本屋の新刊コーナーで興味を持ちまして購入しました。
内容が非常に良さそうだったわけなんですが・・・
この表紙のダサさたるやなくないですかぁッ~!?
今、令和ですよっ!昭和ちゃいますよ!!!
まぁー企業内での“ほめ活”研修に採用してもらおうという魂胆で、この表紙にしたんだろうけども、この本新刊ですからね!?2019年12月発行ですからね!?
表紙イジリはこれくらいにして・・・中身に行きたいと思いますw
タイトルの通り、会社内のリーダーの立場の方々に向けての、部下たちのやる気を引き出すためのほめ方に関してのハウトゥー本です。
色んなほめ方が書かれているわけなんですが、それらを書く前に、最近の部下の扱いがなぜ難しくなっているのか?に関しての著者の見解が書かれていたので書き出します、、、
●最近の部下の扱いが難しくなっている理由
①わかりやすい報酬が減ったこと
⇒かつては給料が右肩上がりする時代だった、しかし現在は決してそうではなくなってきている。
②若者たちの価値観の違い
⇒かつての「モーレツ社員」が当たり前だった時代には「頑張ることが格好良い」という価値観があり、高級車に乗ったり、大きい家に住んだり、高級ディナーを食べたりすることをよしと考えられていたが、現在は違う。それよりも「働きがいのある仕事をしたい」とか「誰かの役に立っていることを実感したい」ということに重きを置くようになった。これは2011年の東日本大震災以降にその傾向が顕著になった。
③情報格差の逆転
⇒かつては一つの業界で新人と上司や先輩とでは、持っている情報量が大きく違っていた。だから新人は上司や先輩に教えてもらうしかなく、自然と尊敬を得やすい立場にあった。それが現在はインターネットで業界の知識や最新情報を得ることが出来る。若者の方が情報収集に長けていて、昔のような部下と上司の関係ではなくなってきている。
この3つの時代の変化から、職場の環境が変容する中で、どういったほめ活をしていくべきなのか?興味を持った部分を書き出していきます。
著者の西村さんは、ほめることを本作の中において、終始 “心の報酬を渡す” という表現をしています。
また文中において、実に中年のおっさんが気に入るような絶妙な例え話が結構出てきます(褒め言葉ですよw)
例えば・・・
みたいなやつw
結構個人的にはツボです。けどこういう“うまいこと言っている感”の会話って、若い人って嫌いませんかね??
本題に戻って、本作に書いてあった興味深かいほめ方を書き出していきます。
●「当たり前」と「ごめんね」を「ありがとう」に
⇒誰しもが「ありがとう」と言われたがっている、だからこそ日常の「当たり前」の行動・発言を「ありがとう」に言い換えましょう。「いつも笑顔でありがとう」「元気な挨拶をしてくれていてありがとう」みたいな
そして日常の中で使っている「すみません」「ごめんなさい」を「ありがとう」に換えるのです、閉めかけのエレベーターを開けてもらったときや、待合せの時間に遅れて待ってくれていた相手に対しても使用可能
●「すごい」「さすが」「素晴らしい」を口グセに
⇒この3Sがほめの基本、女性だったらばこれに「素敵」を加えて4Sと覚えておこう
●小さな頼みごとをして感謝を伝える
⇒ほめる部分が無いような部下に使いたい方法、小さな頼みごとをしてそれができたら心から感謝を伝えることで、どんな相手にも「心の報酬」が渡せるという必殺テク
●二言挨拶の実践
⇒職場で朝の「おはようございます」の挨拶に、もう一言加えるだけというもの。「おはようございます、今日は少し寒いですね~」とか、「おはようございます、久しぶりですねー」とか、何にも思いつかない場合は、「〇〇さん(相手の名前)、おはよう!」だけでもいい。これで私はあなたを受け入れてますよという気持ちが伝わる。
●相手の名前に関心を持つ
⇒会話の中で相手の名前を織り込むだけで、心の報酬を渡すことになる。また名前を呼ぶだけでなく、相手の名前に関心を持つことでさらに距離を縮められる。たとえば名前の由来を聞いたり、名前に使われている漢字の由来を話題に出すのも効果的。
●メモを取る
⇒相手の話を聞くときに意識しておきたい8つのポイントがあります。
「目を見る」「うなずく」「相槌を打つ」「繰り返す」「メモを取る」「要約する」「質問する」「感情を込める」
メモを取ると、それにより「目を見る」「相槌を打つ」「質問する」等々、意識すべきポイントのほとんどを網羅することに繋がるので効果的
●ほめられたときは「カウンターぼめ」
⇒何かほめられたときに、「いやあ、ほかの人に言われても全然うれしくないけれど、〇〇さんに言ってもらえるとうれしいです。」とか
●人を介する「三角ぼめ」
⇒部下を直接ほめるのではなく、第三者に対してほめることで、聞いている第三者の好感度も、一緒にそれを聞いている部下の気持ちもよくする。
●うれしい言葉は「頑張っているね」
⇒頑張ってねよりも、言われてうれしいのは「頑張っているね」。これにより経過を評価してもらったという気持ちをもってもらえる。その上をいくねぎらいの言い方が「頑張りすぎないでね」です。
●失敗にはまず「浮き輪言葉」
⇒浮き輪言葉というのは、失敗した相手を救うための言葉のこと。イメージとしては、溺れそうになっている相手に対して、救済をするための言葉。
例えば失敗しても「いい経験したじゃないか、俺なんか、もっと大変なことをしでかしたよ」と過去の失敗を語ったり、「まだこのタイミングでよかったね」とか「すべては気づきだから、失敗なんてないんだよ」などと励ます。
●「惜しい」を使ってアドバイス
⇒部下の仕上げてきた企画書がまったく使えないものだったとき、「全然違うじゃないか」と言うんではなくて、「惜しい」と言って対応。「惜しい」であれば完璧ではないけれど、そこそこイイ線いっているという気持ちになるし、その後に修正すべき点をあげても、部下が聞いてくれる。
注意点は修正を指摘するのは、1回につき1回というルールで
●異なる意見には「面白い!」
⇒部下が突拍子も無い意見や発想をしたさいに、即否定をしたり「もっと考えろ」と言う前に、「面白い」と行って対応しましょう~
●若手には「期待している」よりも「意外にやるね」
⇒期待しているだと、部下が萎縮して怖がってしまうので、結果が出たときに「意外にやるね」くらいがちょうど良い
とまぁー他にもたくさんあるんだけど、気になったほめ方は以上~
それにしてもこういった知識って、本で学んでもすぐに実践せねばすぐに忘れてしまうんですよね~
明日以降の職場で実践あるのみです。
最後に、もともとおいら結構ほめ上手だとは思っていて、日頃から実践はしていたつもりなんですが、最近困っているのは嫁の横柄な態度、、、
うちの妻は食事の準備だったり、子供の面倒だとか、家庭内の必要事項をいつもこなしてくれていて、日頃から私から妻へ「ありがとう」の声かけは数多くしているのですが、嫁も疲れてくる時などは、こちらの「ありがとう」を引き出すために「ご飯作ったんだけど!・」「休みなく食事の準備しているんだけど!?」などなどの訴えをしてくるんです。
そこで「ありがとう」を言わなければ、激昂して怒り狂うし、すかさず「ありがとう」といったところで、「ありがとう」を言われすぎてて、本作で言うところの心の報酬のレベルとして、非常に低くなっている気がするんですよ・・・
どうすればええんでしょ??
なんか良い対処方法あれば、本気でおせーて(;・∀・)
今日はそんな感じデース。ではでは( ´ ▽ ` )ノ
内容が非常に良さそうだったわけなんですが・・・
この表紙のダサさたるやなくないですかぁッ~!?
今、令和ですよっ!昭和ちゃいますよ!!!
まぁー企業内での“ほめ活”研修に採用してもらおうという魂胆で、この表紙にしたんだろうけども、この本新刊ですからね!?2019年12月発行ですからね!?
表紙イジリはこれくらいにして・・・中身に行きたいと思いますw
タイトルの通り、会社内のリーダーの立場の方々に向けての、部下たちのやる気を引き出すためのほめ方に関してのハウトゥー本です。
色んなほめ方が書かれているわけなんですが、それらを書く前に、最近の部下の扱いがなぜ難しくなっているのか?に関しての著者の見解が書かれていたので書き出します、、、
●最近の部下の扱いが難しくなっている理由
①わかりやすい報酬が減ったこと
⇒かつては給料が右肩上がりする時代だった、しかし現在は決してそうではなくなってきている。
②若者たちの価値観の違い
⇒かつての「モーレツ社員」が当たり前だった時代には「頑張ることが格好良い」という価値観があり、高級車に乗ったり、大きい家に住んだり、高級ディナーを食べたりすることをよしと考えられていたが、現在は違う。それよりも「働きがいのある仕事をしたい」とか「誰かの役に立っていることを実感したい」ということに重きを置くようになった。これは2011年の東日本大震災以降にその傾向が顕著になった。
③情報格差の逆転
⇒かつては一つの業界で新人と上司や先輩とでは、持っている情報量が大きく違っていた。だから新人は上司や先輩に教えてもらうしかなく、自然と尊敬を得やすい立場にあった。それが現在はインターネットで業界の知識や最新情報を得ることが出来る。若者の方が情報収集に長けていて、昔のような部下と上司の関係ではなくなってきている。
この3つの時代の変化から、職場の環境が変容する中で、どういったほめ活をしていくべきなのか?興味を持った部分を書き出していきます。
著者の西村さんは、ほめることを本作の中において、終始 “心の報酬を渡す” という表現をしています。
また文中において、実に中年のおっさんが気に入るような絶妙な例え話が結構出てきます(褒め言葉ですよw)
例えば・・・
心の報酬の渡しすぎが、マイナスに働くことはありません。ビタミンCと同じです。ビタミンCは取りすぎても体に害はありません。吸収されなかった分は、排出されるだけです。
みたいなやつw
結構個人的にはツボです。けどこういう“うまいこと言っている感”の会話って、若い人って嫌いませんかね??
本題に戻って、本作に書いてあった興味深かいほめ方を書き出していきます。
●「当たり前」と「ごめんね」を「ありがとう」に
⇒誰しもが「ありがとう」と言われたがっている、だからこそ日常の「当たり前」の行動・発言を「ありがとう」に言い換えましょう。「いつも笑顔でありがとう」「元気な挨拶をしてくれていてありがとう」みたいな
そして日常の中で使っている「すみません」「ごめんなさい」を「ありがとう」に換えるのです、閉めかけのエレベーターを開けてもらったときや、待合せの時間に遅れて待ってくれていた相手に対しても使用可能
●「すごい」「さすが」「素晴らしい」を口グセに
⇒この3Sがほめの基本、女性だったらばこれに「素敵」を加えて4Sと覚えておこう
●小さな頼みごとをして感謝を伝える
⇒ほめる部分が無いような部下に使いたい方法、小さな頼みごとをしてそれができたら心から感謝を伝えることで、どんな相手にも「心の報酬」が渡せるという必殺テク
●二言挨拶の実践
⇒職場で朝の「おはようございます」の挨拶に、もう一言加えるだけというもの。「おはようございます、今日は少し寒いですね~」とか、「おはようございます、久しぶりですねー」とか、何にも思いつかない場合は、「〇〇さん(相手の名前)、おはよう!」だけでもいい。これで私はあなたを受け入れてますよという気持ちが伝わる。
●相手の名前に関心を持つ
⇒会話の中で相手の名前を織り込むだけで、心の報酬を渡すことになる。また名前を呼ぶだけでなく、相手の名前に関心を持つことでさらに距離を縮められる。たとえば名前の由来を聞いたり、名前に使われている漢字の由来を話題に出すのも効果的。
●メモを取る
⇒相手の話を聞くときに意識しておきたい8つのポイントがあります。
「目を見る」「うなずく」「相槌を打つ」「繰り返す」「メモを取る」「要約する」「質問する」「感情を込める」
メモを取ると、それにより「目を見る」「相槌を打つ」「質問する」等々、意識すべきポイントのほとんどを網羅することに繋がるので効果的
●ほめられたときは「カウンターぼめ」
⇒何かほめられたときに、「いやあ、ほかの人に言われても全然うれしくないけれど、〇〇さんに言ってもらえるとうれしいです。」とか
●人を介する「三角ぼめ」
⇒部下を直接ほめるのではなく、第三者に対してほめることで、聞いている第三者の好感度も、一緒にそれを聞いている部下の気持ちもよくする。
●うれしい言葉は「頑張っているね」
⇒頑張ってねよりも、言われてうれしいのは「頑張っているね」。これにより経過を評価してもらったという気持ちをもってもらえる。その上をいくねぎらいの言い方が「頑張りすぎないでね」です。
●失敗にはまず「浮き輪言葉」
⇒浮き輪言葉というのは、失敗した相手を救うための言葉のこと。イメージとしては、溺れそうになっている相手に対して、救済をするための言葉。
例えば失敗しても「いい経験したじゃないか、俺なんか、もっと大変なことをしでかしたよ」と過去の失敗を語ったり、「まだこのタイミングでよかったね」とか「すべては気づきだから、失敗なんてないんだよ」などと励ます。
●「惜しい」を使ってアドバイス
⇒部下の仕上げてきた企画書がまったく使えないものだったとき、「全然違うじゃないか」と言うんではなくて、「惜しい」と言って対応。「惜しい」であれば完璧ではないけれど、そこそこイイ線いっているという気持ちになるし、その後に修正すべき点をあげても、部下が聞いてくれる。
注意点は修正を指摘するのは、1回につき1回というルールで
●異なる意見には「面白い!」
⇒部下が突拍子も無い意見や発想をしたさいに、即否定をしたり「もっと考えろ」と言う前に、「面白い」と行って対応しましょう~
●若手には「期待している」よりも「意外にやるね」
⇒期待しているだと、部下が萎縮して怖がってしまうので、結果が出たときに「意外にやるね」くらいがちょうど良い
とまぁー他にもたくさんあるんだけど、気になったほめ方は以上~
それにしてもこういった知識って、本で学んでもすぐに実践せねばすぐに忘れてしまうんですよね~
明日以降の職場で実践あるのみです。
最後に、もともとおいら結構ほめ上手だとは思っていて、日頃から実践はしていたつもりなんですが、最近困っているのは嫁の横柄な態度、、、
うちの妻は食事の準備だったり、子供の面倒だとか、家庭内の必要事項をいつもこなしてくれていて、日頃から私から妻へ「ありがとう」の声かけは数多くしているのですが、嫁も疲れてくる時などは、こちらの「ありがとう」を引き出すために「ご飯作ったんだけど!・」「休みなく食事の準備しているんだけど!?」などなどの訴えをしてくるんです。
そこで「ありがとう」を言わなければ、激昂して怒り狂うし、すかさず「ありがとう」といったところで、「ありがとう」を言われすぎてて、本作で言うところの心の報酬のレベルとして、非常に低くなっている気がするんですよ・・・
どうすればええんでしょ??
なんか良い対処方法あれば、本気でおせーて(;・∀・)
今日はそんな感じデース。ではでは( ´ ▽ ` )ノ
コメント
当然の成り行きで大変ですよねぇ。
以前、紹介頂いた【妻のトリセツ】と総合判断すると、
察してあげる。
その箇所に対してありがとうといえれば
お相手も報われた、共感された気持ちになって、
心の報奨になるのでしょうね。
日頃の行動に感謝の上、ディナーに誘うとか、
冷蔵庫のものでディナー作ってあげるとなおよろしいかもしれませんね。
お二人の教えを要約すると……
①心の報酬の渡すタイミングをもっと早くする
②心の報酬をもっと大きなインパクトを与えるやり方で行う
という2つの結論に行き着くと読み解きました、、、
心の報酬を渡されるのに慣れ始めている妻に対して、この2つの方法は確かに短期的は満足して貰えそうですが、長い人生を考えると将来の自分自身への重い負担になりかねないのかなぁ〜〜と思ってしまい、即行動に移すことをためらってしまいますね(;´∀`)
妻がまたこちらの感謝に順応してしまうのでは無いかと思うのです……