【読書感想文】 『FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略』 ベンジャミン・ハーディ(著) 松丸さとみ(訳)
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今回読んだ本は、『FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略』です。


では早速冒頭に本著の結論を申し上げます、、、









意志力など糞の役にも立たないから頼るだけ無駄!!
自分を変えるためには「環境」を整えることが重要だっ!!!!






本書の最後の最後に書いてあって、この本の中に書いてあった数々の訴えを立証する事実となっていることとして、著者のベンジャミン・ハーディ氏は11歳のときに両親の離婚を経験し、その後ゲームとPCとマウンテンデュー漬けの生活をしていたときに、ふと始めたランニングをきっかけに、自分を決定づけているのは周囲の環境であると気づき、環境を変化させて・・・著者の言葉で言えば、成功せざるを得ない環境に自分を追い込んで、自分を変えてきている人です。




正直なところ、この本の読み始めは退屈でした・・・



だって、意志力は意味がない、自分を構成するのは「環境」だという持論が正しいとする、事例の紹介や訴えが延々と続くんですもん・・・









はやくおいらの求めている様な・・・



科学的な研究によって、人間は〇〇をするときは△△の傾向が判明したっ!!



みたいなやつ始まんないかなぁ~って待っていたんですけどねw






けど、この本の中盤辺りまで読んできてわかってきました。

何がって言うと、この本は数多くの科学的な研究データを基に、私たちにより良い生き方・考え方を提示してくれるというよりも、、、





挫折から立ち上がり、成功するまでに至ったベンジャミン・ハーディという一人の著者自身の生き方・考え方の証明をするための本なのだと






その分、凝り固まった思想が多いのかもしれませんが、本著中で指し示している成功法則は、世間で認知されている行動経済学などの裏付けがあり、全然納得できます。

ベンジャミン・ハーディ氏の人生逆転劇に拍手喝采です!!




・・・少なくとも、この本の前に読んだ本がイライラをこれほどにも掻き立てる本がこの世にあるものなのかぁっ!?と感じた本だったのでねwww

あの本の後に読んだ本ならば、どんな本でもノーベル文学賞並の感動を感じられますねw


前回読んだ本の文句はこれくらいにして、本著の内容で興味を持った部分を書き出していきますね。








・あなたの世界観・信念・価値観はあなたの中から湧いてきたものではない、あなたの周囲にあった「外からやってきた」もの




・環境を自らの手で形作ることで、自分の考えや行動も間接的に形作っていくことになる。





・歴史家ウィリアム・デュラント曰く、、、
歴史とは「偉大な人物」によって作られるものではなく、「困難な状況」によって作られる。

⇒歴史を作る最も大事な要素は「必然性」






講演家ジム・ローン曰く、、、
「人は、一緒に過ごす時間がもっとも長い5人を平均した人物である」









・数百年後、今の時代の歴史が長期的な視点から書かれるとき、歴史家がもっとも重要視する出来事は、インターネットでもテクノロジーでもない、人類の環境が過去にないほど変化を遂げたという点だ。







・現代において、ほとんどの人のドーパミンレベルは崩壊寸前で、短期的なドーパミンの放出に中毒になっている。

⇒環境を自分でコントロールしない限り、めちゃくちゃな人生が初期設定になってしまう。










・ザ・ビートルズの作曲方法

⇒①複数の文化から新しい影響を取り入れていた
②そしてただ混ぜ合わせるのではなく、系統立てたコラボレーションをしていた

※ジョン・レノンとポール・マッカートニーの切磋琢磨をする環境がそこにはあった。2人以上が目標を決めて全力を出すと、1+1=2以上のものが生まれる。










※以下、著者の一番の主張の部分
自分が意図した通りに行動を起こして物事を実現できるように、自分自身に強制的に何らかの状況を課すことが重要。《強制機能》


⇒その状況にするためには・・・
①多くを注ぎ込む(お金、時間、気持ち・・・)
②「社会的なプレッシャー」がある
③低いパフォーマンスには「高い代償」を求められる
④逆境がある
⑤目新しさがある








Q.どうすれば100%全力で打ち込めるか?
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A.自身を逃げるよりも目標達成に向かって進む方が楽になるポイント
《機能不能点》に追い込む。

⇒具体的には集中力散漫になる要因のスマホを自分から引き離す、その引き離し方ももう手に取れないほどの距離感で引き離す(職場に行くときには自宅においてくる、仕事用のスマホ・PCは週末自宅に持ち帰らない等)。
そして極めつけは著者の方法で、何かと言うと自宅に養子を招くことで、家族を養っていなけれいけないという状況に自分を追い込んだ。
その他にも仕事でノートパソコンを持ち出すときには、敢えてコンセントケーブルを忘れていくことで、外出先での仕事を充電時間内に終えないといけないという状況に持ち込む。
仕事の途中経過の時点で、周囲に期待をさせるような発表をすることで、自身が努力せざるを得ない環境に追いやる等々。











以上~~♪♪


とりあえず、おいらは簡単ドーパミン生成器のスマホを見る回数を減らすために、おいらがスマホを手にするたびにムチを叩いてくれる女王様を急募しますっww!!




今日はそんな感じでーーーす

ではでは~(ヾ(´・ω・`)

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