いやぁー先に言っとくんだけど、MTGはMTGでもマジック・ザ・ギャザリングのMTGではないんですよ~
ミーティングのMTGなんですよ~
けどね、この本屋で好みの本を物色していたところ、このタイトルが目に入ってきたらMTGプレイヤーとしては、目が行くし、絶対手に取ってしまうわけですよ。
Amazonのページ
↓↓↓
https://www.amazon.co.jp/SUPER-MTG-%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0-%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%83%B3%E3%83%BBG%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%82%B2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B0/dp/4763137948/ref=sr_1_fkmr2_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=SUPER+MTG+%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%B3&qid=1585320483&sr=8-1-fkmr2
ありそうでなかった本だと思うんですけど、この本その名のとおり、ミーティング(会議)をサイエンスで研究しつくした一冊です。
それではチャッチャッと以下要約していきます。
まず本著の冒頭ではミーティングがどれほど頻繁に行われているかの研究内容が紹介されます。
米国では1日に5500万回ミーティングが行われている試算。
ミーティングにかかる費用は1兆4000億ドルで、米国のGDPの8.2%にもなる。
しかし、多くの人がミーティングが多すぎると回答していて、その損失コストは2500億ドル相当にもなる。
最初はミーティングをボロカスにこき下ろしつつ、読者の共感を誘いつつw
徐々にミーティングの存在意義を説き始めます・・・
●ミーティングをするメリットは何か?
⇒従業員もリーダーも「組織で働く」ということの微妙なニュアンスをより深く理解して効果的なチームワークを促進できる。
ミーティングをしないという選択肢が、会社という組織においてないのであれば、より有効にするべきであることは否定できない。
著者はまずよくないミーティングの4条件をあげる。それは・・・
①スマホをいじっているメンバーがいる
②雑談しているメンバーがいる
③あなたばかりが発言している
④1人か2人が発言を独占している
これらの4条件が発生しているようであれば、すぐにミーティングのやり方を改めるべきだ。
ここでミーティングの法則をいくつか紹介しておく・・・
●リーダーはメンバー(部下)と比較して、ミーティングが良い内容だったと過大評価をしている傾向がある。
⇒リーダーばかりが発言していることが多いから
●「パーキンソンの法則」
⇒ある作業にかかる時間は、その作業のために使える時間に等しくなる
※ミーティング時間が60分と決まっていれば、ミーティングに60分使ってしまう
↓↓↓
だからこそ、そもそものミーティング時間を短く設定することで時間の節約と、時間内に終わらせようという参加者の集中力がアップして〇
●開始時間が遅れてミーティングが始まると、メンバー同士が「非協力的」になる。
●終了時間をきちんと守ることで集中力が高まる。
スティーブ・ジョブズは、①ミーティングの目的が達成したか、②話し合いが堂々巡りで何も生み出していない。どちらかの状況になっているようだったら、どんなことがあってもミーティングを終わらせた。
またミーティングにおいて意思決定をするような場合に知っておくべき研究結果があり・・・
●意思決定のために集まったグループで、メンバーが7人以上になると、1人増えるごとに効果的な決断力が10%減少するそうだ。
意思決定をしない場合であっても、ミーティングの参加者が不要に多くなるのは考えものである。
それは参加者が多ければ多いほど、社会的手抜きが発生してしまうから。
社会的手抜きとは、人は人がたくさんいると、陰に隠れてこっそりサボろうとする傾向が出ること。
それではミーティングの参加者を肥大させないための方法として、例えば代表者出席ルールというものがある。
これはメンバーをいくつかのグループに分けて、その代表者を決めて、ミーティングには代表者に出席させることで、少人数で集中してミーティングができる方法。
ミーティングの創造性を高めるやり方として、歩きながらミーティングという方法も良い。
歩きながらだと、やる気が8.5%上昇し、仕事での創造性が高まり、メンバー同士が協力的になる効果もある。それから座ってミーティングすると時間が34%も長くなるという研究結果もある。
しかし、歩きながらミーティングの注意点は、2~3人でのミーティングに適している点で、それ以上の人数になると進行が困難になってしまうこと。
かつての企業行動を見て、失敗だったと思われる取り組みを分析していくと、その商品開発のミーティングにおいて大きな欠点がわかってくる。
それは何かと言うと・・・ミーティングにおいてなぜか必要な情報が出てこなかったということ。
ひいては有益なミーティングをする方法は、全員が知っている情報しか出ないミーティングではなく、自分しか知らない情報が出るミーティングということになる。
※全員が知っている情報を出したほうが周囲に賛同してもらえたり、自分しか知らない情報は周囲を驚かして場を乱してしまうため、有益なミーティングを促進できないと考えられる。
この手の失敗をしないためにはどういった方法があるか?
ブレインライティングという方法がある。
これはミーティングの参加者が口頭で意見を言うのではなく、1人で考え「紙」に書き込んで意見を出したり、アイデアを出したりする方法。
研究においても、ブレインライティングの方が口頭でのミーティングよりも、アイデア数が20%増加すること、独創的アイデアが42%も増加したことが分かった。
またブレインライティングの他にも、ミーティングの場においてのメンバーで一斉に資料を黙読した後に、その内容について話し合う方法も効果的とされる。
以上、いろいろとミーティングを行う上での、テクニック的なことが多く書かれた本ではありましたが、個人的にこの本を通じてミーティングを行う上での重要項目は、、、
①ミーティングに参加するメンバーを大事に思い、ないがしろにしないということ。
※自分ばかりが発言をしない
②メンバーに発言させてミーティングに満足させる。
③メンバーに発言させる以外にも考えさせる、それを通じて参加しているという意識を醸成して、主体性を築く。
こういった基本的な部分に結論は落ち着くのかと感じました。
今日はそんな感じ~
以上でーーーす(´∀`*)ノシ バイバイ
ミーティングのMTGなんですよ~
けどね、この本屋で好みの本を物色していたところ、このタイトルが目に入ってきたらMTGプレイヤーとしては、目が行くし、絶対手に取ってしまうわけですよ。
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ありそうでなかった本だと思うんですけど、この本その名のとおり、ミーティング(会議)をサイエンスで研究しつくした一冊です。
それではチャッチャッと以下要約していきます。
まず本著の冒頭ではミーティングがどれほど頻繁に行われているかの研究内容が紹介されます。
米国では1日に5500万回ミーティングが行われている試算。
ミーティングにかかる費用は1兆4000億ドルで、米国のGDPの8.2%にもなる。
しかし、多くの人がミーティングが多すぎると回答していて、その損失コストは2500億ドル相当にもなる。
最初はミーティングをボロカスにこき下ろしつつ、読者の共感を誘いつつw
徐々にミーティングの存在意義を説き始めます・・・
●ミーティングをするメリットは何か?
⇒従業員もリーダーも「組織で働く」ということの微妙なニュアンスをより深く理解して効果的なチームワークを促進できる。
ミーティングをしないという選択肢が、会社という組織においてないのであれば、より有効にするべきであることは否定できない。
著者はまずよくないミーティングの4条件をあげる。それは・・・
①スマホをいじっているメンバーがいる
②雑談しているメンバーがいる
③あなたばかりが発言している
④1人か2人が発言を独占している
これらの4条件が発生しているようであれば、すぐにミーティングのやり方を改めるべきだ。
ここでミーティングの法則をいくつか紹介しておく・・・
●リーダーはメンバー(部下)と比較して、ミーティングが良い内容だったと過大評価をしている傾向がある。
⇒リーダーばかりが発言していることが多いから
●「パーキンソンの法則」
⇒ある作業にかかる時間は、その作業のために使える時間に等しくなる
※ミーティング時間が60分と決まっていれば、ミーティングに60分使ってしまう
↓↓↓
だからこそ、そもそものミーティング時間を短く設定することで時間の節約と、時間内に終わらせようという参加者の集中力がアップして〇
●開始時間が遅れてミーティングが始まると、メンバー同士が「非協力的」になる。
●終了時間をきちんと守ることで集中力が高まる。
スティーブ・ジョブズは、①ミーティングの目的が達成したか、②話し合いが堂々巡りで何も生み出していない。どちらかの状況になっているようだったら、どんなことがあってもミーティングを終わらせた。
またミーティングにおいて意思決定をするような場合に知っておくべき研究結果があり・・・
●意思決定のために集まったグループで、メンバーが7人以上になると、1人増えるごとに効果的な決断力が10%減少するそうだ。
意思決定をしない場合であっても、ミーティングの参加者が不要に多くなるのは考えものである。
それは参加者が多ければ多いほど、社会的手抜きが発生してしまうから。
社会的手抜きとは、人は人がたくさんいると、陰に隠れてこっそりサボろうとする傾向が出ること。
それではミーティングの参加者を肥大させないための方法として、例えば代表者出席ルールというものがある。
これはメンバーをいくつかのグループに分けて、その代表者を決めて、ミーティングには代表者に出席させることで、少人数で集中してミーティングができる方法。
ミーティングの創造性を高めるやり方として、歩きながらミーティングという方法も良い。
歩きながらだと、やる気が8.5%上昇し、仕事での創造性が高まり、メンバー同士が協力的になる効果もある。それから座ってミーティングすると時間が34%も長くなるという研究結果もある。
しかし、歩きながらミーティングの注意点は、2~3人でのミーティングに適している点で、それ以上の人数になると進行が困難になってしまうこと。
かつての企業行動を見て、失敗だったと思われる取り組みを分析していくと、その商品開発のミーティングにおいて大きな欠点がわかってくる。
それは何かと言うと・・・ミーティングにおいてなぜか必要な情報が出てこなかったということ。
ひいては有益なミーティングをする方法は、全員が知っている情報しか出ないミーティングではなく、自分しか知らない情報が出るミーティングということになる。
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この手の失敗をしないためにはどういった方法があるか?
ブレインライティングという方法がある。
これはミーティングの参加者が口頭で意見を言うのではなく、1人で考え「紙」に書き込んで意見を出したり、アイデアを出したりする方法。
研究においても、ブレインライティングの方が口頭でのミーティングよりも、アイデア数が20%増加すること、独創的アイデアが42%も増加したことが分かった。
またブレインライティングの他にも、ミーティングの場においてのメンバーで一斉に資料を黙読した後に、その内容について話し合う方法も効果的とされる。
以上、いろいろとミーティングを行う上での、テクニック的なことが多く書かれた本ではありましたが、個人的にこの本を通じてミーティングを行う上での重要項目は、、、
①ミーティングに参加するメンバーを大事に思い、ないがしろにしないということ。
※自分ばかりが発言をしない
②メンバーに発言させてミーティングに満足させる。
③メンバーに発言させる以外にも考えさせる、それを通じて参加しているという意識を醸成して、主体性を築く。
こういった基本的な部分に結論は落ち着くのかと感じました。
今日はそんな感じ~
以上でーーーす(´∀`*)ノシ バイバイ
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