【読書感想文】 『100の科学的メソッドと40の体験的スキルから編み出した最高の体調』 鈴木祐
【読書感想文】 『100の科学的メソッドと40の体験的スキルから編み出した最高の体調』 鈴木祐
【読書感想文】 『100の科学的メソッドと40の体験的スキルから編み出した最高の体調』 鈴木祐
まとめて読了していたもので、まとめて日記にしております。

その関係で本日2つ目の記事になります。



今回読んだのは、『100の科学的メソッドと40の体験的スキルから編み出した最高の体調』です。


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この手の『〇〇〇個の科学データをもとに編み出された究極の△△△の方法』みたいなタイトルって惹かれてしまいますねw



膨大な科学的根拠をもとに書かれているということは、少なくとも筆者一人の感情論で書かれたものでは無い、という安心感を与えてくれますよね~♪




でもって、また本書を読んでの興味を持った部分を書き出して行くんですが、本書の結論を先に申し上げますと・・・・




「進化とのミスマッチは何か?」を日々考えろ!!


ってことです。





本書、最高の体調を実現させるために一環した主張がなされておりまして・・・
それが何かと言いますと人類の進化の過程において、不都合な部分が生じることで不健康になってしまうので、狩猟採取民のころだった人類の生活を取り戻すべき!!みたいな内容です。


かと言って、「じゃあみんなで仕事を辞めて、槍もって山に狩猟しに行こう~!!」なんてことは言い出しませんw



筆者が言うには、肥満や集中力低下、うつ病、炎症、不安は文明病とのこと。



各章において、一つずつ文明病が起こってしまう、進化の過程においてのミスマッチをあらわにして最高の体調を模索していきます。





①炎症

炎症とは怪我をした時にジクジクと液体が染み出し、赤く腫れ上がるもの。これは体の表面だけでなく内部でも発生する。



内臓脂肪がたまってしまうことで体内の炎症の原因となってしまう。



トランス脂肪酸・・・成分が新しすぎて肝臓の働きを乱してしまうことがわかっている。
⇒上手く消化出来ずに、悪玉コレステロールが発生してしまう。



孤独も毒、毒性としてはタバコと肥満と同じくらい。そもそも古代ならばグループからの離脱は死を意味するものだったので、孤独が問題視されるようになったのは人類史的に見ても最近。

※本著において人類史的に見ても最近とは、ホモ・サピエンスが誕生した20万年前から延々と続く人類史においてということ。





過去において不安とは、猛獣に襲われるとか食べ物が無いなどの「はっきりした不安」だった。それに対して現在は「ぼんやりした不安」に変わった。これは人類の長寿と繁栄を糧に、未来を感じる心理的距離感が遠くなったことと考えられる。






②腸

腸は栄養を体内に送り込むのと同時に、外敵を体内に入り込むのを防ぐ機能がある。


外敵が入り込むのを防ぐためには、食物繊維を摂取した際にそこから生成する酪酸という成分が必要なのだが、現代人は食物繊維の摂取量が減ってしまったことで、腸の細胞に細かな穴が空いてしまう「リーキーガット」という現象になってしまうことが多い。それがひいては“疲れやすさ”にもつながってくる。


食物繊維、ヨーグルト、発酵食品などを意識して摂取した方が良い。






③環境


自然が健康には重要。※偽物でもインパクトがある。例えばPC画面越しに見る森などの自然の風景でも人間は癒される。


自然がなぜいいのか?⇒人間の3大感情システムが①興奮、②満足、③脅威なのだが、どうしても都市部での生活では①と③が刺激され過ぎていて、②が刺激されることは少ない。自然に触れ合うことで、この3つの感情システムがととのう。



健康でいるには友人がいることが重要であるが、1回に築ける友人は5人程度であることがわかっている。





④ストレス


「リアプレイザル」・・・感情を当て込む作業のこと。

⇒具体的には、緊張してきたときに「楽しくなってきた!」「ワクワクしてきた!」と自分に言い聞かせること。 人間の脳内において緊張の感情と興奮の感情は、どちらに解釈するかは脳次第である。




超正常刺激・・・自然界には存在しないものに対して本能が反射的に作動してしまう状態

⇒具体的にはポルノ・ジャンクフード・ブルーライト・・・





デジタル断食で健康体に、、、

⇒現代人はPCやスマホに振り回されすぎている







⑤価値

古代人の生きる意味はシンプルだった。それは「生きる産む育てる」。
しかし現代は価値観が多様化しすぎて生きる価値が見出しづらい・・・



自分の生きる価値を探求する自己問答
「もしすでに使い切れないほどの金を手に入れ、理想の仕事につき、毎日が幸福感に満ち溢れていて、誰からも尊敬されていたとしたら、私はどのように行動するだろうか?自分や他者との関わり方はどう変わるだろうか?」



人間が幸福を感じやすい4つの価値観
①自治・・・自分が人生をコントロールしている
②多様性・・・仕事や人間関係が多彩
③困難・・・人生に適度な難しさ
④貢献・・・他者の役に立つ  ←ここが特に重要!!








⑥死


畏敬の念を数多く体験した人ほど身体の炎症レベルが低い。

畏敬の念の代表的な先、①自然、②アート、③偉人








⑦遊び


遊びがなぜ必要なのか?

⇒人生のストレスに立ち向かい、ポジティブな感情を引き出す最良のリソースだから。 人生のあらゆるものを「遊び化」する必要性がある。




イフゼンプランニング

⇒「もしXが起きたら、Yをする」という形式で実行のタイミングをルール化してしまう。



「抜苦与楽」

⇒仏教用語、万物の苦しみを取り除き、安楽を与えること。簡単に言えば、自分はもちろん自分のために生きながら、他人のためにも生きよ。という意味。










本書の書き出しは以上ですーー




20万年の人類の歴史において、農業が初まったのが2万年前、逆に言えば人類史的に言えば、人類が米を食べ始めたのは最近であり、米を食べてなかった時代の方が圧倒的に長い。じゃあ人類が米を食べ始めたことによる、デメリットが何か?ミスマットとは何か?


こんな問いを理屈で説明してくれるのは、本書くらいなのかもしれませんね~






今日はそんな感じ~

ではでは(´∀`*)ノシ バイバイ


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