【読書感想文】 『なんでもホルモン 最強の体内物質が人生を変える』 伊藤裕
2020年4月12日 読書 コメント (2)
コロナの外出自粛で読書がはかどりますなぁ~(泣) (´;ω;`)
今回読んだのは、『なんでもホルモン 最強の体内物質が人生を変える』です。
今回は実際の書店でなくて、Amazonでテーマを検索して購入してみました。
・・・というのも、Amazonの影響でしょうね、、、おいらの自宅の最寄りの本屋が店を閉めるそうで、今後は本屋の店頭に出向く機会が減りそうだったので、今後の読書生活を維持するためにもネット経由で注文してみました・・・(;’∀’)
Amazonのページ
↓↓↓
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A7%E3%82%82%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%B3-%E6%9C%80%E5%BC%B7%E3%81%AE%E4%BD%93%E5%86%85%E7%89%A9%E8%B3%AA%E3%81%8C%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%82%92%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B-%E6%9C%9D%E6%97%A5%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E4%BC%8A%E8%97%A4-%E8%A3%95/dp/4022736070/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A7%E3%82%82%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%B3+%E6%9C%80%E5%BC%B7%E3%81%AE%E4%BD%93%E5%86%85%E7%89%A9%E8%B3%AA%E3%81%8C%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%82%92%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B&qid=1586676227&s=books&sr=1-1
ホルモン焼きのホルモンではないですよ~
人間の体調だったり感情だったり、大きく言えば人間の内面すべてを統括するホルモンに興味を持ったもんで。
筆者の伊藤さんは、ホルモンの専門家だけあって、この新書すんごい情報量。
そもそも様々な種類のあるホルモンのうち、世界で一番最初に発見したのは、1901年に日本の化学者、高峰譲吉によって、“アドレナリン”の存在だそうなんです。
それから現在の約100の間に、100種類以上のホルモンが発見されているそうです。
筆者いわく、「ホルモンとは興奮させてくれるもの」であり、極論人は興奮するために生きているとしています。
ここからは本作の中かから、自分の興味を持った部分を箇条書きで書きだしますね。
成長ホルモンが多く出すぎてしまう病、「先端巨大症」になるとゴリラ顔になり高血圧になり、がんになりやすい。
⇒ゴリラが身体が巨大なのは、成長ホルモンが人間よりも多く出ているからなんだろうと納得
逆に成長ホルモンが出なさすぎる病、「ラロン症候群」になると身長が伸びなくて、その名の通り成長しない、その代わりがん発生率は低く、長寿の傾向がある。
「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシン、母親にとってはこのホルモンがたくさん出ることで、自分の産んだ子どもを何者にも代えがたく思えるようになる。オキシトシンは「抱擁ホルモン」とも呼ばれていて愛する人との抱擁、セックス、キス、授乳・・・等の行為で分泌される。男性にオキシトシンを摂取させることで、「浮気防止ホルモン」としても効果がある。
男性ホルモンの仲間でバソプレッシンというホルモンは、男性的愛情表現の物質であり、これが多いオスは縄張り意識が高まり、攻撃性が高まり、表情がきつくなる。
男性ホルモンの量は薬指の長さで判断することができる。人差し指よりも薬指の方が長い男性は、男性ホルモンが多い証拠。
ここで少し言い訳なのだが、ホルモンは100種類以上あるうえに、男性ホルモンから筋力と関係があるテストステロンが作られたりと、単体である物質が出るというよりも、あるAという物質が分泌されるということは、その結果Bという物質が作られることも促進されたりして、ホルモンとは非常に奥が深い・・・
例えばタバコをやめた男性が、口元が寂しくなって食べることが多くなって太ってしまうという言い訳がよくあるが、、、
筆者のようなホルモンの専門家から言わせれば、、、
①タバコに含まれるニコチンの摂取が無くなる
↓
②男性ホルモンから女性ホルモンは生み出されるのだが、その転換する作業を促進させるアロマターゼの働き自体をニコチンは抑制する作用がある
↓
③結果としてタバコをやめた男性は女性ホルモンを多く分泌するようになる
↓
④女性ホルモンはエネルギーを脂肪として蓄積しようとする働きがある
↓
⑤タバコをやめた結果、太る
こういう流れらしい・・・ホルモン・・・実に奥が深い・・・(;゚д゚)ゴクリ…
男性・女性ともに更年期障害は存在する。しかし、変化の程度が男女別で差がある。
「女性は崖から落とされる感じ、男性は坂道を下る感じ」
女性の更年期で、女性ホルモン分泌が急減すると骨粗しょう症になりやすくなる。これは女性ホルモンがビタミンDの生成が減り、ビタミンDにはカルシウムの吸収を助ける作用があることが要因。
また女性ホルモンの急減により、男性化して“大阪のおばちゃん化”する。
女性ホルモンには血管を丈夫にする作用がある。これが男性よりも女性の平均寿命がずっと6.4歳ほど長い要因と思われる。
ストレスがたまるとたくさん分泌するコルチゾールは、内臓脂肪を蓄積させる効果がある。これはかつての人類のストレスの要因と言えば、その多くが食べ物がないという状態だったことからである。
本書のまとめとして、、、
①昼寝でもいいから、睡眠時間を何とか確保する
②夜はメールをチェックしない
③眠るときは部屋を真っ暗にする
④なるべく多くの人と握手する
⑤ペットを可愛がる
⑥時にはドキドキする勝負事にも挑戦する
⑦時々地図を見るようにする
⑧週末には「自分へのご褒美」スケジュールを入れる
⑨深呼吸をしてみる、大きくため息をついてみる
⑩体がポカポカするまで運動する
⑪ぬるめのお風呂に体ごとつかる
⑫天気の日は必ず一度は外出する
⑬「おなかが空いた」と思える時間を持つ
⑭おかずの品数はなるべく多くする
⑮発酵乳、野菜、ネバネバ食品を取るようにする
⑯困った問題は翌朝に持ち越す
⑰迷ったら周りの人と同じ行動をとってみる
⑱時には愚痴を思いっきり言ってみる
⑲毎日なるべく同じ時間には同じことをする
⑳三日坊主を恐れずにとにかくやってみる
そんな感じですね~
いやぁー本屋無くなるのほんとショック・・・(;’∀’)
ため息を大きくついてホルモンバランスを整えたいと思いますww
そんな感じでーーーす
ではでは( ´Д`)ノ~バイバイ
今回読んだのは、『なんでもホルモン 最強の体内物質が人生を変える』です。
今回は実際の書店でなくて、Amazonでテーマを検索して購入してみました。
・・・というのも、Amazonの影響でしょうね、、、おいらの自宅の最寄りの本屋が店を閉めるそうで、今後は本屋の店頭に出向く機会が減りそうだったので、今後の読書生活を維持するためにもネット経由で注文してみました・・・(;’∀’)
Amazonのページ
↓↓↓
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A7%E3%82%82%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%B3-%E6%9C%80%E5%BC%B7%E3%81%AE%E4%BD%93%E5%86%85%E7%89%A9%E8%B3%AA%E3%81%8C%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%82%92%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B-%E6%9C%9D%E6%97%A5%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E4%BC%8A%E8%97%A4-%E8%A3%95/dp/4022736070/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A7%E3%82%82%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%B3+%E6%9C%80%E5%BC%B7%E3%81%AE%E4%BD%93%E5%86%85%E7%89%A9%E8%B3%AA%E3%81%8C%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%82%92%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B&qid=1586676227&s=books&sr=1-1
ホルモン焼きのホルモンではないですよ~
人間の体調だったり感情だったり、大きく言えば人間の内面すべてを統括するホルモンに興味を持ったもんで。
筆者の伊藤さんは、ホルモンの専門家だけあって、この新書すんごい情報量。
そもそも様々な種類のあるホルモンのうち、世界で一番最初に発見したのは、1901年に日本の化学者、高峰譲吉によって、“アドレナリン”の存在だそうなんです。
それから現在の約100の間に、100種類以上のホルモンが発見されているそうです。
筆者いわく、「ホルモンとは興奮させてくれるもの」であり、極論人は興奮するために生きているとしています。
ここからは本作の中かから、自分の興味を持った部分を箇条書きで書きだしますね。
成長ホルモンが多く出すぎてしまう病、「先端巨大症」になるとゴリラ顔になり高血圧になり、がんになりやすい。
⇒ゴリラが身体が巨大なのは、成長ホルモンが人間よりも多く出ているからなんだろうと納得
逆に成長ホルモンが出なさすぎる病、「ラロン症候群」になると身長が伸びなくて、その名の通り成長しない、その代わりがん発生率は低く、長寿の傾向がある。
「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシン、母親にとってはこのホルモンがたくさん出ることで、自分の産んだ子どもを何者にも代えがたく思えるようになる。オキシトシンは「抱擁ホルモン」とも呼ばれていて愛する人との抱擁、セックス、キス、授乳・・・等の行為で分泌される。男性にオキシトシンを摂取させることで、「浮気防止ホルモン」としても効果がある。
男性ホルモンの仲間でバソプレッシンというホルモンは、男性的愛情表現の物質であり、これが多いオスは縄張り意識が高まり、攻撃性が高まり、表情がきつくなる。
男性ホルモンの量は薬指の長さで判断することができる。人差し指よりも薬指の方が長い男性は、男性ホルモンが多い証拠。
ここで少し言い訳なのだが、ホルモンは100種類以上あるうえに、男性ホルモンから筋力と関係があるテストステロンが作られたりと、単体である物質が出るというよりも、あるAという物質が分泌されるということは、その結果Bという物質が作られることも促進されたりして、ホルモンとは非常に奥が深い・・・
例えばタバコをやめた男性が、口元が寂しくなって食べることが多くなって太ってしまうという言い訳がよくあるが、、、
筆者のようなホルモンの専門家から言わせれば、、、
①タバコに含まれるニコチンの摂取が無くなる
↓
②男性ホルモンから女性ホルモンは生み出されるのだが、その転換する作業を促進させるアロマターゼの働き自体をニコチンは抑制する作用がある
↓
③結果としてタバコをやめた男性は女性ホルモンを多く分泌するようになる
↓
④女性ホルモンはエネルギーを脂肪として蓄積しようとする働きがある
↓
⑤タバコをやめた結果、太る
こういう流れらしい・・・ホルモン・・・実に奥が深い・・・(;゚д゚)ゴクリ…
男性・女性ともに更年期障害は存在する。しかし、変化の程度が男女別で差がある。
「女性は崖から落とされる感じ、男性は坂道を下る感じ」
女性の更年期で、女性ホルモン分泌が急減すると骨粗しょう症になりやすくなる。これは女性ホルモンがビタミンDの生成が減り、ビタミンDにはカルシウムの吸収を助ける作用があることが要因。
また女性ホルモンの急減により、男性化して“大阪のおばちゃん化”する。
女性ホルモンには血管を丈夫にする作用がある。これが男性よりも女性の平均寿命がずっと6.4歳ほど長い要因と思われる。
ストレスがたまるとたくさん分泌するコルチゾールは、内臓脂肪を蓄積させる効果がある。これはかつての人類のストレスの要因と言えば、その多くが食べ物がないという状態だったことからである。
本書のまとめとして、、、
①昼寝でもいいから、睡眠時間を何とか確保する
②夜はメールをチェックしない
③眠るときは部屋を真っ暗にする
④なるべく多くの人と握手する
⑤ペットを可愛がる
⑥時にはドキドキする勝負事にも挑戦する
⑦時々地図を見るようにする
⑧週末には「自分へのご褒美」スケジュールを入れる
⑨深呼吸をしてみる、大きくため息をついてみる
⑩体がポカポカするまで運動する
⑪ぬるめのお風呂に体ごとつかる
⑫天気の日は必ず一度は外出する
⑬「おなかが空いた」と思える時間を持つ
⑭おかずの品数はなるべく多くする
⑮発酵乳、野菜、ネバネバ食品を取るようにする
⑯困った問題は翌朝に持ち越す
⑰迷ったら周りの人と同じ行動をとってみる
⑱時には愚痴を思いっきり言ってみる
⑲毎日なるべく同じ時間には同じことをする
⑳三日坊主を恐れずにとにかくやってみる
そんな感じですね~
いやぁー本屋無くなるのほんとショック・・・(;’∀’)
ため息を大きくついてホルモンバランスを整えたいと思いますww
そんな感じでーーーす
ではでは( ´Д`)ノ~バイバイ
コメント
かなしみ
お気に入りのお店が無くなると、「もっとお金を落とせばよかった・・・」とかって後悔の念にさいなまれますよね~
しかし、もう時は戻せません・・・(-_-;) かなしみ・・・(´;ω;`)