新書はパッと読めていいよね~ってことで、新書を連読。
この前にあんまり自分の中ではヒットしなかった本を読んでいたこともあって、今回選んだのは読みやすそうなやつ、、、
お笑いコンビのナイツのボケ担当の塙さんの書かれた本。
※厳密に言うと聞き手の中村さんが書いた本と言ったほうがいいのかもしれないけれど
予想通り非常に読みやすく、2時間程度で読了したと思う。
けどね、いいですよこの本。今年のM-1がすごい楽しみになりました。
「笑わせる」この一点に関して、芸人さんはどれほど真摯に向き合って苦悩しているのかを深く考えさせられました。
お笑い番組好きな人だったり、お笑いが好きで実際にお笑いライブに行くような人はよくいるけれど、この本に書かれているのはナイツというお笑いのトッププロによるその他のお笑い芸人に関しての考察なんです。
お笑い好きが語る「お笑い」と、プロの芸人の語る「お笑い」の何が違うかって、この本を読んでもらえれば理解してもらえると思います。それがお笑いというものに対して、笑うのが好きだから見るオーディエンスなのか?オーディエンスに「笑い」といううねりをおこさせたくて日々苦心している人間なのか?で全然違ってきます。
本の中で塙さんのことをさすがプロの芸人だなっ、と思った部分があって、ご自身のブログに毎日小ネタを書き続けているんですよね。2006年くらいから毎日なのでもう4500本くらいになるのではないかってことなんですけど。きっと相当な過密スケジュールだと思うんですけどね。すごいですよ。ホントに。
この本の副題にもなっている、“関東芸人がなぜM-1で勝てないのか?”なんですが、本の中で様々な理由が述べられていますが、一番の理由は“関西弁”と“東京弁”の違いです。
もっと突き詰めれば、“方言”と“標準語”の埋められない差です。
方言は「感情」を伝えることに関して非常に長けているのに対して、標準語は「意味」を伝えることに関して非常に長けています。
そう言われてみれば、漫才の典型的なツッコミのセリフってなんですかね?
自然と「なんでやねん」が出てきません?
漫才って別に関西のコンビだけがしているものではありませんよね?
それほどに漫才=関西弁という、私たちの中でも常識が刷り込まれているのでしょう
ちなみにM-1で初めてお互いともに非関西系芸人で優勝したことがあるのは、漫才というよりもコントネタをしていたアンタッチャブルだそうです。
そう考えるとザキヤマすごすぎです。ツッコミの柴田さんも関西弁ではないにしてもべらんめえ調の喋り方で、東京弁?江戸弁?とでも言うべき、ある意味では方言だったというのも大きな勝因だったと書かれています。
まぁーこの本を読んで、ユーチューブで改めて過去のM-1の動画を見返したりして、お笑いの奥の深さに感銘を受けました。
ちなみに来月にある今年のM-1の予選は5000組以上のコンビがエントリーして、各地でたくさんの予選会があって進行中のようです。
M-1のサイトがあって、そこで地方予選のいろんなコンビの漫才が見れるのですが、それらをちょこちょこと見ていて驚きました・・・全然面白くないんです・・・(;´д`)
そこで改めて気がついたんです、毎年何千というコンビの中から勝ち上がってくる上位8組のコンビの完成度の高さたるや・・・
そしてお笑いの難しさたるや・・・
塙さんはM-1の審査員ということで、この本を読んだ上で今年の塙さんの審査がどういった採点になるのかも楽しみながら見れそうです。
今日はそんな感じ~
ではでは(´∀`*)ノシ バイバイ
この前にあんまり自分の中ではヒットしなかった本を読んでいたこともあって、今回選んだのは読みやすそうなやつ、、、
お笑いコンビのナイツのボケ担当の塙さんの書かれた本。
※厳密に言うと聞き手の中村さんが書いた本と言ったほうがいいのかもしれないけれど
予想通り非常に読みやすく、2時間程度で読了したと思う。
けどね、いいですよこの本。今年のM-1がすごい楽しみになりました。
「笑わせる」この一点に関して、芸人さんはどれほど真摯に向き合って苦悩しているのかを深く考えさせられました。
お笑い番組好きな人だったり、お笑いが好きで実際にお笑いライブに行くような人はよくいるけれど、この本に書かれているのはナイツというお笑いのトッププロによるその他のお笑い芸人に関しての考察なんです。
お笑い好きが語る「お笑い」と、プロの芸人の語る「お笑い」の何が違うかって、この本を読んでもらえれば理解してもらえると思います。それがお笑いというものに対して、笑うのが好きだから見るオーディエンスなのか?オーディエンスに「笑い」といううねりをおこさせたくて日々苦心している人間なのか?で全然違ってきます。
本の中で塙さんのことをさすがプロの芸人だなっ、と思った部分があって、ご自身のブログに毎日小ネタを書き続けているんですよね。2006年くらいから毎日なのでもう4500本くらいになるのではないかってことなんですけど。きっと相当な過密スケジュールだと思うんですけどね。すごいですよ。ホントに。
この本の副題にもなっている、“関東芸人がなぜM-1で勝てないのか?”なんですが、本の中で様々な理由が述べられていますが、一番の理由は“関西弁”と“東京弁”の違いです。
もっと突き詰めれば、“方言”と“標準語”の埋められない差です。
方言は「感情」を伝えることに関して非常に長けているのに対して、標準語は「意味」を伝えることに関して非常に長けています。
そう言われてみれば、漫才の典型的なツッコミのセリフってなんですかね?
自然と「なんでやねん」が出てきません?
漫才って別に関西のコンビだけがしているものではありませんよね?
それほどに漫才=関西弁という、私たちの中でも常識が刷り込まれているのでしょう
ちなみにM-1で初めてお互いともに非関西系芸人で優勝したことがあるのは、漫才というよりもコントネタをしていたアンタッチャブルだそうです。
そう考えるとザキヤマすごすぎです。ツッコミの柴田さんも関西弁ではないにしてもべらんめえ調の喋り方で、東京弁?江戸弁?とでも言うべき、ある意味では方言だったというのも大きな勝因だったと書かれています。
まぁーこの本を読んで、ユーチューブで改めて過去のM-1の動画を見返したりして、お笑いの奥の深さに感銘を受けました。
ちなみに来月にある今年のM-1の予選は5000組以上のコンビがエントリーして、各地でたくさんの予選会があって進行中のようです。
M-1のサイトがあって、そこで地方予選のいろんなコンビの漫才が見れるのですが、それらをちょこちょこと見ていて驚きました・・・全然面白くないんです・・・(;´д`)
そこで改めて気がついたんです、毎年何千というコンビの中から勝ち上がってくる上位8組のコンビの完成度の高さたるや・・・
そしてお笑いの難しさたるや・・・
塙さんはM-1の審査員ということで、この本を読んだ上で今年の塙さんの審査がどういった採点になるのかも楽しみながら見れそうです。
今日はそんな感じ~
ではでは(´∀`*)ノシ バイバイ
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