【読書感想文】 『サバイバル・ウェディング』 著:大橋弘祐
【読書感想文】 『サバイバル・ウェディング』 著:大橋弘祐
この本ね~前々から読みたいとは思っていたんですよ~(挨拶)

この作家さん、おいらの大好きな作家の水野敬也氏の若手を育てるプロジェクトの第一期生とのこと。


読みたいな~とは思いつつも、単行本だと場所を取ったり、高かったりで、小説を単行本で買うのは何だか二重にもったいないという貧乏性故に、奇跡的に読まずにいた本w

こないだ本屋にいったら、今月ドラマ化するとのことで、文庫本として発売されていたので即座に購入したという顛末。




巻末のあらすじを書き出すと・・・



出版社勤務の黒木さやか(29)は、寿退社した日に、結婚相手の部屋で他の女のパンツを発見し、婚約破棄されてしまう。ファッション誌の編集部に復職するが、新しい編集長はドSのブランド大好き男、宇佐美(41)。雑誌の企画として「半年以内に結婚できなければクビ」と命じ、「高級ブランドの戦略を使えば結婚なんて余裕だ」と豪語する。はたして、さやかは結婚できるのか。




こんな感じで・・・この「高級ブランドの戦略を使えば結婚なんて余裕だ」の部分なんて、水野敬也氏の『夢をかなえるゾウ』シリーズをプンプンさせる感じで、この大橋さんという作家さんの本を書くようになった経緯を考えれば、期待せざるを得ない感じww



でもって、内容は・・・ドラマ化するだけあって、おもしろい!!


MOしながらにも関わらず、購入して3日で読み終えてしまったというところからも、どれだけおもしろかったかが想像できるだろうw



まぁーあらすじの通りで、『夢をかなえるゾウ』シリーズのガネーシャ役が、今作の編集長の宇佐美に変わったという感じで、ストーリー展開はほぼ同じw


そう考えると、水野氏はある意味で『かつての偉人』シリーズと言えば良いのか?おもしろい小説の枠組みを確立させたんだなぁ~と思った。



この枠組みを利用するば、今後もおもしろい小説簡単にかけるんじゃなかろうかwww??


この手のストーリーのセオリーとしては、主人公役がいたってフツーの人間で、非常に共感を持てそうな性格だったり、あるあるの失敗をするような小物の人間に対して、教師役の人間(※夢をかなえるゾウの場合は神)が、突拍子もないことをやるような人物にも関わらず、行動や考えには筋が通っていて、最終的には教師役の言うとおりに物事が進んでいく・・・という感じだわな。




テレビ会社の回しもんじゃないけれど、ちょうど今週末土曜日が第一回目の放送ということで、見てみようと思います。

ヒロインの波留さんがかわいいしねっ!! ←ここ重要






いろんなブランドのウンチク・雑学が出てきて、ブランドに興味のないおいらでもおもしろがって読めたので、ブランド大好きな女性とかはもっと楽しんで読めるんかなぁ~?


まっ、女性ってウンチク嫌いだからね~よーわからんけど~♪




いくつかブランドウンチク出てくる中で、一番おいらが「へぇー」ってなったものをあげてみると、バッグで有名なコーチのウンチク。


もともとコーチは、どちらかというと年輩向けのビジネスバッグなんかをつくっていた高級革製品のブランドだったが、90年代半ばにカジュアル化が進んで業績が低迷。そこでコーチがそこでブランドポジションを変える行動を取った。どういうことかと言うと、コーチが徹底的に市場調査をした結果、20万円だったらエルメスやヴィトンのバッグを買うし、3万円のバッグだったら持ちたくないという心理が働く・・・そんな中において6~8万円のバッグを提供しているブランドが存在していないということに気づいたんだ。コーチは自分はスーパーブランドにはなれないという自覚を持ちつつ、あえてライバルが不在の価格帯にポジションを構えた。




こんな感じのウンチク・・・


物語では、主人公に対してドS上司が、「お前はエルメスやシャネルのようなブランドにはなりえないが、コーチにはなり得る!!ちゃんと低いなりの自分の価値を見いだせ!!」みたいな感じでこのウンチクを披露してて、終始そんな感じの物語~





気になった方は、本なりテレビなりを見てみてくれい~


今日はそんな感じ~


ではでは(´∀`*)ノシ バイバイ






P.S.
新環境はM19で一番高価なカードである、ニコル・ボーラスを入れた、グリクシス・ミッドレンジで調整スタート!!

現在勝ったり負けたり、、、はてさてどうなることやら、、、



MOスタン  410勝293敗
MOモダン   29勝25敗
MOレガシー  2勝2敗
(構築レーティング1737)

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