【読書感想文】 『日本が売られる』 堤未果
2020年2月29日 読書 コメント (3)
引き続き新書を読みふけっております・・・(この書き出し何度目だろうw)
今回読んだのは、国際ジャーナリストの堤未果さんの著書『日本が売られる』(幻冬舎新書)です。
いやー実に内容が濃かった!!!
いつも興味深いところや、重要だな、って思った箇所にはピンクのローターじゃなくって、ピンクのマーカーを引きながら読書をしているんですが、引くところが多すぎて、今回の読書感想文は書く前からドキドキしています・・・(;´д`)
でもって、冒頭にこの著書の結論を書きますと・・・
強欲な資本主義の理論でもって、グローバルな大企業が日本を食べようとしている。そのやり口は何にでも値札をつける方法で、私たちの健康もお金も安全も脅かされている!!
って感じの内容
この結論だけ聞くと、へぇ~とかそういう陰謀論とかってよくあるよねぇ~って感じだけだと思うんだけど、これをこの著書では事細かに説明してくれるので、実に胸糞悪くなってくる(褒め言葉)
外資の農薬会社が、日本の農業を農薬漬けにしている・・・みたいな部分読んだ直後の自宅での食事は、食べ物を喉に通すのが不快でした(´Д`;)
とりあえず、この本で自分が興味深いと思った部分をどんどん書き出して行ってみますね、、、、
あまりに量が多いので、若干書く前から躊躇をしているけれど、、、、(;´д`)
水が売られる
水道水が飲めるということは世界的に見て、非常に恵まれている。
※水道水が飲めるのは、世界196カ国中において15カ国のみ
●水道事業の民営化がブーム
その際には、「民間企業のノウハウを活かし、効率の良い運営と安価な水道料金を!」なんて宣伝文句を言ってくるが、民営化後に大概やるのは水道料金の値上げ
実際、海外で水道事業を民営化した後に、水道料金がどんどん高額になった結果が多数存在。
民営化によって、事業運営が地域住民のためではなく、株主のためになるから
日本の水道事業の9割は黒字だが、人口が5万人を切る自治体では赤字になっている。
そもそも、水道会社は電力会社と違って、1つの地域に1つのみしかないので、民営化による競争の原理は働くわけがない
海外では水道事業を民営化した後に、料金の高騰、サービスの低下に不満をかかえ、国営事業へ戻す動きが出てきている中、、、
2018年5月に日本では水道事業の民営化を促進する法律が作られる。
タネが売られる
2017年4月14日、森友報道の裏でひっそりと種子法が廃止。
種子法とは?
⇒作物の種を開発したり作ったりするのは、手間もかかるし、お金もかかる、そのためこれまでは都道府県が負担をするように取り決めをしていた法律。
種子法廃止により、外資から種子を買わざるを得なくなる、、、
そんな中で米国では、遺伝子組み換え作物がメジャーになってきている。大豆・綿・トウモロコシでは9割以上
遺伝子組み換え作物とはどんなものか?
⇒いくつか種類はあるが、主に自社製品の農薬のみに耐性を持つように遺伝子組み換えをされた作物。
その結果、遺伝子組み換え作物のタネと農薬をセットで買うようになる。
その後農薬を長期間使用すると、雑草にその農薬の耐性ができてきて効果が減少してくる、、、
その結果、農薬を増やしていくことになる負のスパイラル
※タネと農薬を作っている会社にとってはウハウハ
ミツバチの命が売られる
1998年頃から「蜂群崩壊症候群」という蜂の巣から蜂が突如としていなくなってしまう現象が報告されるようになる。
原因は、農薬として使われていたネオニコチノイドと思われる。
これには虫の神経を狂わせて、方向感覚をおかしくしてしまう作用があり、それにより巣に戻れなくなってしまっていると考えられる。
海外ではこの系統の農薬を使用中止にしている流れの中、日本は同タイプの農薬の新規利用登録を決めたり、農薬の基準の引き下げを決めている。
食の選択肢が売られる
2018年3月、遺伝子組み換え食品表示制度の今後の方針公表される。
そこで決まったこととして、今までは“遺伝子組み換え食品”の混入率が5%未満だったら「遺伝子組み換えでない」と表示できていたのを、0%(不検出)の場合のみしか表示できないようになった。
⇒これにより、これまでの食品原料の分別管理の意味がなくなってきてしまい、苦労して「遺伝子組み換えでない」という表示をするよりも、分別の作業を簡単にして「遺伝子組み換えでない」という表示を諦める傾向が強くなってくるだろう~
そして、遺伝子組み換えの次にゲノム編集という方法も出てきている。
これは遺伝子そのものを手に入れることで、組み替えるではなくデザインすること。
そしてゲノム編集は最近の技術のため、これまでの利用してきたデータ無いためリスクに関して未知数。
そんな中において、日本はゲノム編集を規制しない方針である。
牛乳が売られる
生乳は夏は足りずに冬は余る傾向があるので、
余った分はバターと脱脂粉乳の製造に回す。
⇒そんな中で関税を無くして安いバターが輸入されてくることは、冬に余った生乳が行き場をなくしてしまう!!
労働者が売られる
2018年5月31日「働き方改革法案」可決
その中にある「高度プロフェッショナル制度(高プロ)」がサラリーマンには必読の書となっていて、何がかというと、、、
これにより、労働時間が事実上なくなる。
※労働時間の規制は4週間で4日間休ませれば、残り24日間は24時間働かせても合法
日本人の仕事が売られる
2018年、『骨太の方針』により、2025年までに50万人の外国人労働者を受け入れるようにする
ブラック企業対策が売られる
2018年7月1日、政府は労基署の一部民営化開始を決定。人手をどんどん減らす傾向。
そして、人手が少なくなったところで、企業とベッタリの関係の社労士に対して、労基の調査をしてもらえるようにアウトソーシングする。
※要するに、企業が見知った社労士の調査なので、なあなあの調査のなるであろうということ
ギャンブルが売られる
2018年7月20日、IR実施法、またの名をカジノ法が可決。
政府はしきりに、「この取り組みをすることで、税収として外貨を取り込む」という内容を言ってはいるが、、、
ここで私たちが知らない事実がある、それは試算では8割が国内からの客になると出ているのだ。
併せて、カジノ業者に、客のギャンブル資金の貸付許可も与えられるように変わった。
しかも、この貸付は“年収の3分の1以上の貸付はできない”としている「貸金業法」が不適用という合わせ技も法整備されているという。。。
医療が売られる
「医療費40兆円」と言われている原因は、高齢化だけではない。
そこにはアメリカから法外な値で医療機器・新薬を買わされているから。
2012年の民主党政権時代に、それまで1年間だった国保加入条件が、3ヶ月に短縮された。
国保に入ると、出産で42万円の一時金が出るが、中国人でこの申請が急増している。出生証明書さえあれば申請ができて、偽造されているのではないか?という疑いがある。
老後が売られる
政府は介護士として、外国人労働者を大量に受け入れるように法整備を進めている。
そのための施策として、介護士に必要な日本語能力のハードルを下げる決定をした。
現在、介護の現場での最大の問題は、介護士と利用者のコミュニケーションになっている。
(;´Д`)ハァハァ・・・
まとまってないけど、これがおいらの個人的まとめですw
「〇〇〇が売られる」という切り口で、たくさん本書では書かれておりますが、上記に挙げた以外にもあります。上記に上げたのはあくまで、個人的に興味深かったものだけです。
そして、著書の後半部分は、海外での水道事業民営化後に、努力して再度公営化を実現した事例や、遺伝子組み換え作物の危険性を訴える市民団体の活動の紹介、要するに上記にあげたような改悪の流れに対して、市民が実際に動いて、自分たちの健康・生活・権利を守ろうとしている事例をあげてます。そっちはこの説明をもって、ザックリと割愛させていただきます。
そして本著の最後に書かれていた、この著書の内容を通して著者が言いたかったことが、この部分になると思います。
国民はいつの間にか、何もかも〈経済〉という物差しでしか判断しなくなってきている。だから与えられるサービスに文句だけを言う〈消費者〉に成り下がって、自分たちの住む社会に責任をもって関わるべき〈市民〉であることを忘れてしまっているのだ。
四半期利益ではなく、100年先も皆が共に健やかで幸福に暮らせることの方に価値を置き、ユネスコが無形文化遺産に登録した「協同組合」の思想こそが、強欲資本主義からの脱却になる。
故宇沢弘文が言っていたように、「人間を大切にしない経済学に価値など無い」
つー感じです。
今回は内容が本当に濃かったので、本を読むのもいつも以上に手こずりましたし、内容をまとめるのも手こずりました。
※正直、本を読んでない方がこれを読んでも「なんのこっちゃ」状態に陥りますよねw いつも言ってますが、読書感想文という名の、この場はおいらの本を読んだ後に、自分の知識習得のためのアウトプットの場所なので、ご了承ください~
今回はとりあえずこんな感じっす。
ではでは(´∀`*)ノシ バイバイ
今回読んだのは、国際ジャーナリストの堤未果さんの著書『日本が売られる』(幻冬舎新書)です。
いやー実に内容が濃かった!!!
いつも興味深いところや、重要だな、って思った箇所にはピンクのローターじゃなくって、ピンクのマーカーを引きながら読書をしているんですが、引くところが多すぎて、今回の読書感想文は書く前からドキドキしています・・・(;´д`)
でもって、冒頭にこの著書の結論を書きますと・・・
強欲な資本主義の理論でもって、グローバルな大企業が日本を食べようとしている。そのやり口は何にでも値札をつける方法で、私たちの健康もお金も安全も脅かされている!!
って感じの内容
この結論だけ聞くと、へぇ~とかそういう陰謀論とかってよくあるよねぇ~って感じだけだと思うんだけど、これをこの著書では事細かに説明してくれるので、実に胸糞悪くなってくる(褒め言葉)
外資の農薬会社が、日本の農業を農薬漬けにしている・・・みたいな部分読んだ直後の自宅での食事は、食べ物を喉に通すのが不快でした(´Д`;)
とりあえず、この本で自分が興味深いと思った部分をどんどん書き出して行ってみますね、、、、
あまりに量が多いので、若干書く前から躊躇をしているけれど、、、、(;´д`)
水が売られる
水道水が飲めるということは世界的に見て、非常に恵まれている。
※水道水が飲めるのは、世界196カ国中において15カ国のみ
●水道事業の民営化がブーム
その際には、「民間企業のノウハウを活かし、効率の良い運営と安価な水道料金を!」なんて宣伝文句を言ってくるが、民営化後に大概やるのは水道料金の値上げ
実際、海外で水道事業を民営化した後に、水道料金がどんどん高額になった結果が多数存在。
民営化によって、事業運営が地域住民のためではなく、株主のためになるから
日本の水道事業の9割は黒字だが、人口が5万人を切る自治体では赤字になっている。
そもそも、水道会社は電力会社と違って、1つの地域に1つのみしかないので、民営化による競争の原理は働くわけがない
海外では水道事業を民営化した後に、料金の高騰、サービスの低下に不満をかかえ、国営事業へ戻す動きが出てきている中、、、
2018年5月に日本では水道事業の民営化を促進する法律が作られる。
タネが売られる
2017年4月14日、森友報道の裏でひっそりと種子法が廃止。
種子法とは?
⇒作物の種を開発したり作ったりするのは、手間もかかるし、お金もかかる、そのためこれまでは都道府県が負担をするように取り決めをしていた法律。
種子法廃止により、外資から種子を買わざるを得なくなる、、、
そんな中で米国では、遺伝子組み換え作物がメジャーになってきている。大豆・綿・トウモロコシでは9割以上
遺伝子組み換え作物とはどんなものか?
⇒いくつか種類はあるが、主に自社製品の農薬のみに耐性を持つように遺伝子組み換えをされた作物。
その結果、遺伝子組み換え作物のタネと農薬をセットで買うようになる。
その後農薬を長期間使用すると、雑草にその農薬の耐性ができてきて効果が減少してくる、、、
その結果、農薬を増やしていくことになる負のスパイラル
※タネと農薬を作っている会社にとってはウハウハ
ミツバチの命が売られる
1998年頃から「蜂群崩壊症候群」という蜂の巣から蜂が突如としていなくなってしまう現象が報告されるようになる。
原因は、農薬として使われていたネオニコチノイドと思われる。
これには虫の神経を狂わせて、方向感覚をおかしくしてしまう作用があり、それにより巣に戻れなくなってしまっていると考えられる。
海外ではこの系統の農薬を使用中止にしている流れの中、日本は同タイプの農薬の新規利用登録を決めたり、農薬の基準の引き下げを決めている。
食の選択肢が売られる
2018年3月、遺伝子組み換え食品表示制度の今後の方針公表される。
そこで決まったこととして、今までは“遺伝子組み換え食品”の混入率が5%未満だったら「遺伝子組み換えでない」と表示できていたのを、0%(不検出)の場合のみしか表示できないようになった。
⇒これにより、これまでの食品原料の分別管理の意味がなくなってきてしまい、苦労して「遺伝子組み換えでない」という表示をするよりも、分別の作業を簡単にして「遺伝子組み換えでない」という表示を諦める傾向が強くなってくるだろう~
そして、遺伝子組み換えの次にゲノム編集という方法も出てきている。
これは遺伝子そのものを手に入れることで、組み替えるではなくデザインすること。
そしてゲノム編集は最近の技術のため、これまでの利用してきたデータ無いためリスクに関して未知数。
そんな中において、日本はゲノム編集を規制しない方針である。
牛乳が売られる
生乳は夏は足りずに冬は余る傾向があるので、
余った分はバターと脱脂粉乳の製造に回す。
⇒そんな中で関税を無くして安いバターが輸入されてくることは、冬に余った生乳が行き場をなくしてしまう!!
労働者が売られる
2018年5月31日「働き方改革法案」可決
その中にある「高度プロフェッショナル制度(高プロ)」がサラリーマンには必読の書となっていて、何がかというと、、、
これにより、労働時間が事実上なくなる。
※労働時間の規制は4週間で4日間休ませれば、残り24日間は24時間働かせても合法
日本人の仕事が売られる
2018年、『骨太の方針』により、2025年までに50万人の外国人労働者を受け入れるようにする
ブラック企業対策が売られる
2018年7月1日、政府は労基署の一部民営化開始を決定。人手をどんどん減らす傾向。
そして、人手が少なくなったところで、企業とベッタリの関係の社労士に対して、労基の調査をしてもらえるようにアウトソーシングする。
※要するに、企業が見知った社労士の調査なので、なあなあの調査のなるであろうということ
ギャンブルが売られる
2018年7月20日、IR実施法、またの名をカジノ法が可決。
政府はしきりに、「この取り組みをすることで、税収として外貨を取り込む」という内容を言ってはいるが、、、
ここで私たちが知らない事実がある、それは試算では8割が国内からの客になると出ているのだ。
併せて、カジノ業者に、客のギャンブル資金の貸付許可も与えられるように変わった。
しかも、この貸付は“年収の3分の1以上の貸付はできない”としている「貸金業法」が不適用という合わせ技も法整備されているという。。。
医療が売られる
「医療費40兆円」と言われている原因は、高齢化だけではない。
そこにはアメリカから法外な値で医療機器・新薬を買わされているから。
2012年の民主党政権時代に、それまで1年間だった国保加入条件が、3ヶ月に短縮された。
国保に入ると、出産で42万円の一時金が出るが、中国人でこの申請が急増している。出生証明書さえあれば申請ができて、偽造されているのではないか?という疑いがある。
老後が売られる
政府は介護士として、外国人労働者を大量に受け入れるように法整備を進めている。
そのための施策として、介護士に必要な日本語能力のハードルを下げる決定をした。
現在、介護の現場での最大の問題は、介護士と利用者のコミュニケーションになっている。
(;´Д`)ハァハァ・・・
まとまってないけど、これがおいらの個人的まとめですw
「〇〇〇が売られる」という切り口で、たくさん本書では書かれておりますが、上記に挙げた以外にもあります。上記に上げたのはあくまで、個人的に興味深かったものだけです。
そして、著書の後半部分は、海外での水道事業民営化後に、努力して再度公営化を実現した事例や、遺伝子組み換え作物の危険性を訴える市民団体の活動の紹介、要するに上記にあげたような改悪の流れに対して、市民が実際に動いて、自分たちの健康・生活・権利を守ろうとしている事例をあげてます。そっちはこの説明をもって、ザックリと割愛させていただきます。
そして本著の最後に書かれていた、この著書の内容を通して著者が言いたかったことが、この部分になると思います。
国民はいつの間にか、何もかも〈経済〉という物差しでしか判断しなくなってきている。だから与えられるサービスに文句だけを言う〈消費者〉に成り下がって、自分たちの住む社会に責任をもって関わるべき〈市民〉であることを忘れてしまっているのだ。
四半期利益ではなく、100年先も皆が共に健やかで幸福に暮らせることの方に価値を置き、ユネスコが無形文化遺産に登録した「協同組合」の思想こそが、強欲資本主義からの脱却になる。
故宇沢弘文が言っていたように、「人間を大切にしない経済学に価値など無い」
つー感じです。
今回は内容が本当に濃かったので、本を読むのもいつも以上に手こずりましたし、内容をまとめるのも手こずりました。
※正直、本を読んでない方がこれを読んでも「なんのこっちゃ」状態に陥りますよねw いつも言ってますが、読書感想文という名の、この場はおいらの本を読んだ後に、自分の知識習得のためのアウトプットの場所なので、ご了承ください~
今回はとりあえずこんな感じっす。
ではでは(´∀`*)ノシ バイバイ
コメント
今の野党や左翼系の支持者って、外国人に仕事や権利を「売る」のがリベラルで頭良くて反差別だと勘違いしてますからね。
「日本が売られている」というといかにも日本が食い物にされていて被害者のようですが、ここで書かれているようなことは日本も海外で大なり小なりやっています
自由経済下の競争では当然に行われている経済活動です(それが資本主義でありグローバル化の現代ですので)
ただ、日本は人口動態の観点からも、資源的にもこれから衰退していくことがほぼ確定的ですので、競争力の観点から得ているメリットよりもデメリットが目立つだけの話だと思います
ようするに衰退することが前々からわかっていた国がとうとう衰退し始めただけの話で、これからこの類の話は指数関数的に増えていくはずです
(直近で言えば不動産、飲食、宿泊等々進出が増えていますし)
そうですねぇ~、やっぱりなんだかんだ言って各政治家の背後には何かしらの支援団体があったりするでしょうから、純粋な意味での上記のような政治活動をするとしたら難しいですよね。
けど、この著者の堤さん、ご主人が何と参議院議員の政治家さんです。
シグマさんと同様の視点で、どんな活動をしている政治家さんと、この本を書いた堤さんが結婚されたのかが気になったのでちょっと調べてみましたが、ある意味では堤さんの主張には沿うような政治思想を持った方のように感じました。
もし興味があればググってみてください。
>>ハリーさん
確かにっ!! この堤さん、主張自体は正論なんですが、ハリーさんのおっしゃるように日本企業も同様なことを海外市場でやっているかもしれません。そこも合わせて見なければフェアじゃないですよね。
それと私がこの本を読んで不満だったのが、“日本が売られる”というが、政府がどういった思惑で“日本を売るような行為”をしているのか?
その点での理屈が抜けていることだったり、そうなってしまった経緯も含めて調べて書いて欲しかったですね。