【読書感想文】 『世界のエリートがやっている最高の休息法 脳科学×瞑想で集中力が高まる』 著:久賀谷亮
前回に引き続き今回も医学博士が書いた作品。

著者はイェール大学医学部精神神経科卒業のキャリア。



この作品で言う“疲れ”とは、100メートルを全力で走った後の疲れや、重いバーベルを持ち上げた時の疲れとかじゃなくて、現代社会における気疲れと思ってもらったほうが良い。



脳という臓器は何もせずとも非常に多くのエネルギーを消費していて、脳の消費するエネルギーの60~80%は脳が意識的な活動をしていないアイドリング状態のときに使っているというのだ。
ぼーっとしていても、この回路が働き続ける限り、脳はどんどん疲れていくわけで、「何もしていないのに、なぜか疲れが取れない」という人は、脳がこの状態に陥ってしまっているのかもしれないとのこと。




脳のすべての疲れやストレスというのは、過去や未来から生まれる(あの時にあーやっておけばよかったのにという後悔だったり、この後にあれをやらないといけないという焦り)。すでに終わったことを気に病んでいたり、これから起きることを不安に思っていたり、とにかく心がいまここにない状態が問題である、、、としている。



そこでこの本が述べているのは、「瞑想」である。


住職や僧侶、、、そういった類いの宗教家がそう言うと、なんだかいかがわしいと感じてしまうが、米国でもトップレベルの大学の医学部を卒業した筆者がいうのだから納得してしまうw


方法を簡単に書くと、椅子に軽く背筋を伸ばして楽に座り、手は太ももの上に置き、足は組まずに、目を閉じる。

足の裏と床の接触部分だったり、お尻と椅子との接触部分を意識して、身体の感覚に意識を向ける。

呼吸に関しての感覚を研ぎ澄まして、鼻を通る空気や空気の出入りによる胸の上下、呼吸と呼吸の切れ目、呼吸の深さ、吸う息と吐く息の温度の違いなどに注意を向ける。そのときには特段深呼吸をする必要はない、注意を向ける方法として呼吸に1・2・3・・・とラベリングするのも効果的。

そういった動作により、雑念を一切振り払い。意識を過去でも未来でもなく、現在のいまここの一点に集中させる。



以上である。




現代において仕事をしている人間は、この仕事の後に今度はあれをして、その後は・・・とか考えながら、休憩中の食事中であれ、午後はあれしてこれして・・・・とひっきりなしに脳を酷使していることを疲労が溜まっていってしまっているというのだ。


それら疲労を以上のような瞑想を1日5分でもやることにより、軽減していこう~というのが本書の主眼である。




読書感想文が4連続にもなってきたので、簡単ではあるがこの辺で・・・


※まっ、めんどくなったという訳やなwww




そんな感じでーーす

ではでは(´∀`*)ノシ バイバイ


コメント

Estuary
2018年6月11日9:13

瞑想やってないんかい!それじゃ迷走や!
瞑想する名僧の迷走や!(迷)

ミートボウズ
2018年6月12日23:57

めめめ、、、メンソールw??

あ、ダジャレになってない、、、おいらの負けですww(^_^;)

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