【読書感想文】 『爆発的進化論 ~1%の奇跡がヒトを作った~』 更科功
2020年2月20日 読書
新書読み漁ってます。
今回読んだのは、以前に『残酷な進化論』『絶滅の人類史』という著書を読んで、非常におもしろかった同著者の更科功さんの別の新書です。
※かつて書いた『残酷な進化論』の読書感想文
↓↓↓
https://meatbouzu.diarynote.jp/202001191033014235/
※同じくかつて書いた『絶滅の人類史』の読書感想文
↓↓↓
https://meatbouzu.diarynote.jp/202001282258345956/
あいにく更科さんの最新の著書が、一番最初に私が読んだ『残酷な進化論』なので、遡りながら読んでます。
そして今回読んだのは『爆発的進化論』は、生命の進化の歴史の中においてのそれぞれの器官にターゲットを絞って書かれています。
構成は全十章で、第一章が「膜」、次が「口」、「骨」、「眼」、「肺」、「脚」、「羽」、「脳」、「性」、「命」で全十章となります。
これまで私が読んだ2冊に比べると、まだ進化の過程においても明確に分かっていない部分が多くて、推論が多かったのが気になったかなぁ~
そんな中でも自分が興味が持ったのが、「カンブリア爆発」に関しての筆者の推論部。以下要約します。
まずそもそもの「カンブリア紀」に関しての説明ですが、約5億2900万年前~5億1400万年前の時期を指した言葉で、この時期頃の地層から徐々に化石が発見される頻度が一気に多くなる。
化石が発見されるようになるということは、裏を返して言えば、このカンブリア紀を境目にして、生物の骨格が進化をはじめ、生命としての「ボディプラン」が決まってきたと言える。
※それ以前は線虫のような、細長い生物が多かったと考えられている。
生命が誕生したのが40億年前と言われている中、この限られたカンブリア紀に一気に生物の進化が進んだと言える。
それは何があったからなのか?
明確な解答はわからないまでも、更科さんはこの時の生物の大きな進化は、「動物を食べる動物の出現が引き金だったのではないか?」と推察する。
動物を食べるにしても、自分を食べようとする動物から身を守るにしても、骨格を丈夫に進化させること等の、生命としての進化がその名のとおり爆発的に推し進められたのだと結論づけている。
ここまで書いておいて、じゃあ~あと数百万年後に人間が食糧難になったりして、周囲の人間を食べるような、“ウォーキングデッド”のような世界になったら、人間は今とは違う超人的な進化を遂げることになったりするのだろうか?と考えて、その答えを私は見ることも知ることもできないことに、寂しさと安堵を覚えつつ、読書感想文としましょう~♪
今回はそんな感じ~
ではでは(´∀`*)ノシ バイバイ
今回読んだのは、以前に『残酷な進化論』『絶滅の人類史』という著書を読んで、非常におもしろかった同著者の更科功さんの別の新書です。
※かつて書いた『残酷な進化論』の読書感想文
↓↓↓
https://meatbouzu.diarynote.jp/202001191033014235/
※同じくかつて書いた『絶滅の人類史』の読書感想文
↓↓↓
https://meatbouzu.diarynote.jp/202001282258345956/
あいにく更科さんの最新の著書が、一番最初に私が読んだ『残酷な進化論』なので、遡りながら読んでます。
そして今回読んだのは『爆発的進化論』は、生命の進化の歴史の中においてのそれぞれの器官にターゲットを絞って書かれています。
構成は全十章で、第一章が「膜」、次が「口」、「骨」、「眼」、「肺」、「脚」、「羽」、「脳」、「性」、「命」で全十章となります。
これまで私が読んだ2冊に比べると、まだ進化の過程においても明確に分かっていない部分が多くて、推論が多かったのが気になったかなぁ~
そんな中でも自分が興味が持ったのが、「カンブリア爆発」に関しての筆者の推論部。以下要約します。
まずそもそもの「カンブリア紀」に関しての説明ですが、約5億2900万年前~5億1400万年前の時期を指した言葉で、この時期頃の地層から徐々に化石が発見される頻度が一気に多くなる。
化石が発見されるようになるということは、裏を返して言えば、このカンブリア紀を境目にして、生物の骨格が進化をはじめ、生命としての「ボディプラン」が決まってきたと言える。
※それ以前は線虫のような、細長い生物が多かったと考えられている。
生命が誕生したのが40億年前と言われている中、この限られたカンブリア紀に一気に生物の進化が進んだと言える。
それは何があったからなのか?
明確な解答はわからないまでも、更科さんはこの時の生物の大きな進化は、「動物を食べる動物の出現が引き金だったのではないか?」と推察する。
動物を食べるにしても、自分を食べようとする動物から身を守るにしても、骨格を丈夫に進化させること等の、生命としての進化がその名のとおり爆発的に推し進められたのだと結論づけている。
ここまで書いておいて、じゃあ~あと数百万年後に人間が食糧難になったりして、周囲の人間を食べるような、“ウォーキングデッド”のような世界になったら、人間は今とは違う超人的な進化を遂げることになったりするのだろうか?と考えて、その答えを私は見ることも知ることもできないことに、寂しさと安堵を覚えつつ、読書感想文としましょう~♪
今回はそんな感じ~
ではでは(´∀`*)ノシ バイバイ
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