今回読んだのは、久しぶりに経済学の著書、経済学と言っても今回の『不道徳な経済学 ~転売屋は社会に役立つ~』は、数式などまったく出てこないし、サブタイトルにもあるように、転売屋は社会の役に立っていると持論を展開したり、それ以外にも、売春婦、女性差別主義者、麻薬密売人、シャブ中、恐喝者、学問の自由を否定する者、満員の映画館で「火事だ!」と叫ぶ者、悪徳警察官、偽札作りをする者、どケチ、闇金融、慈善団体に寄付しない冷血漢・・・等々、私たちが通常好感を持っていない職業の人間に対して、著者のウォルター・ブロック氏は断固として正しいという持論展開をしていくのが本著です。
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「いやいや、そんな職業群の人たちを肯定するなんて、トンでもない変な理論展開を延々としている本なんだろう」と思った方は、早計ですよ~!!
理屈は徹頭徹尾に至って、筋が通っています!!!
というのも大前提があって、この本自由原理主義(リバタリアン・リバタリアニズム)と言われる主義に則って書かれております。
この自由原理主義(※以下、リバタリアンと記載)どう主張をしているかと言うと、「自由」を至上のものとし、国家の機能を可能な限り縮小して市場原理による社会の運営を理想としています。
これはよく聞く「自由主義(リベラル・リベラリズム)」と呼ばれる人たちとは、まったく別のものです。
本著の冒頭で、訳者の橘玲さんが、日本人には馴染みの無い「リバタリアン」を丁寧に解説してくれているのも、この著書の非常に優れた点です。
そこでの内容を引用しますと・・・
リバタリアン⇒ひとは自由に生きるのがすばらしい
と考えるのに対して・・・
リベラル⇒ひとは自由に生きるのがすばらしい。しかし平等も重要だ。
としています。
逆に言えば、リバタリアンは平等は重要視しないということです。
だから、本著の中で紹介される、社会的に好ましく思われていない職業の方々は、本著の中においては全肯定をされておりますが、それを肯定する前提があるということを知っておかないと、イチイチ自分の中で「いや!それは違う!!」という否定の念が出てきてしまうのでお伝えしておきますね。
その前提条件とは3つ、、、
①「不道徳な人」は暴力をともなう悪事を働いていない。
②実質的に「不道徳な人」は社会に利益をもたらしている。
③もし「不道徳な人」の行為を禁じるならば、私たちが被害を被ることになる。
以上です。
特に重要だと思ったのが、①の部分なんですが、「不道徳な人」は暴力は働きませんが、私たちの常識としている法律には背きます。以下、全部ではありませんが、本著で数々紹介されている「不道徳な人」を肯定する内容を要約していきますが、コメント欄において「それ法律違反だからあり得ないでしょ!!」みたいなことを言うのはぜひおやめ下さい。そもそもリバタリアンの方々は国家だったり公的なものの存在を否定する主義なんで、そこのところよろくお願いします(>人<;)
●売春婦
まず最初は売春婦です。個人的には大歓迎です!!・・・という持論は置いといてw
リバタリアンにとって売春とは、「金銭を介した性的サービスの自発的な取引」と定義されます。ここで重要なのはこの取引の本質は自発的取引ということ。
世間で売春禁止に熱心なのは、この取引に直接関係がない「第三者」であるということを知るべきだと著者は言います。
売春婦も、その売春婦を買う男性も、、、この取引に関係する人間は一切この行為を禁止して欲しいとは言っていません。
ここでリバタリアンの究極の持論が展開されます・・・
そもそもデートも結婚も突き詰めて考えれば、売春と同じ取引形態じゃないですか!?と、
恋愛から学問にいたるまで、人間同士の自発的な関係はすべて取引が行われているじゃないか!?と
確かに確かに、、、男女の交際で男性が女性をデートに誘い、ディナーを食べに行く、、、これって男性側からすれば、ぶっちゃけその後のセックスに行き着ければいいと思って、誘ってますよね?
もっと極論、学生が勉強のための参考書を本屋でお金を払って買うことって、自分の持っているお金を支払うことで、知識を得ようとする交換行為であって、自分の持っているお金を支払って、セックスでの快楽を得る売春での取引行為となんら変わらないですよね!?
そして最後この結論に至ります・・・
この世の全ての取引は、セックスの有無にかかわらず売春の一形態である。
本著の理論展開はこんな感じですw
お分かりいただけましたでしょうか??
続けますね・・・・
●女性差別主義者
というわけでリバタリアンにとって売春自体は“正しいこと”なので、売春禁止法は売春婦の日々の糧を得ることを妨げるので、女性差別法と定義されます。
その他にも米国では州によっては、女性の中絶が禁止されているのですが、リバタリアン的にはこの中絶禁止法は、国家により女性の自己所有権を奪い、奴隷並みの扱いをしており、女性差別の法だとしています。
リバタリアンはこの国家による強制を忌み嫌います、なぜならば国家は市民から徴収した税金を使って、市民に責任を押し付けて差別を行ってくると考えているからです。
リバタリアンが一番大事とする「自由」からは程遠いのです。
そしてそんあリバタリアンにとっては、男女雇用機会均等法もはたらく女性の人生に破壊的な影響を及ぼすことになるとしています。
それはこんな理屈です
①男女雇用機会均等法で、男性社員も女性社員も同じ給料に企業はしないといけない
↓↓↓
②女性は出産で途中で産休に入ったり、会社を辞めてしまう確率が、男性社員より高い。
↓↓↓
③費用対効果を考えて、女性社員を雇用するよりも男性社員を雇用しようと企業は考える。
よって、男女雇用機会均等法によって男性社員と女性社員の差別が高まるとするのです。
なんとも納得。
でもってこの項目の最終極論はこんな感じです・・・・
そもそも、忘れてませんか?
わたしたちはいつも差別していることってことを。
歯磨きを買うのにだって、お菓子を買うのにだって、「私のお気に入りは〇〇で、こっちの△△はあんまり好きじゃない」ってのがありますよね?
ファンタよりもコーラが好きな人に対して、「それは差別だ!ファンタ&コーラ購買機会平均法が世の中には必要だ!!」とは、ならんよね~って話。
●ダフ屋
疲れてきました・・・w 「不道徳な人」は冒頭紹介したように、本著の中ではたくさん紹介されておりますが、このダフ屋で終わりにしたいと思います(^_^;)
ダフ屋が肯定される理由なんですが、、、
見方によっては、ダフ屋は下層階級や中産階級、ひいては富裕層まで助けているという理由です。
これはどういった事かというと、ダフ屋は貧しい人々に仕事を与え、忙しくて列に並ぶ時間のない中産階級・富裕層のためにチケットの購入代行をしていると考えられるからです。
まず、貧しい人で代表的な無職な人たちは暇な時間をあるはずなので、チケット購入のために並ぶ時間があるわけなので、ダフ屋をして生計を立てられることになるわけです。ダフ屋は無職の人たちにはうってつけですね。
そして、今度は中流層と富裕層に対してですが、ダフ屋はこの層の人間に対して、本来仕事をしていることで、チケット購入の列に並ぶ時間の無いこの層に対して、チケットの購入代行として機能することで役に立っているとされるわけです。
富裕層は召使に頼んで、チケット購入をしてもらえばいいかもしれませんが、その召使の給料を払うよりも、ダフ屋からのチケット購入費用の方が、安価で手に入ることになるだろうとも、ご丁寧に付け加えられています。
冒頭書いたように、そのほかにも「不道徳な人」は数々紹介されておりますので、興味がある方は実際の本をどうぞ~♪♪
この本の原著は、1976年に出版された本で、橘玲氏による翻訳した本書も、ずっと以前に出ているそうなのですが、今回おいらが購入して読んだのは、橘玲氏の解説をリニューアルして最近出版されたもののようです。
この本のすばらしいところは、翻訳というよりも、訳者の橘氏も書いてあるように、リバタリアンの主義主張に馴染みのない日本人でも理解できるように、超訳をしているという点に尽きます。
米国大統領に、トランプという日本人から見ればトンでもない人物が就任することになったのも、米国では一定数リバタリアンの様な極端な主張をする人間がいるという証拠なのでしょう。
そして困ったことに、上記3例しか挙げられませんでしたが、リバタリアンの主義主張は倫理観からの批判はいくらでも出来ますが、理論としての批判は困難を極めるという点も重要です。
同じ国の国民であっても、ここまで共和党と民主党で相反する考え方であるという理解を本質の面で理解をすすめてくれる良著だと感じました。
今回は以上ですーーー
ではでは(ヾ(´・ω・`)
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理屈は徹頭徹尾に至って、筋が通っています!!!
というのも大前提があって、この本自由原理主義(リバタリアン・リバタリアニズム)と言われる主義に則って書かれております。
この自由原理主義(※以下、リバタリアンと記載)どう主張をしているかと言うと、「自由」を至上のものとし、国家の機能を可能な限り縮小して市場原理による社会の運営を理想としています。
これはよく聞く「自由主義(リベラル・リベラリズム)」と呼ばれる人たちとは、まったく別のものです。
本著の冒頭で、訳者の橘玲さんが、日本人には馴染みの無い「リバタリアン」を丁寧に解説してくれているのも、この著書の非常に優れた点です。
そこでの内容を引用しますと・・・
リバタリアン⇒ひとは自由に生きるのがすばらしい
と考えるのに対して・・・
リベラル⇒ひとは自由に生きるのがすばらしい。しかし平等も重要だ。
としています。
逆に言えば、リバタリアンは平等は重要視しないということです。
だから、本著の中で紹介される、社会的に好ましく思われていない職業の方々は、本著の中においては全肯定をされておりますが、それを肯定する前提があるということを知っておかないと、イチイチ自分の中で「いや!それは違う!!」という否定の念が出てきてしまうのでお伝えしておきますね。
その前提条件とは3つ、、、
①「不道徳な人」は暴力をともなう悪事を働いていない。
②実質的に「不道徳な人」は社会に利益をもたらしている。
③もし「不道徳な人」の行為を禁じるならば、私たちが被害を被ることになる。
以上です。
特に重要だと思ったのが、①の部分なんですが、「不道徳な人」は暴力は働きませんが、私たちの常識としている法律には背きます。以下、全部ではありませんが、本著で数々紹介されている「不道徳な人」を肯定する内容を要約していきますが、コメント欄において「それ法律違反だからあり得ないでしょ!!」みたいなことを言うのはぜひおやめ下さい。そもそもリバタリアンの方々は国家だったり公的なものの存在を否定する主義なんで、そこのところよろくお願いします(>人<;)
●売春婦
まず最初は売春婦です。個人的には大歓迎です!!・・・という持論は置いといてw
リバタリアンにとって売春とは、「金銭を介した性的サービスの自発的な取引」と定義されます。ここで重要なのはこの取引の本質は自発的取引ということ。
世間で売春禁止に熱心なのは、この取引に直接関係がない「第三者」であるということを知るべきだと著者は言います。
売春婦も、その売春婦を買う男性も、、、この取引に関係する人間は一切この行為を禁止して欲しいとは言っていません。
ここでリバタリアンの究極の持論が展開されます・・・
そもそもデートも結婚も突き詰めて考えれば、売春と同じ取引形態じゃないですか!?と、
恋愛から学問にいたるまで、人間同士の自発的な関係はすべて取引が行われているじゃないか!?と
確かに確かに、、、男女の交際で男性が女性をデートに誘い、ディナーを食べに行く、、、これって男性側からすれば、ぶっちゃけその後のセックスに行き着ければいいと思って、誘ってますよね?
もっと極論、学生が勉強のための参考書を本屋でお金を払って買うことって、自分の持っているお金を支払うことで、知識を得ようとする交換行為であって、自分の持っているお金を支払って、セックスでの快楽を得る売春での取引行為となんら変わらないですよね!?
そして最後この結論に至ります・・・
この世の全ての取引は、セックスの有無にかかわらず売春の一形態である。
本著の理論展開はこんな感じですw
お分かりいただけましたでしょうか??
続けますね・・・・
●女性差別主義者
というわけでリバタリアンにとって売春自体は“正しいこと”なので、売春禁止法は売春婦の日々の糧を得ることを妨げるので、女性差別法と定義されます。
その他にも米国では州によっては、女性の中絶が禁止されているのですが、リバタリアン的にはこの中絶禁止法は、国家により女性の自己所有権を奪い、奴隷並みの扱いをしており、女性差別の法だとしています。
リバタリアンはこの国家による強制を忌み嫌います、なぜならば国家は市民から徴収した税金を使って、市民に責任を押し付けて差別を行ってくると考えているからです。
リバタリアンが一番大事とする「自由」からは程遠いのです。
そしてそんあリバタリアンにとっては、男女雇用機会均等法もはたらく女性の人生に破壊的な影響を及ぼすことになるとしています。
それはこんな理屈です
①男女雇用機会均等法で、男性社員も女性社員も同じ給料に企業はしないといけない
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②女性は出産で途中で産休に入ったり、会社を辞めてしまう確率が、男性社員より高い。
↓↓↓
③費用対効果を考えて、女性社員を雇用するよりも男性社員を雇用しようと企業は考える。
よって、男女雇用機会均等法によって男性社員と女性社員の差別が高まるとするのです。
なんとも納得。
でもってこの項目の最終極論はこんな感じです・・・・
そもそも、忘れてませんか?
わたしたちはいつも差別していることってことを。
歯磨きを買うのにだって、お菓子を買うのにだって、「私のお気に入りは〇〇で、こっちの△△はあんまり好きじゃない」ってのがありますよね?
ファンタよりもコーラが好きな人に対して、「それは差別だ!ファンタ&コーラ購買機会平均法が世の中には必要だ!!」とは、ならんよね~って話。
●ダフ屋
疲れてきました・・・w 「不道徳な人」は冒頭紹介したように、本著の中ではたくさん紹介されておりますが、このダフ屋で終わりにしたいと思います(^_^;)
ダフ屋が肯定される理由なんですが、、、
見方によっては、ダフ屋は下層階級や中産階級、ひいては富裕層まで助けているという理由です。
これはどういった事かというと、ダフ屋は貧しい人々に仕事を与え、忙しくて列に並ぶ時間のない中産階級・富裕層のためにチケットの購入代行をしていると考えられるからです。
まず、貧しい人で代表的な無職な人たちは暇な時間をあるはずなので、チケット購入のために並ぶ時間があるわけなので、ダフ屋をして生計を立てられることになるわけです。ダフ屋は無職の人たちにはうってつけですね。
そして、今度は中流層と富裕層に対してですが、ダフ屋はこの層の人間に対して、本来仕事をしていることで、チケット購入の列に並ぶ時間の無いこの層に対して、チケットの購入代行として機能することで役に立っているとされるわけです。
富裕層は召使に頼んで、チケット購入をしてもらえばいいかもしれませんが、その召使の給料を払うよりも、ダフ屋からのチケット購入費用の方が、安価で手に入ることになるだろうとも、ご丁寧に付け加えられています。
冒頭書いたように、そのほかにも「不道徳な人」は数々紹介されておりますので、興味がある方は実際の本をどうぞ~♪♪
この本の原著は、1976年に出版された本で、橘玲氏による翻訳した本書も、ずっと以前に出ているそうなのですが、今回おいらが購入して読んだのは、橘玲氏の解説をリニューアルして最近出版されたもののようです。
この本のすばらしいところは、翻訳というよりも、訳者の橘氏も書いてあるように、リバタリアンの主義主張に馴染みのない日本人でも理解できるように、超訳をしているという点に尽きます。
米国大統領に、トランプという日本人から見ればトンでもない人物が就任することになったのも、米国では一定数リバタリアンの様な極端な主張をする人間がいるという証拠なのでしょう。
そして困ったことに、上記3例しか挙げられませんでしたが、リバタリアンの主義主張は倫理観からの批判はいくらでも出来ますが、理論としての批判は困難を極めるという点も重要です。
同じ国の国民であっても、ここまで共和党と民主党で相反する考え方であるという理解を本質の面で理解をすすめてくれる良著だと感じました。
今回は以上ですーーー
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コメント
確かに自分の中の一部を封印してから読まないと無駄なストレスを抱え込みそうな本ですね。それができる自信がないので手を出すことはなさそうですけど、楽しめる人はめっちゃ楽しめそうです
むしろ差別するような頭悪い人だから貧しくなると本気で信じています。
経済的な不平等は解消されず、ポリコレのためにここで書かれているような不利益を被るくらいなら、リバタリアンじゃなくてもトランプや安倍を支持するのが庶民や貧困層にとって合理的な選択になってしまうんですよね。
やつらがいなければその分安く買えるだけであり、別に貧乏人の雇用にもなっていませんから
そうですね、そもそもこの本の正しい読み方って、どんなものになるのか・・・? 考えてしまいますねw
読んでる間、ずっと「それ、違うだろ」って思っててもストレス溜まるだけですし、完全にこの本に書いてある内容に感化されても、世間では“変人”扱いになるだけでしょう・・・
おいらは楽しめましたよ、理屈馬鹿なのでw とりあえずリバタリアンの理屈のもって行き方が豪快・爽快・驚愕なもので、それを楽しむって感じでした。
>>シグマさん
そうですね~政治的見解に関しては、ネット上でどうこう言うのは個人的に不本意なので、事実だけをお伝えしたいと思いますが、日本において現在の野党が与党になったところで、日本の政治が根本の部分から大きく変わるとは思われていない気運が国内にあると思いますね~
だからこその、消去法の自民党なのかなぁ~っと、ここで「いやそれは違う」ってのは無しにしてくださいねw
あくまで世間がそう見ているようにおいらが思っているだけですので~
日本がそういう状況に対して、米国はすごいですよね~
共和党と民主党でやっていることが真逆の部分が多いので、与野党逆転で国内の政策は間違いなく激変しますので、それで経済的格差が是正されるかどうかはあやしいところですが・・・
>>ハリーさん
そうですね、チケットに関してはダフ屋対策がネットを介することで、かつてよりも徹底されてきており、この著書の通りにはなっていない部分も出てきておりますね。(※ちなみに原著は1976年出版)
しかし、チケットだけに限らず、身近な話ならば、ここもとの新型コロナウィルスでのマスクや消毒液での転売においても、この理屈は通じるのでしょうね。
結局“転売屋”という稼業は、どんな時代も無くならないんですよね。