おいらはどうも経済学の学問の中において“ゲーム理論”ってやつが好きらしい、学生時代には“ゲーム理論”の講義が無かったんだよね~、だから今になって、図書館でいろいろと借りてきて読んでいる。
そんでもって、今日ゲーム理論の本を読んでいた時に面白いと思ったのは、こんな事例・・・
さて一緒に考えてみると面白いかもしれません・・・
こんな問題・・・
非常におかしな状況であるとかってツッコミは無しよw
そういう問題なんだから!
この問いに対して、被験者が自己利得に忠実ならば、提案者側ならば自分に9999円、受け手に1円の分配提案がベストアンサーであり、受け手側ならば拒否すれば0円になってしまうわけだから、1円以上ならば無条件で提案を受け入れることがベストアンサーだと、すぐに考えられる。
しかし、これを実際の人間に実験すると全然違う結果が出てきたらしい!!
実際に実験を行った結果・・・
多くの受け手は3000円以下の提案を拒否し、
多くの提案者は3000円以下の提案をしない。
・・・という結果が出たということ。
これは日本人でやった時の結果であり、米国人でこの実験をやった際には、米国人は日本人よりもアンフェアな提案に対して拒否する傾向があったそうだ。
本に書かれていた部分は大まかには以上であり、その本には『このような実験結果を積み上げていくことは、被験者が代表する集団を特徴付ける価値観の構造を知るために貴重な一歩になる』と書いて締めてあったが、これはおいらの言葉で書かせてもらえば『他人の不幸はどれくらいの蜜の味か?』を調べることが出来た実験であるともいえると思う。
もし、これが1万円でなくて100億円であったときに、あなたが受け手で提案者側に「おれが99億で、あなたが1億」って言われたら、すぐに提案を了承するだろうが、この問題の1万円という金額の設定が非常に生々しくて良いよね。
仮にこのゲームで、提案者側が「おれが8000円でそちらが2000円」という分配提案をしたとして、受け手がこれを拒否した際に何を考えていたのか?ということを考えると・・・
受け手“この提案は非常に不公平であり、この提案を拒否すれば自分も何ももらえないものの、相手に8000円持っていかれるくらいならば、安いもんじゃ!!”って考えているわけですよ。
簡単に言えば、2000円の対価を(疑似的に)払ってでも、相手に(疑似的に)8000円分の損失を被らせることを優先した、ということが言えるわけ。
ただ黙って提案を受け入れれば、2000円がもれなく手に入ったにも関わらずですよ!?
人間の思考とは面白いものだなぁ~
実社会でこの実験結果を知っていたところで、どこで役立つかはわかりませんが、おいらの知的好奇心を刺激したもので記載しておきます~
今日はそんな感じ~
ではでは(@^^)/~~~
P.S.
今回の実験結果をもとに、実生活でも「そういう判断を下す、ラインってあるよなぁ~」って思い出したことがいくつかあるけど、人間のきったない部分が満載の例しか出てこないよね・・・www
そんでもって、今日ゲーム理論の本を読んでいた時に面白いと思ったのは、こんな事例・・・
さて一緒に考えてみると面白いかもしれません・・・
こんな問題・・・
あなたとあなたの相手にあわせて1万円を分け与える。
ふたりは各々「提案者」と「受け手」として分配交渉する。
提案者は受け手の取り分について提案する。
受け手は受け入れるか否か決める。
受け入れれば提案どおり分配される。拒否すればふたりとも何にももらえない。
あなたが提案者ならばどのように提案するか?
あなたが受け手ならば取り分がいくら以下なら拒否するか?
非常におかしな状況であるとかってツッコミは無しよw
そういう問題なんだから!
この問いに対して、被験者が自己利得に忠実ならば、提案者側ならば自分に9999円、受け手に1円の分配提案がベストアンサーであり、受け手側ならば拒否すれば0円になってしまうわけだから、1円以上ならば無条件で提案を受け入れることがベストアンサーだと、すぐに考えられる。
しかし、これを実際の人間に実験すると全然違う結果が出てきたらしい!!
実際に実験を行った結果・・・
多くの受け手は3000円以下の提案を拒否し、
多くの提案者は3000円以下の提案をしない。
・・・という結果が出たということ。
これは日本人でやった時の結果であり、米国人でこの実験をやった際には、米国人は日本人よりもアンフェアな提案に対して拒否する傾向があったそうだ。
本に書かれていた部分は大まかには以上であり、その本には『このような実験結果を積み上げていくことは、被験者が代表する集団を特徴付ける価値観の構造を知るために貴重な一歩になる』と書いて締めてあったが、これはおいらの言葉で書かせてもらえば『他人の不幸はどれくらいの蜜の味か?』を調べることが出来た実験であるともいえると思う。
もし、これが1万円でなくて100億円であったときに、あなたが受け手で提案者側に「おれが99億で、あなたが1億」って言われたら、すぐに提案を了承するだろうが、この問題の1万円という金額の設定が非常に生々しくて良いよね。
仮にこのゲームで、提案者側が「おれが8000円でそちらが2000円」という分配提案をしたとして、受け手がこれを拒否した際に何を考えていたのか?ということを考えると・・・
受け手“この提案は非常に不公平であり、この提案を拒否すれば自分も何ももらえないものの、相手に8000円持っていかれるくらいならば、安いもんじゃ!!”って考えているわけですよ。
簡単に言えば、2000円の対価を(疑似的に)払ってでも、相手に(疑似的に)8000円分の損失を被らせることを優先した、ということが言えるわけ。
ただ黙って提案を受け入れれば、2000円がもれなく手に入ったにも関わらずですよ!?
人間の思考とは面白いものだなぁ~
実社会でこの実験結果を知っていたところで、どこで役立つかはわかりませんが、おいらの知的好奇心を刺激したもので記載しておきます~
今日はそんな感じ~
ではでは(@^^)/~~~
P.S.
今回の実験結果をもとに、実生活でも「そういう判断を下す、ラインってあるよなぁ~」って思い出したことがいくつかあるけど、人間のきったない部分が満載の例しか出てこないよね・・・www
コメント
5000:5000か4500:5500辺り。あんまり相手側の損失という考え方はしないかもしれません。
単にもめごとはめんどくさいというだけかもしれませんが
偉い・・・ってか、しらゆきさんは人が良いですね(^_^)/
まっ、かくいうおいらも、自分が提案者側で、受け手側が超絶好みの女人の場合には(自分)0:(相手)10000という提案をするかもしれません・・・
まぁ、その提案の裏で考えているおいらの思考は“1万円を払って、万が一にも◯✕△が出来たら超絶安いもんじゃん!!!!”っていう金銭感覚からなんですけどwww
※おいらの夢が◯✕△には詰まっているんやで・・・www(^_^;)
2(相手):1(自分)の提案なら承諾。それ以下なら蹴ろうかなと思ったからw
自分提案なら6(自分):4(相手)でおなしゃす。
人間の感覚として、7:3ってキレイちゃあ~キレイな分け方ですしねw
そうですね、haraさんの提案くらいが一番ウィンウィンなのかもしれません。
※実験結果から7:3がベストのような気もするが、拒絶されたら0になってしまうわけなので、ちょっとギリギリよりも余裕がある、6:4がベストアンサーなのかなぁ~?って思いますね。