【読書感想文】『儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)』著:米澤穂信
2016年3月25日 読書 コメント (2)
久しぶりに小説を読んでみた!!
ここ1年くらいは、読書=楽しむ、というよりも、読書=知識を増やす、という意味合いが強く、学術本ばかり読んでいたけど、やっぱり色々と読んでいった方がいいね!!
今回選んだ米澤穂信さんの『儚い羊たちの祝宴』
会社の帰りにブックオフの100円コーナーでおもしろそうと思って数冊買った中の一冊
京アニのアニメ『氷菓』の原作者ということだけは知っていた
感想としては実に良かった!
作中にどことなく漂う気品と不気味さとが相まって、一気読みさせられてしまった!!
この方の小説を読むのは初めてなんだけど、この米澤さんの文体というか世界観というかが、すごく江戸川乱歩に似ているような気がする、、、
自分の読書人生のハイライトとして、、、
小学生時代・・・あかほりさとるを筆頭にラノベにハマる。代表作:セイバーマリオネットJ
中学生時代・・・赤川次郎・星新一を筆頭に、読みやすい推理小説だったりショートショートなどの短編にハマる。代表作:三毛猫ホームズシリーズとか
高校生時代・・・江戸川乱歩を筆頭に、ホラーっぽいミステリものにハマる。
っていう大雑把に読書の嗜好の転換期があったんだけど、この作品読んでいる最中は、高校時代に江戸川乱歩の作品をドキドキワクワクしながら読みふけった過去の感情を思い出したような気がする。
星新一さんとか、初期の小林泰三さんの作品とかに多いんだけど、物語の最後の一行を読んだ直後に鳥肌がたつような作品って好きなんですよね、読んでる最中が怖い作品よりも個人的には評価が高くなる。
今回の作品は短編集なんだけど、どの作品もいい味だしてるんだけど、特に好きだったのは『玉野五十鈴の誉れ』。
最後の一行、、、
ー始めちょろちょろ、中ぱっぱ。赤子泣いても蓋取るなー
の破壊力たるや無かった、、、
この作者さん今本屋で結構平積みされてるからね、今後読んでいきたいですね。
けど、今回ブックオフで買ってきた本がまだあるのでそっちをまずは消化しようかな~と
今日はそんな感じですね
ではでは(´∀`*)ノシ バイバイ
ここ1年くらいは、読書=楽しむ、というよりも、読書=知識を増やす、という意味合いが強く、学術本ばかり読んでいたけど、やっぱり色々と読んでいった方がいいね!!
今回選んだ米澤穂信さんの『儚い羊たちの祝宴』
会社の帰りにブックオフの100円コーナーでおもしろそうと思って数冊買った中の一冊
京アニのアニメ『氷菓』の原作者ということだけは知っていた
感想としては実に良かった!
作中にどことなく漂う気品と不気味さとが相まって、一気読みさせられてしまった!!
この方の小説を読むのは初めてなんだけど、この米澤さんの文体というか世界観というかが、すごく江戸川乱歩に似ているような気がする、、、
自分の読書人生のハイライトとして、、、
小学生時代・・・あかほりさとるを筆頭にラノベにハマる。代表作:セイバーマリオネットJ
中学生時代・・・赤川次郎・星新一を筆頭に、読みやすい推理小説だったりショートショートなどの短編にハマる。代表作:三毛猫ホームズシリーズとか
高校生時代・・・江戸川乱歩を筆頭に、ホラーっぽいミステリものにハマる。
っていう大雑把に読書の嗜好の転換期があったんだけど、この作品読んでいる最中は、高校時代に江戸川乱歩の作品をドキドキワクワクしながら読みふけった過去の感情を思い出したような気がする。
星新一さんとか、初期の小林泰三さんの作品とかに多いんだけど、物語の最後の一行を読んだ直後に鳥肌がたつような作品って好きなんですよね、読んでる最中が怖い作品よりも個人的には評価が高くなる。
今回の作品は短編集なんだけど、どの作品もいい味だしてるんだけど、特に好きだったのは『玉野五十鈴の誉れ』。
最後の一行、、、
ー始めちょろちょろ、中ぱっぱ。赤子泣いても蓋取るなー
の破壊力たるや無かった、、、
この作者さん今本屋で結構平積みされてるからね、今後読んでいきたいですね。
けど、今回ブックオフで買ってきた本がまだあるのでそっちをまずは消化しようかな~と
今日はそんな感じですね
ではでは(´∀`*)ノシ バイバイ
コメント
私は「北の館の罪人」と「山荘秘聞」が〆方が良かったです。
いやぁーホントどれも終わり方が秀逸ですよね~
確かにその二つも面白かったですよー
「北の館の罪人」は、当初不幸な身の上で、弱い立場にいる主人公を哀れに思いながら読みすすめていったら、最終的に主人公がやりたい放題で圧巻だし、、、
「山荘秘聞」は、主人公の身の上を冒頭知った上で読み始めると、礼儀正しいやつなんだなぁーってとか思っていたら、途中からなんだかこいつの精神ヤバイぞっていうことに気がつき始めて、最後の〆が実にブラックな感じでGOODでしたねー