曖昧に書かれているんですもの。

※それもそのはず、その内容が第2章以降なんですからw


でもって、第2章以降は徐々に楽しくなっていくんですけど、、、



結論から言いますと・・・





この本の評価は非常に難しいw
(;´д`)





それがなぜかといいますと、帯の推奨文を読む限り、アメリカのIT業界を影で支えてきたドンが存在した!! といううたい文句で、私はあたかもAppleやGoogle、Amazonの革新的なサービス内容を影で操ってきていた人物がいた、と勘違いしてしまっていったんです。

ビルはそういった大手IT企業のCEO達を技術的サポートで支えたいたわけでも、金銭的サポートで支えていたわけでもなく、精神的な面でのサポートだったり、企業体勢的な面でのサポートをしていた人物なんです。


まぁ、そういった点においてのサポートももちろん重要ではあるので、ビルがそれをどうやってやり遂げていたのかをこの本で知ることは非常に興味深い点ではあるんですよ・・・


じゃあビルがどういった手法をすることで、世界的な大企業を支えていたのかというと、、、


愛をもって人と接し、「チーム・ファースト」の精神を企業文化に根付かせ、チーム内のメンバー同士の信頼と誠意を持たせた。


・・・だからだそうです。



いやホントに!!この著作でビルがやっている内容って、「愛情」とか「思いやり」とか「信頼」、「誠意」、「親身」・・・といった言葉で表現されていることばかりなんです。


アメリカという土地柄で日本人の自分からすると理解が難しいということは重々承知なのですが、すごく驚かされたことがあって、じゃあこのビルという人物がどれほどの聖人君子だったかというと、仕事仲間に対しての声かけとしてよく使っていた言葉が、「しくじるんじゃねえぞ」とか「私がえらく見えるほどアホなやつ」とか「お前のケツから頭を引っ張り出す音だ(※どうやらこれが叱咤激励の言葉らしいのですが、日本人の私からは理解に苦しみますw)」とかって言葉なんだそうです・・・


言動は非常に破天荒なビルですが、本作を読むことで人を見る目や、企業風土がどうあれば正しいのかの判断力、コミュニケーションスキルが抜群に優れていて、チームのメンバーのやる気を引き出す力は本物なんだと理解することができます。


そもそもビルは2016年に他界をしている故人で、存命中にビルに支えられていたメンバーの数名がビルについての本を出したいとして出版されたのがこの本作なので、本の内容がビルを師事したたくさんの人たちにインタビューをして、その内容をまとめたものになっています。


一応それぞれの項目で別れてはいるのですが、そういったまとめ方なので、要点が絞りづらくなっているし、かつ内容が精神的なものが多く、抽象的な表現が多いので、いつものような興味深かった部分を箇条書きにするというのはやめておきます。


ほんと読破したのちに感想文書いといてなんだけど、本作は読んでもらうしかないわ、要約できませんこの内容は。


で、ビルのやってきたことを同じようにやることは私には到底無理だと理解することも、本作を読んでよ~く理解できましたw


だから本作の評価は困難だとさせていただきました。



ビルの行動原理を解き明かそうとした、いや正確には、ビルに支えられてきた者達がビルの行動原理を伝え遺そうとした本作は、組織の長や、組織の長を支えるような要職の人向きなのか?はたまた他人とやり取りする全ての人間におすすめできるものなのかもしれません・・・(;゚д゚)ゴクリ…





今回はそんな感じでーーーす

ではでは(´∀`*)ノシ バイバイ
【音楽】 “2019年個人的ヒットソングランキング” の巻
【音楽】 “2019年個人的ヒットソングランキング” の巻
【音楽】 “2019年個人的ヒットソングランキング” の巻
毎年の個人的恒例行事は済ませておきたいですからね~


年末になると、その一年間で聞いた音楽のトップ5を書き出すっていう毎年恒例行事です。



まぁー最近は仕事と育児と、田舎に住んでいるということで、タワレコの視聴ブースで延々と好きな曲を探していた時に比べると、新譜に触れる機会がめっさくさ減ってしまってきているんですが・・・(^_^;)



言い訳はこの辺にして早速始めます。






ではまず第5位から・・・



第5位 『VOLTAGE』 ガールズロックバンド革命

https://www.youtube.com/watch?v=9k9txMouU34

名前が実に挑戦的なバンドw 女性3人組のロックバンド。Youtubeで3人のおしゃべりしている動画をみていると、どこにでもいる仲良し3人組で、ゆるふわ系でほんわかした口調なんですが、曲に入るとバンド名である“ガールズロックバンド革命”の名前に偽りなし!!って感じなんです!!!

でもって、是非とも見て欲しいのはドラム担当のJUNNAちゃんの超絶パワフルなドラミング!! 見た目は可愛い感じで、Youtubeでのバンドの動画配信を見ていると一番不思議系な彼女、コスプレと料理が趣味という彼女がドラムを叩き始めると、史上最大のギャップの発生でおじさんのハートは完全にノックアウトですw!!!(ノ=´∀`=)ノLOVE♪




第4位 『兵、走る』 B’z

https://www.youtube.com/watch?v=7U1cj2UD9-s

おいらを音楽好きにしてくれたバンド、B’z。この曲はラグビーワールドカップで世間で結構流れてたんですよね?(おいらTVをほぼ見ない生活のため)

中学校の時からハマって35歳になった今でも現役で活動している・・・いやぁーほんとすごいことですよね。

稲葉さんの歌声を聴いて育ったことで、ハイトーンボイスのバンドに目がなくなりましたw そしておいら自身もハイトーンボイスでカラオケで結構歌えるようになりました。B’zの曲はカラオケではいつも原曲で熱唱してます!!





第3位 『REASON』 SYU from GALNERYUS(GUEST VOCAL:Fuki)

https://www.youtube.com/watch?v=958z1pk9_Ns


おいらの一番大好きなバンドGALNERYUSのギターSYUのソロ活動アルバム。その中からゲストボーカルにFukiを招いての一曲。

ジャパメタ界においてこの2人が合奏するなんて、MTGプレイヤーにわかりやすく言うと、オーコとジェイスの共演みたいな感じなんですよっ!!!

SYUの超絶技巧テクを駆使したギターの疾走にあわせて、FUKIのハリがあり腰の入った超絶ハイトーンボイスのコラボなんですよっ!!!こんなん興奮するなってほうが無理ってもんですよっ!!!

PVの4:55のFUKIの超絶ハイトーンパートを車で歌いながら挑戦していますが、出るわけがありませんwww





第2位 『PA PA YA!! (feat.F.HERO)』 BABYMETAL

https://www.youtube.com/watch?v=oO7Y8NsnkRg

GALNERYUSがジャパメタ界で己の思想を追求しているとすれば、BABYMETALは全世界のメタルキッズを吸収して、メタルで世界を1つにしているように感じる今日この頃・・・(;・∀・)

今年出た新譜『METAL GALAXY』はビルボードチャートで坂本九を越えたとか何とかで、話題になっておりましたが、そのへんのことはよーわかりませんが、要するに世界的にめっちゃ売れているということですね~

それもそのはず、今回の新譜は“メタルの無限の可能性”を感じさせてくれる一枚になっていて、上にPVを貼っておいた曲だって、意識して聴かんとメタルだとわからんぞっ!!

アルバムに収録されている曲がどれもこれもそんな感じで、メタル好きのおいらからすると「これがメタルなのか??」という困惑から始まったものの、聴き重ねてくるとすぐに「メタルってなんでもありでいいじゃん!!」って寛容で広大で壮大な気持ちにさせてくれましたw

多分、次の新譜は相当先なんだろうけど、キツネ様を唯一神としたベビメタ教の布教の今後の拡大に期待しています!!



第1位 アルバム『INTO THE PURGATORY』 GALNERYUS


GALNERYUS – THE FOLLOWERS[OFFICIAL MUSIC VIDEO]
https://www.youtube.com/watch?v=xKRFICon5j8

GALNERYUS - NEVER AGAIN [TV]
https://www.youtube.com/watch?v=qRMBkfGksmo



今年も曲ではなくて、アルバムが1位ですw

いやーホントいいよ、ガルネリウス!! 何度聴いても聴き飽きない、味が出てくる!!前作のアルバムUltimate Sacrificeも2年間ずーっと聴いてました。ほんと大げさな表現一切なくっ!!

おいらの中ではガルネリウスの存在は、水とか空気とかと同じレベルになってきてて、無いと生活に支障が生じるレベルになってきました。

これを朝の通勤の車の中で聴き、小野さんのハイトーンボイスをコラボで発声することで、その日一日の声の出がよくなるという好循環。

年明け2020年1月10日にあるアルバムツアーの千秋楽に参戦してきます!!

前作も行きたかったけど子どもが小さくて我慢して、ライブDVD買ってごまかしていたんだけど、今回のアルバムのツアーに参加できるのは今回だけだかんねっ!!!

ジャパメタ界を今後も牽引していってくださいっ!!!!








つーわけで、今年の個人的音楽ブームはこんな感じ~


毎年それからMOの勝率をまとめていたんだけど、今年からアリーナを導入して勝率をメモすることがなくなってしまって、あっちの毎年恒例行事は終了ですね~



また来年も超絶ハイトーンボイスな会えますように(´∀`*)ノシ バイバイ




P.S.

※ちなみに過去のトップ5はこんな感じでしたーー


2011年のランキング
第1位 「oath sign」 LiSA
第2位 「現実という名の怪物と戦う者たち」  高橋優
第3位 「Just Awake」 Fear,and loathing in Las Vegas
第4位 「Dream of Life」  伊藤祥平
第5位 「明日へ」Galileo Galilei



2012年のランキング
第1位 アルバム「All That We Have Now」 Fear,and Loathing in Las Vegas
第2位 「Eternity」「Prometheus」「Live my life」 knotlamp
第3位 「HUNTING FOR YOUR DREAM」 Galneryus
第4位 「ジョジョ~その血の運命」 富永TOMMY弘明
第5位 「True Romance」 Motion City Soundtrack



2013年のランキング
第1位 「紅蓮の弓矢」 Linked Horizon
第2位 「自由の翼」  Linked Horizon
第3位 「シリウス」   藍井エイル
第4位 「Deeper Deeper」 ONE OK ROCK
第5位 「メギツネ」 BABYMETAL



2014年のランキング
第1位  「ギミチョコ」 BABYMETAL
第2位  「桜のあと(all quartets lead to the?)」 UNISON SQUARE GARDEN
第3位  「Endless Story」 Galneryus
第4位  「courage」 戸松遥
第5位  「STAND PROUD」 橋本仁



2015年のランキング
第1位  「Road of Resistance 」 BABYMETAL
第2位  「Rise Of The Chaos Wizards (邦題:混沌の魔術師達の蜂起)」 GLORYHAMMER
第3位  「RAISE MY SWORD」 GALNERYUS
第4位  「新宝島」 サカナクション
第5位  「ラピスラズリ」 藍井エイル



2016年のランキング
第1位  「シュガーソングとビターステップ」 UNISON SQUARE GARDEN
第2位  「Love Never Dies」 TORNADO-GRENADE
第3位  「THE DAY」 ポルノグラフィティ
第4位  「週刊少年ジャンプ」 RADWIMPS
第5位  「翼」 藍井エイル



2017年のランキング
第1位  アルバム「Ultimate Sacrifice」 GALNERYUS
第2位  「Choose me」 BAND-MAID
第3位  「You’re the Only…」 小野正利
第4位  「声明」 B’z
第5位  「CQCQ」 神様、僕は気づいてしまった



2018年のランキング
第1位 アルバム『CHANGE OF GENERATION』 UNLUCKY MORPHEUS
第2位 『つじつま合わせに生まれた僕等』 amazarashi
第3位 『されど奇術師は賽を振る』 嘘とカメレオン
第4位 『HEROES OF MIGHTY MAGIC』 TWILIGHT FORCE
第5位 『明日も』 SHISHAMO


【読書感想文】 『すごい心理学』 著:内藤誼人
心理学系の本をとんでもない冊数出している内藤誼人さんの結構新しめの著作


今回の著作は簡単に言えば、これまでの内藤さんの著作の総まとめ作品みたいになっている。


心理学に関する意外な事実を88例上げている、一応5章に分けて紹介されているものの、88のそれぞれが独立していて、よく言えば心理学の本の中でも群を抜いて多くの意外な事実(プラシーボ効果:高いと言われてから飲むと、同じビールなのに美味しく感じるみたいなやつ)を載せているが、悪く言えば一つ一つの研究結果を非常に浅く紹介している。




心理学にちょっと興味あるけど、心理学って敷居高いんじゃないの?って思っている人とかが読めばいいかもしれませんね~


個人的にはそれぞれ挙げられている“意外な事実”がなぜ起こるのか?まで検証してあった方がワクワクするので、ちょっと物足りなかったかなぁ~とは感じちゃったかも、淡々と“意外な事実”が書かれているのですごい読みやすく感じはしましたが




つーわけで、88ある心理学に関する“意外な事実”の中で、自分がへぇ~って思ったものを厳選して以下記載してみます。



●効果的なジョギングコースは、なるべくほかの人がたくさんいるコースを選ぶべき。

⇒ほかの人に見られていると感じられている分、手抜きをしなくなるから



●得意なことをやるときには、他人に見られているときのほうがパフォーマンスがあがり、苦手なことをやるときにはあまり人に見られない状況のほうが良い。
しかしスポーツの世界で「ホーム戦が有利」という定説があるが、これはプレッシャーのかかってくる大舞台だと状況が変わってくる、メジャーリーグのワールドシリーズは先に4勝した方が勝ちになるシステムで、最大で7試合が行われますが、1・2試合目のホーム戦はデータで明確に勝率が上がっているのですが、プレッシャーのかかる後半に差し掛かるに連れて、勝率がどんどんと下がっていくのがわかった。7戦までもつれ込んだ場合のホーム戦での勝率は38.5%にまで落ち込んでいました。





●クラスの中で一番人気がないのは一人っ子で、逆に人気があるのは兄弟がいる人、その中でも人気があるのは兄弟の中で遅く生まれた人

⇒兄弟喧嘩から小さいときから「仲直りの練習」が出来ることが要因なのでは?





●悲観的なことを口にしている方が選挙で落選する。



●当選する人はじゃあポジティブな政策を言っているから当選しているのか?と言うと決してそうではなくて、当選している候補者を検証してみると「何となく誠実そう」とう候補者のイメージが有権者が感じていたという結果が出た。



●両手を組み合わせてどちらの親指が上に来るかで、その人が右脳型なのか、左脳型なのかがわかる。右手の親指が上にきていた人は左脳型。左脳型は頭脳派で言語能力に優れていて分析的、物事を緻密に考えるのが好きなタイプ。その分理屈っぽくて学者やエンジニア向けの性格。左手の親指が上にきていた人は右脳型で、右脳型は創造性に優れていて、芸術家タイプ。物事を直感的に考えるのが好きで、理詰めでの思考を好まない。作家や詩人、画家に向いている。



●ネーム・レター効果:人間は自分の名前を意識せずとも好きになってしまうので、同じ名前の人や似た名前の人には無意識に好感や親密さを感じてしまう。



●いじめは集団やグループを維持するために行われている。

⇒一部のいけにえがいることで、メンバーの一体感が増す。



●夜になるほど、男性から見た女性は魅力的に映るように変化していく。



●女性が浮気したくなる時期は、一ヶ月の中でも最も妊娠しやすい時期に集中している。

⇒月経周期の9~14日が妊娠しやすい時期でありピークが12日、そのころが一番浮気をする割合が増えていた。




●くすぐったがりほど、笑い上戸である。





●新しいコミュニティにおいての友達作りは、最初の3ヶ月が勝負。







改めて言いますが、あくまでここで上げたのは、88例の中で個人的にヒットした項目ということです。


特にへぇ~って思ったのが、両手を組んで親指のどっちが上に来るかで、その人が右脳型か左脳型か?というのがわかるというもの、ちなみに自分はそれでは右脳型ということで結果が出たんですが、個人的には結果に疑問を持っていますw

自分ほど理屈っぽい人もいないと思うんですが・・・・(^_^;)


みなさんはしっくりくる結果でしたか?





今日はそんな感じー


ではでは(´∀`*)ノシ バイバイ
【読書感想文】 『リーダー必読!「ほめ達」の極意 やる気を引き出す「心の報酬」』 著:西村貴好
本屋の新刊コーナーで興味を持ちまして購入しました。


内容が非常に良さそうだったわけなんですが・・・


この表紙のダサさたるやなくないですかぁッ~!?


今、令和ですよっ!昭和ちゃいますよ!!!



まぁー企業内での“ほめ活”研修に採用してもらおうという魂胆で、この表紙にしたんだろうけども、この本新刊ですからね!?2019年12月発行ですからね!?




表紙イジリはこれくらいにして・・・中身に行きたいと思いますw



タイトルの通り、会社内のリーダーの立場の方々に向けての、部下たちのやる気を引き出すためのほめ方に関してのハウトゥー本です。



色んなほめ方が書かれているわけなんですが、それらを書く前に、最近の部下の扱いがなぜ難しくなっているのか?に関しての著者の見解が書かれていたので書き出します、、、


●最近の部下の扱いが難しくなっている理由


①わかりやすい報酬が減ったこと

⇒かつては給料が右肩上がりする時代だった、しかし現在は決してそうではなくなってきている。



②若者たちの価値観の違い

⇒かつての「モーレツ社員」が当たり前だった時代には「頑張ることが格好良い」という価値観があり、高級車に乗ったり、大きい家に住んだり、高級ディナーを食べたりすることをよしと考えられていたが、現在は違う。それよりも「働きがいのある仕事をしたい」とか「誰かの役に立っていることを実感したい」ということに重きを置くようになった。これは2011年の東日本大震災以降にその傾向が顕著になった。




③情報格差の逆転

⇒かつては一つの業界で新人と上司や先輩とでは、持っている情報量が大きく違っていた。だから新人は上司や先輩に教えてもらうしかなく、自然と尊敬を得やすい立場にあった。それが現在はインターネットで業界の知識や最新情報を得ることが出来る。若者の方が情報収集に長けていて、昔のような部下と上司の関係ではなくなってきている。




この3つの時代の変化から、職場の環境が変容する中で、どういったほめ活をしていくべきなのか?興味を持った部分を書き出していきます。




著者の西村さんは、ほめることを本作の中において、終始 “心の報酬を渡す” という表現をしています。



また文中において、実に中年のおっさんが気に入るような絶妙な例え話が結構出てきます(褒め言葉ですよw)


例えば・・・

心の報酬の渡しすぎが、マイナスに働くことはありません。ビタミンCと同じです。ビタミンCは取りすぎても体に害はありません。吸収されなかった分は、排出されるだけです。


みたいなやつw


結構個人的にはツボです。けどこういう“うまいこと言っている感”の会話って、若い人って嫌いませんかね??


本題に戻って、本作に書いてあった興味深かいほめ方を書き出していきます。





●「当たり前」と「ごめんね」を「ありがとう」に

⇒誰しもが「ありがとう」と言われたがっている、だからこそ日常の「当たり前」の行動・発言を「ありがとう」に言い換えましょう。「いつも笑顔でありがとう」「元気な挨拶をしてくれていてありがとう」みたいな

そして日常の中で使っている「すみません」「ごめんなさい」を「ありがとう」に換えるのです、閉めかけのエレベーターを開けてもらったときや、待合せの時間に遅れて待ってくれていた相手に対しても使用可能




●「すごい」「さすが」「素晴らしい」を口グセに

⇒この3Sがほめの基本、女性だったらばこれに「素敵」を加えて4Sと覚えておこう




●小さな頼みごとをして感謝を伝える

⇒ほめる部分が無いような部下に使いたい方法、小さな頼みごとをしてそれができたら心から感謝を伝えることで、どんな相手にも「心の報酬」が渡せるという必殺テク




●二言挨拶の実践

⇒職場で朝の「おはようございます」の挨拶に、もう一言加えるだけというもの。「おはようございます、今日は少し寒いですね~」とか、「おはようございます、久しぶりですねー」とか、何にも思いつかない場合は、「〇〇さん(相手の名前)、おはよう!」だけでもいい。これで私はあなたを受け入れてますよという気持ちが伝わる。



●相手の名前に関心を持つ

⇒会話の中で相手の名前を織り込むだけで、心の報酬を渡すことになる。また名前を呼ぶだけでなく、相手の名前に関心を持つことでさらに距離を縮められる。たとえば名前の由来を聞いたり、名前に使われている漢字の由来を話題に出すのも効果的。





●メモを取る

⇒相手の話を聞くときに意識しておきたい8つのポイントがあります。
「目を見る」「うなずく」「相槌を打つ」「繰り返す」「メモを取る」「要約する」「質問する」「感情を込める」

メモを取ると、それにより「目を見る」「相槌を打つ」「質問する」等々、意識すべきポイントのほとんどを網羅することに繋がるので効果的




●ほめられたときは「カウンターぼめ」

⇒何かほめられたときに、「いやあ、ほかの人に言われても全然うれしくないけれど、〇〇さんに言ってもらえるとうれしいです。」とか




●人を介する「三角ぼめ」

⇒部下を直接ほめるのではなく、第三者に対してほめることで、聞いている第三者の好感度も、一緒にそれを聞いている部下の気持ちもよくする。




●うれしい言葉は「頑張っているね」

⇒頑張ってねよりも、言われてうれしいのは「頑張っているね」。これにより経過を評価してもらったという気持ちをもってもらえる。その上をいくねぎらいの言い方が「頑張りすぎないでね」です。




●失敗にはまず「浮き輪言葉」

⇒浮き輪言葉というのは、失敗した相手を救うための言葉のこと。イメージとしては、溺れそうになっている相手に対して、救済をするための言葉。
例えば失敗しても「いい経験したじゃないか、俺なんか、もっと大変なことをしでかしたよ」と過去の失敗を語ったり、「まだこのタイミングでよかったね」とか「すべては気づきだから、失敗なんてないんだよ」などと励ます。





●「惜しい」を使ってアドバイス

⇒部下の仕上げてきた企画書がまったく使えないものだったとき、「全然違うじゃないか」と言うんではなくて、「惜しい」と言って対応。「惜しい」であれば完璧ではないけれど、そこそこイイ線いっているという気持ちになるし、その後に修正すべき点をあげても、部下が聞いてくれる。
注意点は修正を指摘するのは、1回につき1回というルールで





●異なる意見には「面白い!」

⇒部下が突拍子も無い意見や発想をしたさいに、即否定をしたり「もっと考えろ」と言う前に、「面白い」と行って対応しましょう~




●若手には「期待している」よりも「意外にやるね」

⇒期待しているだと、部下が萎縮して怖がってしまうので、結果が出たときに「意外にやるね」くらいがちょうど良い










とまぁー他にもたくさんあるんだけど、気になったほめ方は以上~



それにしてもこういった知識って、本で学んでもすぐに実践せねばすぐに忘れてしまうんですよね~


明日以降の職場で実践あるのみです。




最後に、もともとおいら結構ほめ上手だとは思っていて、日頃から実践はしていたつもりなんですが、最近困っているのは嫁の横柄な態度、、、



うちの妻は食事の準備だったり、子供の面倒だとか、家庭内の必要事項をいつもこなしてくれていて、日頃から私から妻へ「ありがとう」の声かけは数多くしているのですが、嫁も疲れてくる時などは、こちらの「ありがとう」を引き出すために「ご飯作ったんだけど!・」「休みなく食事の準備しているんだけど!?」などなどの訴えをしてくるんです。


そこで「ありがとう」を言わなければ、激昂して怒り狂うし、すかさず「ありがとう」といったところで、「ありがとう」を言われすぎてて、本作で言うところの心の報酬のレベルとして、非常に低くなっている気がするんですよ・・・




どうすればええんでしょ??



なんか良い対処方法あれば、本気でおせーて(;・∀・)



今日はそんな感じデース。ではでは( ´ ▽ ` )ノ
【読書感想文】 『火のないところに煙は』  著:芦沢 央
最近ノンフィクションばっかり読んでいたので、気分転換に小説を一読~

Amazonのページ
↓↓↓
https://www.amazon.co.jp/%E7%81%AB%E3%81%AE%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%93%E3%82%8D%E3%81%AB%E7%85%99%E3%81%AF-%E8%8A%A6%E6%B2%A2-%E5%A4%AE/dp/4103500824


本著の読書感想文に入る前に、なぜ今回この本を選んだのか?についてー


ノンフィクション系の本だったら本屋でタイトルを見て、気になった本をパラパラとめくり、自分が興味を持ちそうなものを買えばいいんだけど、小説って選ぶのが難しいんですよね~


自分が好きな作家さんだったら、その方の新刊が出たら何も考えんと買って読めばいいんだけど、今回のようにヒントもなく初めての作家さんの本を選ぶのは一苦労・・・(´Д`;)



つーわけで今回おいらが本著を選ぶまでにたどった経緯を紹介してしんぜよう~




①文庫コーナーに行き、出版社が力を入れている作品群を眺める
※単行本ではなく文庫ということが重要、単純に単行本よりも文庫本の方が安いのでもしハズレを引いた時の心理的ダメージが少なくなるということと、文庫本の方が単行本のときにどれだけ売れたのか?という過去の成績を踏まえて出版されていることが多いので、そういった点からもおもしろさのバロメーターが測りやすい。

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②作家紹介の欄で、その作家さんが過去に出した作品の中で代表作が何なのか?を探る
※まずはその作家さんの一番の代表作を読みたいので、作家紹介欄を読んで過去の出版履歴をもとに、どれが一番の代表作なのかを探る。その作家さんの他の本の中での作家紹介欄を読むことで推理するのもおもしろい。例えば小説を5冊出されている作家さんで、第一作・第二作・第三作の作家紹介欄には、デビュー作が一番大きく扱われているのに、第四作・第五作の作家紹介欄には第三作が大々的に書かれている場合は、この作家さんの代表作は第三作の作品だとわかる。



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③単行本が人気を博しているにも関わらず、文庫本が出ていない作品は売れているという証拠なので、おもしろ期待値が高い
※単行本の売れ行きいいと、出版社側としてもすぐに文庫本を出したところで
文庫本の安い値段での販売になってしまい、利益率が低くなってしまうので、単行本でのみしか出ておらず、まだ文庫化していないという作品がおもしろい可能性が高い。




以上のような思考の試行錯誤をした結果、芦沢央さんの『火のないところに煙は』を今回は読みました~




本著はホラーミステリー風な作品になっている。著者の芦沢さんはホラー系の小説はいつもは書いていないらしいのですが、恐怖と好奇心が入り混じった感情によってグイグイとページをめくらせられている感覚を感じました。


第1章~第5章と最終章の6部構成なのですが、第1章~第5章が全然繋がりを感じさせないそれぞれの単独な怪奇話なんですが、最数章でそれらがすべて関連する事件だったと繋がる部分があり、最後のどんでん返し感を感じる良い終わり方でした。



話の端々に伏線を張るのがうまい作家さんだなぁ~っと思いました。

結構な数の伏線がばらまかれ、それぞれが立て続けんに回収されるのを見ているとスッキリするもんですね





読書感想文というよりも、おいらの本を探すテクニックの方が多かったですが、気にせず筆を置きたいと思います。



そんじゃーねー(´∀`*)ノシ バイバイ


【読書感想文】 『人生を変えるサウナ術 ~なぜ一流の経営者はサウナに行くのか?~』 著:本田直之&松尾大
【読書感想文】 『人生を変えるサウナ術 ~なぜ一流の経営者はサウナに行くのか?~』 著:本田直之&松尾大
【読書感想文】 『人生を変えるサウナ術 ~なぜ一流の経営者はサウナに行くのか?~』 著:本田直之&松尾大
2019年の個人的ブームのトップは間違いなく“サウナ”です。


きっかけはyoutubeでオリエンタルラジオの藤森さんのサウナに対しての情熱あふれる熱弁を聞いてからだったんです。



【30万人突破記念】オリラジ藤森慎吾の特別授業!藤森が愛してやまない“???”の魅力をプレゼン!
https://www.youtube.com/watch?v=2x3j_7il91o



いやーそんなに気持ちいいなら一度は騙されたと思って行ってみるかぁ~って感じで、スマホで調べて自宅から一番近いサウナに行ったわけなんです。


正直、動画で藤森さんが言っているような“ととのう”状態には、最初行った1回目では全然感じませんでした・・・(;・∀・)



まぁー風呂入ってスッキリしたなぁ~くらいの感覚で、もうハマることはないだろうなぁーって思っていたんです。


けどね、それで最初にサウナに行った直後の1週間くらいに体調に変化が現れたんですよ、それは腰痛の改善でした。


そもそも、そんな重度の腰痛でもないんですが、子供を抱っこする機会が多いことで、軽度の腰痛だったんです。日常生活に支障をきたすようなものではなかったので、気にはしてなかったんですが、サウナに行った後に行く前と行った後で腰の調子が明確に違いが出たんです。


腰の奥底に感じていた小さな違和感が、サウナ行った後に全然感じなくなっていたんです!!!


それから週に1回くらいのペースで行き始め、一ヶ月も経たないうちに“ととのう”という感覚も経験することができました。



サウナの気持ち良さを知らない人は是非サウナに行ってみては?と思っております。


「サウナの熱いの苦手~」とかって人も多いのは重々承知の上で、その先入観で人生損しているかもしれませんよ~♪




自宅にサウナを作るほどのサウナ愛好家であるヤフー株式会社代表取締役社長CEOの川邊健太郎氏はこう語る・・・


『なぜサウナに入るのですか?』と聞く人がいるけど、逆に『なぜサウナに入らないのですか?』と聞きたくなる。『あなたは、サウナでととのう必要もないくらい、恵まれた環境で生きているのですか?』と





でもってやっと本著の内容に入ってくるのだが、

サウナの入り方・サウナの効能がメインであり、それをタイトルに書いてあるように様々な経営者達のサウナ活用法や、サウナへの哲学を紹介する章や、海外のサウナ事情を説明してくれる章、巻末に写真付きで載っているおすすめのサウナスポット(国内外ともに)は、サウナーのおいらにとってはヨダレが出てしまうようなスポットばかりだった。






サウナの入り方は本書では、

サウナ4:水風呂1:外気浴5 くらいの時間割合を推奨し、
そのサイクルを3回程度はするべきで、
サウナに入る時間の目安は、ストレスを感じる1歩手前のところまでとしている。



おいらもサウナ好きになってわかったのだが、サウナ初心者にこれを教えることが非常に難しい!!

サウナの種類や、サウナ室の温度、そして何よりその日の自分のコンディションで変わってくるとしか言えない・・・

そう言われると「なんだかんだ言って基準がないんじゃ、どう入っていいのかわかりません」って人は、ひとまずサウナに5分⇒水風呂1分⇒外気浴5分のサイクルで最低3回、もっとやりたい場合は4~5回やればいいと思います。

慣れてくればサウナ5分が物足りなくなるので、そしたら6分、7分、8分、、、とサウナの時間を長くしていって、それに合わせて水風呂と外気浴の時間を長くしていけばいいと思います。


・・・って、完全に自論を展開してしまい、本著の内容から逸脱してしまっておりましたw(^_^;) 本線に戻ります。



それから本著には、サウナに入ることでの様々なプラスの要素をエビデンスを基に論説してくれております。
それぞれの項目を箇条書きにすると・・・


・睡眠の質がよくなる
・ご飯が美味しくなる
・幸福感が高くなる(サウナ発祥の地フィンランドは2018年、2019年の2年連続で世界幸福度ランキング1位)
・認知症リスク・心臓病リスクが低減する




それ以外には海外のサウナ事情に関しての章などもあるのだが、「へぇーそうなんだー」って感じで興味はそそるものの、現在の生活を振り返りサウナを入りに海外まで行こうという気持ちにはなっていないので割愛します。


まぁドハマりすれば、海外まで行かないにしても、全国の名物サウナに行脚するようになるんでしょうけどね。


MTGも結構フランクに海外GP行ったりする人いますからね、そんな感覚なんでしょうか?





つーわけで読書感想文は以上~


ひとまずおいらとしては、週に一回のペースで自宅最寄りのサウナに行けていれば充分なんですが、自宅に小さな子供もいてなかなか行けないのが実情・・・(´Д`;)

サウナ行きたい・・・(切実)



そんか感じデーース

ではでは(´∀`*)ノシ バイバイ

【読書感想文】 『マンガでわかる こんなに危ない!?消費増税』 著:消費税反対botちゃん 解説:藤井聡
【読書感想文】 『マンガでわかる こんなに危ない!?消費増税』 著:消費税反対botちゃん 解説:藤井聡
【読書感想文】 『マンガでわかる こんなに危ない!?消費増税』 著:消費税反対botちゃん 解説:藤井聡
この著書が最初に発行されたのが2019年7月10日で、消費税が8%から10%にあがったのが2019年10月・・・

もし、もし、、、この本があと数年早く出版されていたら未来は変わっていなかっただろうか?とつい思ってしまう。


今回は読書感想文と言えど、マンガ。

内容は女子高生の高橋あさみちゃんが「消費税」について学びながら、各界の一癖も二癖もある消費税増賛成のキャラクター達と舌戦を繰り広げるという、コミカル消費税賛成反対弁論バトルもの。


マンガと言えど、各種統計データが豊富に掲載され、消費税に関して深く考えさせられる内容となっている。



正直に言えば、今年の10月の消費税増税に関しては、個人的なスタンスは「上げては欲しくないけれど、もう決まってしまったから変えられないんでしょ?」といった何とも他人行儀な第三者目線で冷ややかに見ていたらと思う・・・




そんな私がこの本を読んで感じた率直な感想は、




自分の住んでいる国の消費税の変更のことに関して、もっと考えなければならなかった。




です。


安倍さんが総理大臣の間は、もう消費税増に関しての議論はないでしょうが、近い将来に別の総理大臣になった時に、きっと再増税に関しての議論がなされるでしょう・・・

その時にどういった意見をもつべきなのか?どういう風にこの事項に関して考えるのか?それを支える一助になるでしょう、、、




それでは以下は本の中から、主人公高橋あさみちゃんと様々な消費税増税論者達との論戦を簡単に要約していきたいと思います。






①日本の借金編

消費税増税派「日本には借金(国債残高)がたくさんあって、その額今や1000兆円超え、日本人一人当たりになおすと900万円という借金の計算になる。だから消費税をあげて国の財政を立て直すのだ!!」


あさみちゃん「そんなものは消費増税をするためのプロバガンダよ!!日本には借金がたくさんあるというけど、日本の資産額は知っているかしら?・・・その額約1000兆円。なんと日本は世界一の対外純資産の保有国なのです!しかも、政府が借りている先のトップは日本銀行だけど、日銀ってそもそも政府の子会社なわけで、日銀と政府が一体のものだとするとこれは借金にあたらない。しかも日銀以外の借りては民間の銀行から借金しているのがほとんど、民間銀行のお金というのはそもそも国民のお金であって、政府の借金は言うならば国民から借りているお金であるの!だから国民一人あたりの借金なんていう表現自体が真っ赤な嘘なのよ!!」




②アベノミクス大成功&軽減税率編

消費税増税派「アベノミクスによって株価も3倍に上がり、GDPも50兆円増え、雇用も250万人拡大した、外国人旅行者も3倍の3000万人になった、国の税収も20兆円以上も増加した・・・しかも、今回の消費増税に関しては増税後に消費が減退しないように、生活必需品には軽減税率を適用するという対策もとって、景気を悪化させない取り組みもしている・・・よって消費税を増税しない意味などあるわけあるまい!!」


あさみちゃん「かつて消費増税したのは3回、、、最初に増税(3%⇒5%)した1997年をメドに1世帯当たりの平均所得金額は現在にいたるまでずっと減り続け、消費税増税後私たちの年収は130万円も減っていることは知っての発言なの!?2014年に8%に増税してからなんて、家計消費が1世帯当たり34万円も減っているのよ!!マスコミも財務省とべったりで、これではあたかも財務省のコマの一つとして世論操作をしているロボットのようなものじゃない!!しかも軽減税率の項目としてちゃっかりと新聞が入っている・・・新聞なんて生活必需品じゃないわよ!!」







③社会保障編

消費税増税派「日本は高齢化社会で社会保障費が30年前の2.4倍にまで膨れ上がっている。そもそも社会保障費とは、①介護・福祉、②医療費、③年金、の大きくわけて3種類。これらの額は毎年右肩上がりで上がっていっている。だからこそ消費税を2%上げて税収を安定的に5.6兆円増やすべきなのだよ!!これは2013年の60名の有識者会議でも多くの賛同があったことなのだよ。」


あさみちゃん「その有識者会議とやらでほとんどの人間が増税賛成と言っているけれど、ここで賛成している立派な肩書きの経済学者、金融機関のエコノミストって、みんな政府や役所の「御用学者」「御用エコノミスト」でしょ??政府や役所の仕事を受けまくり、財務省の意向通りの研究成果を発表し、それが評価され権力・権威・地位・名声を得ていく・・・日本の経済学者って信念ってものがないの!?
そして、社会保障の話だけどね、2014年の消費増税のときに「増えた税収は全額社会保障に使う」と公約に掲げたにも関わらず、実際にそれらに使われたのは2割りだったじゃない、そもそも社会保障のために税収をあげるのであれば経済成長をさせるべきじゃないの!?経済成長のためにやるべきなのは消費税減税なんじゃないの!?そもそも日本の経済学者が優秀であるならば、1997年以降のデフレをすぐにでも直せたはずでしょ!?」




④経団連も消費税増税を認めている編

経団連関係者の消費税増税派「私たちのような大企業が売上を増やし、下請け企業の仕事を増やすことで国家を豊かにしているんだ!!そんな私たちが消費税で国家に安定財源ができるこを重要だと考えているんだから間違いないんだよ!!」


あさみちゃん「かつて1989年に初めて消費税が導入される前、消費税に大反対した皆さんの先輩は立派でした。だって日本の景気に悪影響が出ることはわかっていたわけですから、しかしいつの間にか経団連が消費増税を条件付きで認め始めたことで消費税は導入された・・・なぜあなた方は認めたのか??
それは消費税の代わりに法人税を減らすという裏約束があったからのよ!!消費税が導入される前の法人税率が40%に対して、段階的に減ってきていて現在の法人税率は23.4%。消費増税によって増えた税収が累計327兆円に対して、法人減税で減った税収が272兆円もあるのよ!!しかも中小企業と比較しても大企業の方が法人税の負担が軽くなっているし、海外でモノを売る輸出企業は“輸出戻し税”があることで消費税がいくら上がっても痛くも痒くない仕組みになっている。経団連には言いたいことが他にも山ほどあるのよ、「非正規社員を増やした罪」に「働き方改革で残業代カットの罪」、それに「低賃金で働く外国人労働者を増やした罪」よっ!!
そもそもデフレ不況を解決することが消費税増税よりも先に必要なのよっ!!!」




⑤ハイパーインフレ対策編

消費税増税派「アベノミクスにより異次元の金融緩和が行われている、これによって日本の借金の残高をGDPとの比較で見たらダントツで世界一なんだ。これではいつ破綻してもおかしくない状態だ!!ギリシャは財政破綻が明らかになった2010年に国債の金利が10%を超え、その2年後には40%を越えた。国の信用がなくなると金利は高まっていってしまうのだ。それを阻止するためにも安易に借金をせず、消費増税で財源を確保する、そしてハイパーインフレを未然に防ぐことが重要に決まっているじゃないか!?」


あさみちゃん「そうね、ハイパーインフレを阻止しなければならないことはよーくわかったわ。けれど、今の日本の金利を知って言っているの!?今の日本の金利は0.1%です。すごーく利率が低いですよね??
日本の場合、借金を増やし続けているにも関わらず金利は下がり続けている、これだけ借金が増えてなぜ金利が上がらないのは、日本の財政破綻する恐れが低いという証明よね!?世界の先進国の中でも群を抜いて一番金利が低いのに、何が危険だと言うの!?
過去を振り返れば2008年にリーマンショックが行った時に、世界のお金が日本の国債に大量に集まってきて大きな円高になりました。リーマンショックという非常事態に、一番資産を安全な場所に移さないといけない時にも関わらず、お金が日本に集まってきたという事実が何を示しているかわからないわけじゃないでしょ!?」



⑥IMFによるプライマリーバランス問題編

IMF(国際通貨基金)高官の消費税増税派「私たちは世界各国が困ったときにお金を貸すことのできる唯一の国連組織。最後のお金の貸し手と言われる国家のための最終避難所なんです。だからこそ私たちは国のお金が赤字にならないようにチェックをしているんです、そのための目標がプライマリーバランス。支出よりも収入が多い方がいいのは当然でしょう??
今の日本は20年以上も国家予算が赤字続きでしょ?だったら消費税増税で支出と収入のバランスを健全化させるべきに決まっているでしょ!?」


あさみちゃん「私が知る限りプライマリーバランス黒字化目標をやった国は2カ国のみ・・・それはアルゼンチンとギリシャ・・・
この2カ国はIMFの言ったとおりにまじめに財政再建に取り組んだ・・・
その結果財政破綻したのよ。
それもそのはず、結局国家の黒字体質というのは、政府が支出するお金より国民から取る税金の方が多くなるってことで、国内経済をガタガタにし国家が死に至るという最悪のシナリオなのよ!!」







この後に最後の章があって、財務省高官とあさみちゃんの壮絶な舌戦が繰り広げられるのですが、タイピングに疲れてきたのと、最後の章は内容が濃すぎて要約が面倒なのでやめます・・・(;・∀・)




いやーすごい本でした、もちろん意見が消費税減税に偏りすぎているのを加味して読まないといけないなぁ~とは思ったものの、一つ一つあさみちゃんが消費税増税反対への理論を展開するのを見て、納得させられた部分も多かったのは事実です。



でもって、この本を通じて悪の権化として書かれているのが『財務省』なんです。。。

財務省の方がこれを読んでどう思ったのかを是非知りたいものですね~





最後に、これを読んで今から「消費税増税反対」だと声をあげることも無意味だと感じてはいるのですが、将来の10%とからの更なる増税時には確固たる自分の意見を醸成していきたいと思った。


そして、今回の消費税増税と併せてキャッシュレス決済を政府が推進しており、これにより現金ではらうよりも安易に出費してしまうようなおバカな消費者にはなるまいと思いつつ、アリーナでのクレカ決済を決断するスピードが日増しに上がっていっていることに懸念を覚えつつ、終わりにしようと思います、、、、(^_^;)



今日はそんな感じでーーーす

ではでは(´∀`*)ノシ バイバイ
【読書感想文】 『イケメンはモテない ~確実に好きな人の「特別な存在」になるたった1つの方法~』 著:仮メンタリストえる
このタイトルに、この表紙、極めつけに、著者名が仮メンタリストえる、、、、


禍々しいほどに怪しい本が平積みされていたので、ついつい手に取ってしまいました。


この著者は有名なユーチューバーとのことで、登録者数は30万人超とのこと(おいらはこの本で初めて知りましたが)。


著者は大学生時代に起業して年収1500万円になりつつ、会社のことはスタッフがやってくれるので、自分がすることは少なくなった、そこでモテようとしたものの、年収が1500万円にも関わらずモテなかった・・・だから巷の恋愛ハウトゥー本を読みあさり、知識の習得と現場での実践をひたすら繰り返し、禁断の恋愛テクニックを手に入れ、この本の出版にいたる・・・という経緯らしいです。



初めてに言っときますが、おいら既に既婚者で、別に妻と別れて新しい彼女を作ろうと企んでいるわけでは全然ございません。


そんな中でもこの本を購入して熟読してしまったのは、表紙の裏にこういうことが書いてあったから、、、


本書で紹介する内容は全て、「自分が確実に使えると思った事」だけではありません。
必ず次の2点を満たしている事が条件です。
・自分が教えた友人でも成功事例がある事
・科学的根拠に基づいている事



この著者、“仮メンタリストえる”なんてヘンテコな名前を名乗りつつ、努力もしているし、何よりもおいらの大好きな“科学根拠を基にした理屈本”だとわかったものでw





冒頭のつかみも抜群でしたね~


想像してみてください・・・

とあるイベントの懇親会に参加をしている際に、あたりを見回すと、誰からも愛されそうな笑顔で、誰に対しても明るく振舞う、いわゆるコミュ力に長けた女の子が目に入りました。


どうやって声をかけますか?というもの



恋愛慣れしていない男性のダメな声かけの典型例として挙げられていたのが、

「はじめまして!今日はどちらからいらっしゃったんですか?今日のイベント、面白かったですね」


なんとも当たり障りのない声かけで、相手の記憶に残らないものとなってしまいます。



それに対して恋愛慣れした男性の声かけの典型例として挙げられていたのが、


「はじめまして!色んな人と話しているのが聞こえましたけど、空気を読んだ場の盛り上げ方とか、話の振り方とかめちゃくちゃ上手ですよね!」


相手のことを褒めることで、相手の気持ちを嬉しくさせて好印象をもってもらえる良い声かけです。


・・・しかし、この仮メンタリストえる氏は、この声かけでも甘いと一蹴します。



じゃあ、著者はどうやって声かけをするのか?こうだそうです、


「はじめまして!色んな人と話しているのが聞こえましたけど、空気を読んだ場の盛り上げ方とか、話の振り方とかめちゃくちゃ上手ですよね!いつもみんなに好かれる人気者なんだろうなぁ。
でも・・・意外と一人の時間を大事にしていそうですね」




心理学で言うアンビバレンスの法則に則った声かけだそうです。

あー確かに、インチキ占い師が相手の心のスキマに付け入る時に使っている手法ですよね!?


ビジネスの場面においての初対面の方にであれば、この声かけでは「何こいつ気持ち悪い」ってなりそうだけど、こと恋愛の場においては確かにこの声かけは使えるだろうなぁ~って思いました。(おいらは使いませんけどねw)




つーわけで、これ以降はいつも通り、この本の中から興味深いと思った部分を箇条書きで書き出していきます。





●魔法の表情「アイブロウフラッシュ」で一瞬で受け入れられる
見知った相手と出会って目があった時に、眉を一瞬上げ目を見開く行為のことを言い、これは「あなたに会えて嬉しいです」ということを表す世界共通の非言語コミュニケーションです。



●「プラットフォール効果」で弱みを見せても、好感度アップ
有能な人が弱みを見せることで好感度がアップする効果の事を言う。これはあくまで大前提として、自分のことを相手が「デキる人」だと思ってもらっている必要がある。



●出会って初期の相手で、距離を縮めていきたい人には、LINEでのやり取りには、「敬語」+「タメ語」+「敬語」の構成で送るようにするべき
全部敬語では、距離が遠く感じ、その後の距離が縮んでいかず、全部タメ語では失礼なヤツだと思われてしまう。だからこそのこの構成。



●ピグマリオン効果を使って、相手の行動を思い通りに操作する
例えばトイレでこんな張り紙があるのを見たことがあるはずです。「いつも丁寧にご利用いただき、ありがとうございます」これがこの効果を利用したものです。
人は期待されると、その期待に応えようとする習性があります。だからこそ、恋愛においては自分が相手に望む姿を、あたかも既に相手がそうであるかのように伝えることで、相手がそうなるように心理誘導する事ができる。
例えば「こないだはいきなり話しかけたのに、楽しそうにたくさん話してくれてありがとう~」と、後日LINEで送ることで、その後も相手から楽しそうに会話をしてもらえるように誘導できる。



●バックトラッキングを利用して質問することで無限に会話を続けられる
バックトラッキングとは「オウム返し+5W1Hの質問」をすること。
5W1Hとは、誰が、いつ、どこで、なぜ、何を、どうやって、の6種類。

例えばこんな感じ
Aさん「昨日映画に行ったんだ」
Bさん「映画に行ったんだ!(オウム返し)誰と行ったの?(5W1Hの質問)」
Aさん「彼女といったんだよね」
Bさん「彼女と行ったんだ!(オウム返し)何の映画見たの?(5W1Hの質問)」







●人は自分の話をすればするほど、話をした相手への好感度が高まる
話をたくさんすることで、こういった心理状態になるわけ、
「私はこの人の事を信頼しているから、こんなにも自分の話をしたんだ」




●人との会話中にはスマホを見ないのはもちろん、相手の視界の中にも入れてはいけない




●相手の呼び方を早急に名前呼びにするキラーワード、「仲の良い友達からはなんて呼ばれてるの?」
ちなみに人は「好き」や「愛している」という言葉よりも、「自分の名前」をよばれた方が気持ちよく感じるという研究結果あり。



●デザートを注文することで好感度アップ
人は甘いものを食べることで、そばにいる相手に愛情を感じていると錯覚することが研究結果あり。これはまだお互いについてよく知らない状態である場合なので、最初のデートでは必ず導入すべき。



●「楽しい」よりも「嬉しい」と伝えることで、相手への好意を最大限伝える
「今日は色々話せて楽しかった」と相手に伝えるよりも、「今日は色々話せて嬉しかった」と伝えたほうが、デートというイベント自体が楽しかったということではなく、自分はあなたと話せたことが嬉しかったという直接的なメッセージを伝えることができる。



●相手の名前を呼ぶ回数を最大化することで好感度アップ、そのために知っておくべき手法は、「名前+役職」で呼ぶ。
料理が好きという話になったら、「名前+シェフ」と読んだり、カメラが趣味だとなったら「フォトグラファー+名前」とか、汎用性が高い呼び方は「名前+先生」




●スティンザー効果で親密度アップ
これは相手と自分の座席の位置によって与える印象が違ってくるという効果のことを言う。

①あなたの真正面に座る人
あなたに反対意見やライバル心を持っている

②あなたの横に並んで座る人
あなたの味方になってくれる可能性がある

③あなたの斜めに座る人
緊張感が緩和されるので意見の衝突が起こりにくく、親しい関係を期待できる


よって、デートにおいては②、③の座席位置をとるべきだが、著者は②が一番だとしている。それは②の座り方が物理的に距離が近い、自然とボディタッチを行ったりできることで、親密度があげることができるとしています。



●デートの誘いを確実に承諾してもらうためにダブルバインドでの質問
「ちなみに次の日程は平日と休日だとどっちが良いかな?」みたいなやつで、どっちを選んでもらってもデートに行くことは決定しているみたいな方法。



●水族館デートは確実に失敗しない方法
著者が水族館デートをおすすめするポイントは以下
①天候に左右されない
②自然と親密度が高まる暗さがある
③話題が尽きない
④物理的に距離を縮められる





●右脳に直接働きかけるために、相手の左側に座るべき
「右脳」は何かを感じたり、イメージしたりする「感情」を司っているため、人の話をイメージしやすくなったり、話を受け入れやすくなる。そのために右脳に直結している「左耳」に話かけるべき



●アドバイス・シーキングという質問の仕方
相手にアドバイスを求める質問のこと、映画などのエンタメ系の話題になると、どうしても男女では意見が分かれてしまいがちなもの、男性はCGのクオリティーや主演者について話をしたいのに対して、女性はストーリーや登場人物の感情に関して話をしたがる習性があるため。
そういう時に意見を対立させないためにも、相手に対して「オススメはなに?」というアドバイス・シーキングを活用することで意見の対立を避けられる。



●確実に親密度を高める話題、「行ってみたい所に関する話題」
心理学者の研究でも、最初のデートで映画の話をするよりも、旅行の話をした場合、次のデートに繋がる確率は2倍になるという研究結果が出ている。
「行ってみたい所」について話をするときには、基本的には想像のなかの話で、この話をしている間は2人で同じ場所・同じイベントを想像し、一緒に擬似的な体験をできることが良い結果になるのだろうと結論づけている。



●空耳を利用した、相手の心を一気に掴む秘伝テクニック、「名前の由来」
ハイレベルなテクニックであり、相手との関係性がある程度構築できていることが確認できているときに使える手法として挙げられている。
会話の最中に、「ちなみにさ、、、〇〇〇(彼女の名前)・・・っていう名前はどういう由来なの?」と唐突に切り出すそうです。
これによって、相手の名前を呼び捨てで呼ぶことで、それまで「〇〇〇ちゃん」という呼び方だったところから、急に変化したことでドキッとさせる効果があります。しかも呼び捨てで呼んだわけではないため、失礼だとも思われません。

そしてこの名前の由来のキモはこの後で、大概名前をつけたのは両親や祖父母なので、そこで彼女の父親の話について詳しく聞いてみるのだそうです。

女性はお父さんの良いところ、悪いところについて話す時に、無意識に理想の男性の話も絡めて話をしてしまうのです。



●ピークエンドの法則により、プレゼントはデートの最後に
人間はあらゆる過去の経験の良し悪しを、ピーク時と終了時の感情で決める傾向があるから、デートの最後にプレゼントを渡すことで「終わりよければ全て良し」となる。


●告白の仕方は、単純に「好きです、付き合ってください」がシンプルイズベスト
「好きです」と「付き合ってください」のどちらか片方だけでは足りない、両方を伝える。「一生のお願いだから付き合って欲しいです」とか、「あなたと話をするだけで幸せになるんです。だから付き合ってください」とかの告白方法よりも単純な方が成功率が高いという研究結果もある。











とまぁー以上ですわ。


おいらが言えることは、彼女を作りたいと本気で思っていても、うまくいかないという人は、ひとまずこれ読んで試してみれば、ということですね。


この著書を読みつつ、実践で試せないというのも少し残念に感じさせてくるほどに、おいら好みの理屈っぽい話満載のハウトゥー本でしたね。



今日はそんな感じでーーす


ではでは(´∀`*)ノシ バイバイ
【読書感想文】 『一流の頭脳』 著:アンダース・ハンセン(精神科医)
新書が3連続続いたので、お次は固めの単行本を購入。


『一流の頭脳』というタイトルで、書いているのはスゥエーデンの精神科医さんとのこと。


それにしても最近は、海外著者のこの手の本の表紙って、パッと見ただけで分かるようになってきているよね。表紙に白人の子供が写ってる系の絵柄。

もうこうなってくると、日本人著者が書いた本の表紙に白人の子供の写真が載っていると、出版社にクレームが入るんじゃないかってレベルではないかなぁ~っと。



本題に入りますが、この本は最新の科学的根拠に基づき、脳のパフォーマンスを最大にするにはどうするか?


この一点にのみに焦点を当てて書いてある本です。


章も全部で10章まであって、本のページ数も300ページありますので、結構な文量なんですが、、、、


この本が書いている脳のパフォーマンスを最大限にあげる方法は、ヒジョーーに簡潔です。



結論としては、、、、






運動をしろ!!








・・・以上ですww





本書の内容は、前頭葉・海馬・GABA・コルチゾール・扁桃体・ドーパミン・エンドルフィン・ニューロン・・・等々、脳内物質の様々な働きを丁寧に説明し、どうすれば学力が上がるのか、記憶力が上がるのか、想像力が上がるのか、集中力が上がるのか・・・等々、脳にプラスの作用を起こすにはどういったことをすれば良いのか??ということを論じているのですが、嘘偽りなく言いまして本書を最初から最後まで通じて、著者が言っていることは“運動をすれば脳のパフォーマンスは上がる”という結論の一点に集約されます。





ひとまず約300ページの本作をそれだけで要約終了というのも味気ないので、いつも通り興味深いと感じた部分を箇条書きで書き出していくことにします。







●運動によって脳は物理的に変えられる。


●脳の働きのよし悪しは脳細胞のつながりの数で決まると考えていたが、それは誤りであった。正しくは脳の各領域の連携がしっかりとしている状態が、すぐれた脳と言えることがわかってきた。


●緊張する環境下にいるとストレスを感じる。ストレスを感じるとコルチゾールという脳内物質が発生する。コルチゾールが扁桃体を刺激し、さらにコルチゾールを分泌する。そのブレーキとして作用するのが海馬だが、過度のコルチゾールで海馬の細胞は死んでしまうため、慢性的にストレス状態であると海馬が萎縮する。海馬は記憶を司る機関のため、ストレスをためると物覚えが悪くなる。


●海馬と同じようにストレスに対抗する脳内機関として、前頭葉という部分も存在する。前頭葉もやはりストレスによって萎縮する。そして実際に、極度の心配性の人は前頭葉の各部位が小さい。


●運動を長期にわたって続けると、やがて前頭葉に新しい血管がつくられ、血液や酸素の供給量が増え、それによって老廃物がしっかり取り除かれる。そして前頭葉と扁桃体の連携も強化され、運動を定期的に続ければ期間は長くかかるものの、前頭葉は物理的に成長までする。


●筋肉をつけることで、機能障害を誘発するストレス物質を取り除く処理工場として働いてくれる。


●思春期の子供がストレスや不安に悩まされるのはなぜか?
⇒前頭葉や前頭前皮質など、ストレスを抑える脳の部位は、10代ではまだ発達途中の段階で、25歳ぐらいになるまで完成しない。それに対して扁桃体のようなストレスを生み出す部位は、17歳でほぼ完成する。



●扁桃体を切除されたサルたちは、恐怖を感じたり警戒したりする様子がまったく見られなかった。
⇒扁桃体が機能しなくても、一切の感情が失われてしまうわけではないことはわかっている。奪われたのは恐怖(すなわちストレス)を感じる機能だけだった。



●ストレスをためると太りやすくなる。そのわけはコルチゾールの「身体の脂肪の燃焼を妨げる作用」にある。コルチゾールの血中濃度が増えると、腹部に脂肪が蓄積する。そのうえ、食欲が増し、高カロリーのものが食べたくなる。



●ウォーキングとランニングであれば、ランニングをした方が脳へのプラス効果は大きい。肉体にある程度負荷がかかるほうが効果は高いのだ。


●ランニングをすることで、「心拍数や血圧が上がっても、それは不安やパニックの前触れではなく、よい気分をもたらしてくれるものだ」と脳に教え込むことが重要なのである。


●なぜ運動をすると心地よい気分になるのか。
⇒それは、私たちの祖先が狩猟や住処を探す時に走っていたためだと考えられている。どちらも生き延びるための行動であり、そのために脳が報酬を与えてくれていたのである。



●運動は、副作用が一切ない薬だ。



●定期的な運動は抗うつ剤に匹敵する効き目があるというわけだ。



●うつの患者に対して、運動と抗うつ剤で対処した2つのグループでは症状が緩和される率は一緒だったが、再発率に関しては大きな差異が発生した。
運動で治療したグループは再発率が8%だったのに対して、抗うつ剤で治療したグループでは再発率は38%だった。



●脳は25歳を過ぎると、年に0.5~1%程度縮んでいく。しかし、持久力系のトレーニングを行っていた被験者たちの海馬がまったく縮んでいなかったし、それどころか成長して2%ほど大きくなっていた。



●「暗記の能力」は、筋力トレーニングではなくランニングによって高められることがわかっている。それに対して「連想記憶」は筋力トレーニングで高まる。「連想記憶」とは、たとえば顔と名前を一致させる時の記憶。また鍵をどこに置いたのかを思い出すというような記憶は、ランニングと筋力トレーニングの両方に影響を受けるという。



●コンピュータゲームやアプリが提供する様々な認知トレーニングは、確かにゲームそのものは上達しても、とくに知能が高くなったり、集中力や創造性が改善されたり、あるいは記憶力が向上したりといったことはないことがわかった。



●効果が最も上がるのは、トレーニングをしてから1日から数日後であること。だから運動を習慣づけることが重要。



●知能指数の高さと相関性があったのは持久力のみで、筋力とは無関係だった。



●脳に効果をおよぼすには、何より心拍数を上げることが重要である。脈拍を1分間に150回前後まで上げることを目安にしよう。




●ある研究チームが様々な動物の脳の容積を調べてみたところ、おもしろい相互関係が見つかった。高い持久力を有する動物、つまり遠くまで走ることができる動物の脳は大きいことがわかった。人間と同じく持久力のあるラットやイヌも、体重に比べて脳が大きい。これは、おそらく運動によって生成されるBDNFが脳を成長させ、脳細胞の新生を加速させた結果だと思われる。










以上~そんな感じ~



運動は重要だということは、ヒジョーに高度な科学的見地から理解は出来たんだけど、、、



理想としてはいるのは、週に3~5日の頻度で、ランニングを30分以上というもので、正直現在の生活サイクルの中に取り入れるのは至難の業ということが個人的結論ですww(;・∀・)





まぁーとりあえず、勉強になったので良しとしておきます~♪♪


今日はそんな感じ~


ではでは~~ (´∀`*)ノシ バイバイ
【読書感想文】 『データで読み解く「生涯独身」社会』 著:天野馨南子
どうもー、オーコが禁止になってアリーナではグルールアグロを使い始めた、オナニスト兼MTGアリーナプレイヤー兼読書家兼ミラーレス一眼を買ってからというものカメラという趣味にも目覚めてしまった覚醒した凡人、、、ミートボウズでーーーす。



新書が読みやすいよねーということで、3冊連続で新書を読破したので、いつも通り感想文を、、、



おいらこんなんでも、職場では自分の上司よりも部下の方が圧倒的に多い立場なんですけども、未婚者って多いんですよね~


でもって、ビジネスマンとしての感覚としてそういった未婚の方に、「なんで結婚しないの?」なんていう質問は圧倒的愚問だということは理解はしているんですよ。

そもそも結婚は絶対しないといけないものではありませんし、するしないは相手の勝手ですし、したくても出来ない人だっているでしょうからそういった人にとっては私への信頼を著しく落とすだけのサイテー行為だという認識もありますし、、、例えるなら、熱心なキリスト教徒に対して「なんでイスラム教徒じゃないの?」くらいのナンセンスなものだということだけは知ってはいるんですよ。



じゃあ、当人に聞けないという状況の中において、なんでなのか?本質を知りたいと思ったというのが本書を購入したいきさつです。



最近未婚者が増えたとは知りつつも、その理由ってかなり個人的解釈している部分が大きくありません?


「昔と比較してネットが普及して、簡単にエロコンテンツに手が届くようになって、わざわざ結婚する必要が無くなった」

おいらも年がら年中“エロ”が頭を駆け巡っている身としては、こういった理由を聞くと、「確かになー」とは思いつつも、だったらネット環境とTENGAを全国民にばらまく事でその国を滅亡させることができるやんって思った後に、問題はそんな簡単やないやろって思ったもので・・・w



おいらの個人的意見はこの辺にして本書の内容で、興味深かった部分を記述していきます。





●日本の少子化は結婚した夫婦が産む子供が減ったことということよりも、結婚する人数が減ったこと、未婚者が増えたことが要因。


●男性の4人に1人、女性の7人に1人が生涯未婚になっている。


●未婚者が増えた背景に、「結婚したくない」意志の人が増えているからというデータはない。※1980年代からの調査で「将来結婚したい」という回答している割合は変化していない


●かつてと比較して大学に行くことが常態化したことで学生時代が長くなった、「学生」=「未成年」=「結婚はまだ早い」という意識が社会に浸透した。



●結婚したら「寿退社」が普通だった母親世代からは、まともなアドバイスが子供に対してできていない。


●未婚者が思う結婚するために最低限必要な年収が、実態よりもだいぶ高い認識になっていることで未婚化を増やしている。
※未婚者は世帯年収が700万円以上が最低限必要と考えているのに対して、既婚者からのアンケートを取ると400万円程度で結構大丈夫



●30歳になるまで4分の3は400万円の年収の壁を超えることができていない。それにもかかわらず、男性の半数は30代前半で結婚に至っている
⇒結婚できるできないは、あんまり年収は関係ない



●夫婦の平均交際期間は、4.3年。


●女性が高学歴化したことで、男性上位婚(男性側の方が良い大学でてるみたいな)の意識への反発から未婚化が進んだ、、、という事実はデータからは読み取れない。
※4組に1組以上は学歴上位妻の夫婦が成立しているデータあり



●データから見ると、共働き世帯と専業主婦世帯では、専業主婦世帯のほうが子供少ないという事実。


●日本に存在する「独身貴族」という言葉には、「結婚=重荷・金銭的負担増」と考えている人がまだまだたくさんいる証拠。


●現実は一人暮らしよりも大人数で暮らした方が、一人辺りの生活コストは下がる。具体的には二人暮らしでかかるコストは「1+1=2」ではなく、「1+1=√2」。三人だったら「1+1+1=√3」、四人だったら「1+1+1+1=√4=2」という感じ。



●日本の未婚率の上昇は、18~34歳の男女の親との同居率が高いことが要因と考えられる。日本は49.4%が親と同居している、それに対してアメリカは34.1%、北欧やヨーロッパでは20~30%程度。



●日本の高い親同居率は、親側の老後の備えという思惑と、子供側の経済的メリットという、Win-Winの関係から成り立っている。



●「パラサイト・シングル」という言葉があるが、データから読み取れる実態はむしろ、「パラサイト誘導ペアレンツ」の傾向が見られる。



●親苦労する、その子楽する、孫乞食する。
             ----江島基磧『世間子息気質』








こんな感じですかね。


本のタイトルにある通り、全ての事項に関してデータを基に論述されているのは、一個人の私的な意見は介在していない感じで、冒頭に書いたように未婚化への動きに関して感情抜きで腑に落ちていく感じが、読んでてすっきりしましたね~~



今日はそんな感じでーーす


ではでは(´∀`*)ノシ バイバイ




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